食人鬼が支配する世界で、自分達が食用に育てられた存在であることを知った少女、エマたちが生き残ることを目指す物語である約束のネバーランド。
2020年に原作は完結しましたが、2020年12月に実写版映画が上映予定で、2021年1月からはアニメ第二期の放送も控えている、大ヒット作品です。
今回は、これまでに用意した約束のネバーランドの記事をまとめてみました。
この記事を読めば、約束のネバーランドのキャラクターや設定について理解できます!
各記事へのリンクも入っていますので、より詳しい説明を知りたい方は、リンク先の記事も読んでくださいね!
もくじ:好きなところに飛べます
約束のネバーランドのストーリーに関する考察&解説
約束のネバーランドの脱走方法を解説!
自分達が鬼の食料にされるために育てられている食用児であることを知ったエマたちが、生き延びるための作戦を練り、試行錯誤の果てに農園から脱出を果たすまでがアニメ第一期のストーリーです。
農園は高い洞察力を持つイザベラに支配されていましたが、エマたちはイザベラとの知恵比べの結果、脱出に成功します。
農園で育てられたエマたちは鬼にとって高級食材であり、イザベラも、農園を支配している鬼たちも、エマたちの品質を落とさないよう、大事に扱わなければなりませんでした。この点を利用して、エマは自分の命を盾にすることで脱出に成功したのでした。
しかし年少の食用児達は外の世界に出ても厳しい環境に耐えられないと思われたため、エマは断腸の思いで彼らを置いて行きました。年少者は食材にされるまでに猶予があることを見抜いていたため、それまでに戦力を整えて舞い戻り、彼らを救うことにしたのです。
脱走時の詳しい流れについては、こちらの記事で解説しています。
約束のネバーランドの設定に関する考察&解説
約束のネバーランドの出荷の意味や基準は何?
約束のネバーランドの序盤で語られる「出荷」という言葉は、農園の中で育てられていた食用児が、鬼の食材になるため、殺されて農園から運び出されることを指す表現です。
食用児たちは当然、このことを知らされておらず、自分達がいる農園も孤児院のようなものだと理解しています。
「出荷」時は外の家庭に養子にもらわれることが決まったという口実で外へ連れて行かれるのです。
農園では0歳~11歳の食用児が食用児が育てられており、出荷されるのは6歳になってからです。
毎日実施されているテストで成績の悪い食用児は早い段階で、成績優秀者も12歳の誕生日までには出荷されます。
鬼たちは人間の脳を重視しているらしく、成績優秀者ほど高級食材と見なされているようです。
食用児たちの身体には番号が刻印されています。番号の意味や法則などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
約束のネバーランドの鬼の殺し方や寿命はある?
そうだ、てて始めてリッパーおじ見た時にすんごい既視感あったんだけど正体わかった
約束のネバーランドに出てくるレウウィス大公だ
シチュエーションも似てるし強敵だよね pic.twitter.com/TS6mkdRmCI— 赤舟⚡︎💙🍙 (@Shellboy77) July 15, 2019
食人鬼は、ただ恐ろしい敵というだけではなく、物語の中で重要な役割を果たす存在です。
鬼は人間に比べると優れた身体能力を誇り、手足が欠損しても再生することも可能です。
完全に殺すためには頭部にある核を破壊しなければなりません。
寿命も長く、長寿の鬼の中には千年以上生き続けている者もいるようです。
人間の肉を必要とする鬼はかって人間と激しい戦いを繰り広げていましたが、最終的に
人間側と「約束」を交わして世界を二つに分け、争いを収めました。
実はこの物語の舞台は、人間の世界ではなく、鬼側の世界だったのです。
こちらの世界に居る人間は、ごく少数の例外を除いて、鬼が食用にするために繁殖させている人間ばかりなのです。
鬼の中にも人間の世界と同じような身分制度があり、貴族階級の鬼たちは、養殖した
食用児たちを管理することで下層階級の鬼たちを支配しているのでした。
鬼と人間が交わした約束と、鬼の世界の支配体制については、こちらの記事で解説しています。
約束のネバーランドの鬼が人間を食べる理由は?
食人鬼は人間の肉を好みますが、ただ好みの問題だけで人肉を食べるわけではありません。
基本的に、鬼は人間を食べ続けなければ、知性が退化してしまうのです。
鬼は他の生物を食べてその性質を取り込むことができる生物なのです。容姿がバラエティに富んでいたり、人間同様の知性を持っていたりするのもそれらの特性を取り入れているからです。
かって人間と争っていた鬼は、人間と「約束」を結んだ結果、鬼たちの世界で暮らすようになりました。
その際、鬼側の世界に取り残された人間を捕まえて、以降は食用児として育てているのです。
人肉を食べられない鬼はどんどん退化してしまいますが、退化を食い止める別の方法も発見されています。
鬼の特性と、体質については、こちらの記事で詳しく説明しています。
約束のネバーランドのキャラクターの考察&解説
エマ
約束のネバーランドのエマがうざいし嫌い?
物語の主人公、エマはどんな局面でも希望を失わない前向きな性格の持ち主ですが、
読者の一部からは考え方が理解できない、嫌いだという意見もしばしば挙がっています。
これはエマが博愛主義者であると同時に、合理主義者だからです。
エマは仲間や知り合った人々の命を何よりも大事に考えますが、同時に仲間達を食材に
していた鬼に対しても、深い恨みを抱くことがありません。今まで以上に犠牲を出さないのなら、鬼と手を結んでもいいと考えています。その辺りの割り切り方が一部の読者からは不気味に見えるため、「サイコパス」等と呼ばれるようになってしまったのです。
エマの考え方については、こちらの記事で詳しく説明しています。
約束のネバーランドのエマの両親は誰?
本編に登場する人間の大半は、食料にするために農園で育てられてきた『食用児』です。
食用児を世話する『ママ』やその補佐役である『シスター』は、その地位に就く前に、子供を妊娠・出産することを強いられている描写があることから、エマの母親もこういったシスターかママだった可能性が高いように思われます。
父親については、物語の中で人工授精を行っているような絵が出てくるため、保管している精子を使って母親を妊娠させている可能性があります。そのため父親については全く手がかりがありません。
また、エマと同じ農園にエマにそっくりな赤ん坊、キャロルがいますが、エマは品質を高く評価されている食用児なので、エマのクローンとして生み出されたのかもしれません。
なお、エマたち食用児の先祖は、物語の千年前に、罠にかけられて食用児にされた人々だったようです。
エマたち食用児のプロフィールについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
コニー
約束のネバーランドのコニーの出荷理由はなぜ?
コニーは主人公のエマたちが、自分達のことを食用児だと知るきっかけを作った少女です。
彼女は食用肉とするため殺されてしまったのですが、その前にいつも抱えていたぬいぐるみを忘れていたことから、エマたちに食用児の事実を知らせる結果を生みました。
食用児の価値は脳の優秀さで決まるのですが、コニーは農園内で実施されていたテストの成績があまりよくなかったことから、エマたちより年少であるにも関わらず、先に「出荷」されてしまったものと思われます。
コニーの死体には、赤い花が突き刺さっていました。これは鬼たちが食物の血抜きに使用するためのものです。
コニーが殺されることになった詳しい経緯については、こちらの記事で説明しています。
クローネ
約束のネバーランドのクローネが殺された理由は?
クローネはこの作品の人気キャラクターの一人で、食用児たちを飼育する飼育監・イザベラの補佐役として物語に登場しました。
しかし上役のイザベラに反逆を企て、彼女を追い落とそうとしたために、イザベラに敗れ、殺害されてしまいます。
クローネはイザベラを失脚させるための切り札として、重要な事柄が記されたメモを手に入れていました。このメモには、食用児の一人、レイがイザベラの実子である事実が記されていたと思われます。
けっきょく始末されてしまったクローネですが、農園からの脱走を試みるエマたちに対して、脱出の手助けになるアイテムを遺してくれました。
なおアニメ版のクローネは、原作には出てこなかった謎の人形を持ち歩いており、その意味について、視聴者はあれこれ推測することになりました。
人形やクローネの詳しいプロフィールについては、こちらの記事で考察しています。
イザベラ
【小説第2弾発売!】
『約束のネバーランド』小説第2弾、
コミックス12巻と同時2019年1月4日(金)に発売決定!!今作では、イザベラ、クローネの秘められし過去が解禁…!!
カバーデザインやあらすじ等の続報は、追ってお知らせしていきます。
お楽しみに!!#約ネバ#約束のネバーランド pic.twitter.com/uyAt5EGLI6— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) December 3, 2018
約束のネバーランドのイザベラの結末が切ない?
物語の中でエマたちに「ママ」と呼ばれているイザベラは、エマたち食用児を育てる農園の責任者の一人であり、食用児を健やかに育てた後、鬼用の食材として送り出す役割を担っていました。物語の中でも重要なキャラクターであり、高い存在感と人気を得ています。
イザベラ自身も元・食用児で、本来なら食用に出荷されてしまうところが、優秀さを評価されて責任者に抜擢されています。
物語前半では、農園からの脱出を試みるエマたちと頭脳戦を繰り広げましたが、駆け引きに敗れ、大勢の食用児の脱走を許してしまいました。
その後、責任を取らされて殺害されたと思われていたイザベラでしたが、物語終盤で「ママ」より上の責任者である「グランマ」に抜擢されていたことが判明します。
そして最終的に、エマたちに味方することを選んで、農園を陥落させるのでした。しかしその直後に鬼の襲撃からエマをかばい、命を落としてしまいます。
エマたちを管理していたイザベラが、味方になることを決意するまでの心の移り変わりについては、こちらで解説しています。
フィル
約束のネバーランドのフィルのその後は生きてる?
フィルはエマたちと同じ農園で、鬼の食材にされるために育てられていた食用児の一人です。
四歳の幼児にも関わらず、年長のエマたちに匹敵するほどの知能を持つ天才児でした。
農園を脱出する際、エマたちは園に残して行くしかなかった年少の子供達の中で、とくにフィルを信頼して、留守番を任せていたくらいです。
天才や秀才が大勢登場する本作ですが、フィルの早熟さは群を抜いています。そのため大勢の読者から、何か秘密があるのではという考察の対象になってきました。
しかし連載が終了した時点でも、フィルの秘密は明らかにされることはありませんでした。
物語の最後では他の食用児と共に鬼が支配する世界を逃れて、人間の世界で暮らしていることが明らかになっています。
フィルに関する様々な推測・考察についてはこちらで解説しています。
アダム
約束のネバーランドのアダムの正体や消えた理由は?
アダムは 食人鬼の貴族が作り上げた実験施設で、実験材料にされていた少年です、
実験の結果、人間離れした体格とパワーを持っています。
農園を脱出した後のエマが、鬼の貴族達が食用児を使って狩りを楽しんでいる狩場に捕らわれてしまった際、心強い味方になってくれました。
アダムは基本的に会話をすることができず、ひたすら番号を呟いています。彼が呟いていた番号は、農園で育てられた食用児に付与される識別用の番号で、その番号はエマも知っている食用児のものでした。
アダムがその番号を口にしていたのは、実験の副作用で死が近づいていた食用児たちを助けるための手がかりにするためだったと思われます。
アダムの番号の意味と、彼が持っていた重要な特性については、こちらの記事で解説しています。
ムジカ
約束のネバーランドのムジカは何者でペンダントの効果は?
ムジカは食用児を育てる農園から脱走に成功したエマたちが、最初に友達になった鬼の少女です。その血に特別な力を秘めています。
ほとんどの鬼が人間を食事にしている中で、ムジカは一度も人を食べたことがありません。
基本的に鬼は、人間を食べないと知性や身体能力が退化してしまうのですが、ムジカやムジカの血を飲んだ鬼は、体質が変化して人を食べる必要がなくなります。
支配階級の鬼たちは、人肉の流通を管理することで鬼の社会を支配していました。彼らにとって邪魔な存在だったムジカは迫害され、各地を転々としていたのです。
エマと友達になったムジカは、鬼の食料になることがない世界へ脱出することを目指していたエマたちに、願いをかなえるために向かうべき場所と、その場所で必要となるペンダントを与えました。
ムジカとエマの関わりについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
『約束のネバーランド』のアニメ&漫画を無料で見る&安く買う方法
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まとめ
約束のネバーランドのまとめ記事はいかがだったでしょうか?
間もなく実写映画とアニメ第二期が始まる本作品ですが、基本的な設定を理解しておくことでより深く楽しむことができるはずです!