『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に登場したクリーデンス・ベアボーンがまたしても登場しますね。
さらに、グリンデルバルドはなぜかクリーデンスにこだわっており、イギリス魔法省もクリーデンスがグリンデルバルドの手に渡る前に殺そうとします。
なぜそこまでクリーデンスにこだわるのか?
結局クリーデンスって何者なの?
と疑問に感じる方も多いですよね。
という方のために、今回はファンタビシリーズのクリーデンスの正体や、本当にダンブルドアの弟なの?などについて詳しく解説していきます!
もくじ:好きなところに飛べます
クリーデンス・ベアボーンとは?
まずは、クリーデンス・ベアボーンがいったいどんな人物なのか?解説していきます。
この投稿をInstagramで見る
出生地 | 不明 |
---|---|
生年月日 | 1901〜1908年頃 |
身長 | 180cm |
居住地 | ニューヨーク→パリ→オーストリアのヌルメンガード城 |
血統 | 純血or半純血 |
クリーデンス・ベアボーンの年齢については不明となっていますが、ファンタビシリーズの時代背景である1926年頃に18歳くらいの年齢であると発言されています。
そのため、1926年に18歳だった場合は、1908年生まれということになります。
クリーデンスの年齢に関してはまだ確かな情報はないため、1901年〜1908年頃と仮定しましょう。
【ファンタビ1】クリーデンス・ベアボーンについて
この投稿をInstagramで見る
ファンタビシリーズ1作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でのクリーデンス・ベアボーンは、魔法族を糾弾する団体で、協会に住むメアリー・ルー・ベアボーンの養子として登場します。
クリーデンスの養母であるメアリー・ルー・ベアボーンは、クリーデンスに対して虐待を繰り返していました。
この投稿をInstagramで見る
クリーデンスは虐待によって精神が傷つけられ、次第に『オブスキュラス』という闇の力を持つようになります。
(オブスキュラスについては後ほど解説していきます)
クリーデンスは自らの意識がないところでもオブスキュラスを使い、殺人などを引き起こします。
魔法省に勤めるティナ・ゴールドスタインは、虐待を受けているクリーデンスを心配し気にかけます。
しかし、実は影ではグレイブスというアメリカの魔法省の人間に化けたグリンデルバルドが動いていました。
この投稿をInstagramで見る
グレイブスに化けたグリンデルバルドは、闇の魔術で世界を支配するために、オブスキュラスを持つ子供(オブスキュリアル)を探していました。
(グリンデルバルドは、オブスキュラスの力が及んでいることを知りニューヨークでグレイブスに化けた)
グレイブスがその後どうなったのか?や、グリンデルバルドが変身した時期についてはこちらで解説しています。
そして、行き着いたのがクリーデンスの義理の妹であるモデスティ・ベアボーンでした。
モデスティにオブスキュラスが宿っていると思ったグリンデルバルドは、クリーデンスを見捨てます。
すると、見捨てられたショックでクリーデンスのなかのオブスキュラスが爆発し、ニューヨークの街を破壊していきます。
グリンデルバルドの読みは外れており、本当はクリーデンスがオブスキュラスを宿していたのです。
その後、クリーデンスはアメリカの魔法省の役人たちにより殺されてしまいました。
- クリーデンスにはオブスキュラスという闇の魔法の力がある
- グレイブスに化けたグリンデルバルドが、オブスキュラスの力を利用しようとしていた
【ファンタビ2】クリーデンス・ベアボーンについて
死んでしまったと思われたクリーデンスでしたが、実はあの後生き延びていました。
クリーデンスは自らに魔法の力が宿っていることを知り、自分の本当の親を探すためにサーカスに入り、世界を回って両親の痕跡を探します。
そこで蛇に変身できる女性、ナギニに出会い、クリーデンスはナギニと恋(?)に落ち、一緒にサーカスを抜け出します。
この投稿をInstagramで見る
自分の出生について知りたがるクリーデンス
クリーデンスはパリに自分をアメリカで養母のメアリー・ベアボーンに預けたアーマという女性を見つけます。(養子縁組の資料に名前があった)
しかしアーマはクリーデンスの母親ではありませんでした。
アーマは、
- クリーデンスの両親(厳密には両親ではなく、こちらも後ほど解説します)の小間使いであった
- 彼らに命令されてアメリカに渡った
- 自らがベアボーン夫人にクリーデンスを預けた
とクリーデンスに話します。
しかし、話の途中でクリーデンスを探していた魔法省の使いの人間がクリーデンスを捉えようとしてアーマを殺害してしまいます。
クリーデンスはアーマから話を聞くことができなくなり(そういう理由かはわかりませんが私の個人的な解釈として、クリーデンスは事実を知る術がなくなったことや、過去の自分を知る人間を失った怒りによって)再びオブスキュラスが暴走。
ナギニは蛇になって身を守り、魔法省の人間は保護呪文によって自らの身を守ります。
グリンデルバルドと出会うクリーデンス
その後クリーデンスとナギニは、パリのエッフェル塔の近くでグリンデルバルドに出会います。
グリンデルバルドは、クリーデンスにある地図を渡します。
それはレストレンジ家の墓までの地図でした。
グリンデルバルドはそこへ来れば本当のことがわかると言って、立ち去ります。
クリーデンスはナギニと共に墓の場所へ行くと、そこではグリンデルバルドの集会が開かれていました。
ナギニは「生まれだけが全てではない」と止めますが、クリーデンスはグリンデルバルドの元へ。
そして、クリーデンスはオーストリアにあるヌルメンガード城へ連れて行かれます。
そこでグリンデルバルドから、事実を聞かされるのでした。(後ほど解説)
- クリーデンスは生き延びていた
- クリーデンスは、自分の『出生』について知りたいと強く思っている
- グリンデルバルドはクリーデンスのオブスキュラスを利用しようとしている
クリーデンスは結局何者?
ここまでファンタビ1とファンタビ2でのクリーデンスの存在について解説しましたが、結局クリーデンスは何者なのか?というところが疑問ですよね。
クリーデンスの正体に関してわかっていることは2つあります。
クリーデンスはアメリカ行きの船に乗っていた
1つ目は、クリーデンスはアメリカ行きの船に乗っていたということです。(おそらくフランス発?)
詳しくはリタ・レストレンジの記事でも解説していますが、クリーデンスはリタ・レストレンジの弟であるコーヴァス・レストレンジと取り替えられてしまいました。
リタ・レストレンジは、弟のコーヴァス、そして小間使いのハーフエルフのアーマと共に、アメリカ行きの船に乗っていました。
しかし、リタの弟のコーヴァスは全く泣き止まず、解放されたくなったリタは、いっときの間弟のコーヴァスと、別のキャビンに乗っていた同じくらいの年齢の赤ちゃんを取り替えます。
そのうちに船が沈没しそうになり、リタとアーマ、そしてその赤ちゃんで避難することになります。
救命ボートに乗ったリタですが、手に抱いているのは見知らぬ赤ちゃん。
弟のコーヴァスは、リタが抱いていた赤ちゃんの母親が自分の子供だと思い抱っこして別の救命ボートに乗りました。
しかし、弟のコーヴァスが乗った方の救命ボートは転覆してしまいます。
そして、コーヴァスは海の中へと沈んでいってしまいました。
リタが弟のコーヴァスと交換した赤ちゃんこそが、クリーデンス・ベアボーンだったのです。
しかし、リタは交換した赤ちゃんの親も知らなければ、どこの誰と交換したのかはわからないと答えます。
そのため、クリーデンスの親が誰なのか?出身はどこなのか?ということはわかっていません。
クリーデンスはアウレリウス・ダンブルドア?
クリーデンスに関してわかっていることの2つ目は、クリーデンスが
であるということです。
これは、グリンデルバルドが『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後に、ヌルメンガード城にてクリーデンスに暴露します。
- クリーデンスがアルバス・ダンブルドアの実の弟だということ。
- 不死鳥が現れるのはダンブルドア一族に危機が迫っていること。
だと言います。
そして、そう話す傍、実際にクリーデンスの元には不死鳥が現れるのでした。
ただし、クリーデンスが本当にアルバス・ダンブルドアの弟なのか?というところはまだ疑問が残ります。
アウレリウス・ダンブルドアは存在するのか?
そもそも、アウレリウス・ダンブルドアという人物に関しては、『ハリー・ポッター』シリーズの中では一度も存在が認められません。
原作の中でも登場することはありません。
時系列的に見ると、『ハリー・ポッター』シリーズの方が、『ファンタスティック・ビースト』シリーズよりも後の話になります。
さらに、ヴォルデモートの勢力が増し、アルバス・ダンブルドアが亡くなった後はダンブルドアの半生について書かれた書籍なども出回り、ダンブルドアの過去について晒された場面もありました。
その際にも、アウレリウス・ダンブルドアについての一切は触れられていません。
ハリポタファンからすれば、なぜ一度も名前すら出てこなかった人物だ突然現れるのか?と思いますよね。
ハリー・ポッターより時代的に後の話であれば、まずまず納得はできますが、時代的に前の話となると、なんだか無理やりこじつけた感がすごい感じもします。
なので、実際にアウレリウス・ダンブルドアが存在するとして、それは物理的に可能なのかどうか?検証していきます。
ダンブルドアの家族構成
まずは、アルバス・ダンブルドアの家族構成について。
続柄 | 名前 | 出生 | 没年 |
父 | パーシバル | 1850年頃(?) | 1891年以降 |
母 | ケンドラ | 1851年頃(?) | 1899年夏 |
長男 | アルバス | 1881年頃 | 1997年 |
次男 | アバーフォース | 1883年頃 | 不明 |
長女 | アリアナ | 1885年頃 | 1899年 |
アルバス・ダンブルドアには、父・母と、妹、弟がいました。
アルバスとアバーフォース以外の家族は、早くに亡くなられています。
そして、没年を見ると明らかなのは、アウレリウス・ダンブルドアがいつ誕生したのか?というところが読み取れるはずです。
アウレリウス・ダンブルドアがアルバス・ダンブルドアの実の兄弟ならば、パーシバル・ダンブルドアとケンドラ・ダンブルドアの間に生まれるか、もしくはどちらかの血が入っているということで間違いはないはずです。
パーシバル・ダンブルドアの子供である可能性
アルバス・ダンブルドアの父であるパーシバル・ダンブルドアは、1850年頃に生まれ、1881年にアルバスが生まれています。
その後1891年頃、アリアナが6歳の頃にマグルの少年たちに襲われ、マグルの少年たちに復讐したパーシバルはアズカバンに投獄されます。
ということになりますね。
その後、パーシバル・ダンブルドアは獄中で死亡しているため、パーシバル・ダンブルドアが子供を作っており、なおかつアルバス・ダンブルドアの弟だとすれば、1881年〜1891年の間の10年間ということになります。
男性の場合は子孫を作る上で、期間を空ける物理的な必要性はないため、1人の女性と子供を作っているわけではなく、複数の女性と子供を作っている場合は自らの子供の誕生日が同じ生年月日ということも十分あり得ますね。
パーシバル・ダンブルドアの来歴
1850年頃 | パーシバル誕生 |
1881年夏頃 | アルバス誕生 |
1883年頃 | アバーフォース誕生 |
1885年頃 | アリアナ誕生 |
1891年以降 | アリアナを襲ったマグルを負傷させアズカバンに収容される |
1891年以降 | アズカバンの獄中で死亡 |
1881年夏以降〜1891年までに作った子供であればアルバスの弟として生まれる可能性はある
ケンドラ・ダンブルドアの子供である可能性
アルバス・ダンブルドアの母親であるケンドラ・ダンブルドアは、1851年頃に生まれ、1881年にアルバス・ダンブルドアを出産しています。
その後1899年頃にアリアナの発作によって死亡したとされています。
ケンドラ・ダンブルドアがアウレリウス・ダンブルドアを出産したとなれば、アバーフォースやアリアナの出産時期を考慮して考える必要がありますね。
まずは表を見てみましょう。
ケンドラ・ダンブルドアの来歴
1851年頃 | ケンドラ誕生 |
1881年夏頃 | アルバス誕生 |
1881年夏〜1883年?月 | 空白のおおよそ2年間 |
1882〜1883年 | アバーフォースを妊娠 |
1883年頃 | アバーフォース誕生 |
1883年?月〜1885年?月 | 空白のおおよそ2年間 |
1884〜1885年 | アリアナを妊娠 |
1885年頃 | アリアナ誕生 |
1891年以降 | 夫のパーシバルがアリアナを襲ったマグルを負傷させアズカバンに収容される |
1891年以降 | 夫のパーシバルがアズカバンの獄中で死亡 |
1891年〜1899年 | 空白のおおよそ8年間 |
1899年頃 | アリアナの魔法によって死亡 |
- 1881年夏以降〜1883年までに出産
- 1883年〜1885年までに出産
- 1891年〜1899年の間に出産
した場合アルバスの弟である可能性はある
ケンドラ・ダンブルドアがアウレリウス・ダンブルドアを出産することが可能であるならば、アルバス・ダンブルドアの出産後〜ケンドラの死亡までの間に出産している必要があります。
【仮定1】アルバスとアバーフォースの間に生まれた
アルバス・ダンブルドアを出産した1881年夏以降に妊娠したと仮定して、10ヶ月間お腹にいたとすれば、
アルバスが7月生まれと仮定し、1881年8月に妊娠すれば、1882年6月には出産可能となります。
1882年7月以降にアバーフォースを妊娠すれば、1883年5月にはアバーフォースが誕生することになります。
アバーフォースは1883年頃の生まれとされているので、最悪1883年2月に妊娠したとしても1883年12月には出産可能です。
【仮定2】アバーフォースとアリアナの間に生まれた
アバーフォース・ダンブルドアを出産後、アリアナ・ダンブルドアが生まれる前にアウレリウス・ダンブルドアを出産した場合は、1883年〜1884年の間に妊娠・出産していれば可能になります。
この場合は、アバーフォース・ダンブルドアが1883年1月生まれだと仮定すれば、1883年2月にアウレリウス・ダンブルドアを妊娠すれば、1883年12月までには出産することが可能です。
アリアナは1885年生まれで、なおかつ14歳で亡くなった時は夏だったとされていますから、1885年1月〜7月頃の間に生まれたと思われます。
ということは、最低でも1884年の9月に妊娠していれば、アリアナを1885年の夏までに出産することが可能です。
【仮定3】パーシバルの逮捕後に生まれた
アリアナの出産後は、ケンドラの死亡まで13年程の猶予がありますから、いつでも出産することは可能かと思いますが、あえてパーシバルの間との子供ではなく、ケンドラと別の男性との間にできた子供がアウレリウス・ダンブルドアだと仮定すると、
という可能性もあります。
この場合は期間を選ばなければ出産は可能ですね。
クリーデンスは1901年〜1908年生まれの設定
ただ、ここで注意が必要なのは、クリーデンスが1901年〜1908年頃に生まれているということです。
ということは、必然的にパーシバル・ダンブルドアの子供である可能性は無くなりますよね。
アズカバンに収容されたのが1891年頃のことで、獄中で死亡したとされているので、クリーデンス(アウレリウス)を作ることは不可能ということになります。
クリーデンス(アウレリウス)がケンドラの子供でも不可能
クリーデンス(アウレリウス)がケンドラの子供であったとしても、1901年〜1908年の間に出産することは不可能です。
ケンドラは1899年にアリアナの発作により死亡しています。
ということは、1901年でさえ出産することは無理です。
アウレリウスはどうやって生まれたのか?
パーシバル・ダンブルドアにも、ケンドラ・ダンブルドアにも、アウレリウス・ダンブルドアを出産することは物理的に不可能ということがわかりましたが、仮にアウレリウス・ダンブルドアが存在するとして、どのようにして生まれたのか?
ここからは完全に私の個人的な見解&憶測の範疇になりますので、ご了承くださいね。
【可能性1】違法な魔法を使って作った子供
まず可能性として考えられるのは、アウレリウス・ダンブルドアなる人物を、違法な魔法を使って作ったという可能性です。
こちらに関してはハリー・ポッターシリーズやファンタスティック・ビーストシリーズには特に登場したわけではなく、あくまで私の予測の範疇ですが・・・
魔法界にも秩序があり、魔法族も人間なので、子供を作ることに関してはマグルと同じ方法なはずです。
例えば現代の日本でクローンを作ることが禁止されているように、魔法族の中でも人間としてやってはいけないことがあるはずですよね。
しかし、パーシバルとケンドラは、何かしらの理由でアウレリウスを作るために禁止されている魔法を使ったとすれば、自分たちの死後にアウレリウス(クリーデンス)を作ることができた・・・
となれば、アウレリウス・ダンブルドアが誕生する可能性も0ではありません。
しかし、いくら魔法族だからといって、そんなことがアリになれば、視聴者的には面白くないですが・・・・
【可能性2】 パーシバルは実は死んでいなかった
次に可能性として考えられるのは、パーシバル・ダンブルドアが実は死んでいなかったという可能性です。
パーシバルはアズカバンに収容されたのち、獄中で死亡したとされていますが、実は獄中では死んでおらず、何らかの形で外に出ていたとすれば、アウレリウス・ダンブルドアを作ることは十分可能です。
ただしこの場合は、パーシバル・ダンブルドアと、ケンドラ以外の他の女性との間の子供である可能性が高いでしょう。
可能性3 ケンドラは実は死んでいなかった
パーシバルが生きていた可能性があるとすれば、ケンドラが生きていた可能性もあるはずです。
ケンドラはアリアナの暴走によって死んでしまいましたが、仮にケンドラが生きていたとすれば、1901年〜1908年ころにアウレリウスを出産することは可能ですね。
ただ、ケンドラの場合はお葬式も行なっていたと考えられますから、この可能性はかなり低いかと思われます。
アウレリウス・ダンブルドアはグリンデルバルドの作り話の可能性が高い
ということで、クリーデンスがアウレリウス・ダンブルドアである可能性はあるのか?
そもそもアウレリウス・ダンブルドアなる人物が存在する可能性はあるのか?
という点について解説しましたが、個人的な見解としては、アウレリウス・ダンブルドアが存在する可能性はなさそうだな〜と思います。
もしこれで無理やりこじつけてアウレリウス・ダンブルドアを存在させるとすれば、それ相応の理由が必要になるので・・・
アウレリウス・ダンブルドアに関してはまだまだ謎が多いですが、今後『ファンタスティック・ビースト』シリーズの中で明らかにされていくことでしょう。
『ファンタビ2』の流れやグリンデルバルドの目的を考えてみれば、アウレリウス・ダンブルドアという存在は作り話である可能性が高いです。
なぜそんなことをするのか?
結論から言うと、アルバス・ダンブルドアを殺すためです。
ダンブルドアとグリンデルバルドは『血の誓い』でお互いに戦わないと誓い合っています。
そのため、ダンブルドアはグリンデルバルドを攻撃することはできません。
しかしグリンデルバルドは、ダンブルドアが自分で手を下さなくてもグリンデルバルドを止めることができる力を持っていると考えています。
ダンブルドアがグリンデルバルドを止めに入れば、マグル征服の計画を遂行するためにダンブルドアは邪魔な存在になりますよね。
ただ、グリンデルバルドは『血の誓い』によって自分でダンブルドアを殺すことはできない。
なので、強力な闇の魔力である『オブスキュラス』を利用してダンブルドアを殺そうと目論んだというわけです。
上記の理由から、グリンデルバルドはオブスキュラスを宿す『オブスキュリアル』を探していた。
そして辿りたついたのがクリーデンスだったという訳です。
なので、クリーデンスがダンブルドアを恨むように仕向け、クリーデンスがダンブルドアに対して怒りや憎しみの感情を抱いた時に『オブスキュラス』が暴走し、ダンブルドアを殺すように仕向けようとした・・・と考えられます。
実際に、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、クリーデンスをバカにした議員が、オブスキュラスにより殺されていますね。
どういった意図でグリンデルバルドが『アウレリウス・ダンブルドア』という存在をでっち上げ、ダンブルドアの弟であるという設定にしたかったのか・・・
ハッキリとしたことはまだわかりませんが、ダンブルドアとクリーデンスの接点を持たせたかった・・・と考えるのが自然かもしれません。
ファンタビ&ハリポタの映画や原作本を無料で見る方法
『ハリーポッター』シリーズの映画を全作品無料視聴する方法はこちら
まとめ
- クリーデンスはリタ・レストレンジの弟のコーヴァスと取り替えられた子供だった
- クリーデンスはアウレリウス・ダンブルドアの可能性があるが、その可能性は低い
- グリンデルバルドはオブスキュラス(オブスキュリアル)を利用してダンブルドアを倒そうとしている
『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、まだ2作目ですから、不明なところが多々ありますが、少しずつ全貌が明らかになっていくのだと思います。
今後も『ファンタスティック・ビースト』に注目していきましょう!
その他のファンタビシリーズの考察もぜひ参考にしてみてくださいね!