『ハリー・ポッター』シリーズ、そして新たに始まった『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場するゲラート・グリンデルバルド。
ファンタビシリーズ2作目の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、『血の誓い』という新たな言葉が登場しました。
今回は、この『血の誓い』についてや、『破れぬ誓い』との違い、ハリポタシリーズには登場するの?的なところを徹底解説していきます!
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血の誓いとは?
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の中で、ダンブルドアとグリンデルバルドが手を握って何かをしている様子が描かれています。
特に何の解説もないので、よくわからなかったという方もきっと多いですよね。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の中で、あのシーンは『血の誓い』だと触れられていましたが、それ以上のことは語られていません。
ちなみに、みぞの鏡についてはこちらで詳しく解説しています。
『血の誓い』については、実は『ハリー・ポッター』の映画でも、原作小説でも、『ハリー・ポッターと呪いの子』の中でも一切語られていません。
ということは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズから新たに出てきた言葉ということになります。
簡単に説明すると、
ですね。
『血の誓い』を誓う方法
映画の中では1時間20分くらいのところで出てきますが、青年時代のダンブルドアとグリンデルバルドが向かい合い、杖で手に傷を付けます。
傷がついた両手をお互いに握り合い、手を離すと傷がついたところから丸い小さな血の塊のようなものが浮かび上がり、その血の塊が重なり合って、ひし形の中に剣が刺さったようなペンダントが現れます。
おそらく『血の誓い』を交わすとできる、結晶のようなものでしょうか。
ダンブルドアとグリンデルバルドが誓った内容
ダンブルドアとグリンデルバルドは、
という誓いを血の誓いにて立てました。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の中で、魔法省の人間たちがダンブルドアに対してグリンデルバルドを止められるのはダンブルドアだけなのだから、戦って欲しいとお願い(指示?)しますが、ダンブルドアは「無理だ」と言うばかりでした。
ダンブルドアがグリンデルバルドと戦うのが無理な理由は、『血の誓い』でグリンデルバルドと戦わないと誓っていたからなんですね。
グリンデルバルドとダンブルドアが『血の誓い』をした理由
ここからは私の憶測になりますが、おそらくグリンデルバルドはダンブルドアを恐れていたのではないでしょうか?
青年時代に2人で闇の魔術にハマり、一緒にマグルを征服しようとしていましたが、ダンブルドアの妹の死をきっかけにグリンデルバルドとダンブルドアは疎遠になります。
おそらくグリンデルバルドとダンブルドアは、ダンブルドアの妹のアリアナの生前に『血の誓い』を交わしていた可能性が高いです。
グリンデルバルドは、自分と同じように頭がよく、聡明なダンブルドアに対し、親友でありながらも『恐怖』を感じていたのかもしれません。
いつかダンブルドアの気持ちが変わったら、自分の計画を止めようとするのでは・・・と、グリンデルバルドは考察していたのではないでしょうか。
『血の誓い』を破るとどうなる?
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後のシーンで、ニュートとニュートの兄たち魔法省の人間がホグワーツへと向かいます。
そこでダンブルドアと会い、ニュートはダンブルドアにグリンデルバルドが持っていた『血の誓い』の結晶(?)を手渡します。
ニュートが「これを壊せますか?」と聞くと、ダンブルドアは「多分。・・・多分。」と答えます。
『血の誓い』は、おそらくこのペンダントを壊さない限り、破ると死ぬか何かするのではないでしょうか?
なので、ダンブルドアはまずは『血の誓い』でグリンデルバルドと作ったペンダントを壊す必要があると言うことです。
『血の誓い』についてはまだはっきりしたことはわかりませんが、とにかく「多分壊せる」とダンブルドアが言っているので、何かしらの方法でペンダントを壊すことはできるようです。
破壊する方法としては、『ハリー・ポッター』シリーズの分霊箱の時のように何か特別なものが必要なのだと思いますね。
私的にはダンブルドアの友人で錬金術師のニコラス・フラメルが何か絡んできそうだなと思います。
ニコラス・フラメルについてはこちらで解説しています。
『血の誓い』と『破れぬ誓い』の違いは?
『血の誓い』と言う言葉を聞いた時に、『ハリー・ポッター』シリーズに出てきた『破れぬ誓い』を連想した人も多いのではないでしょうか?
『ハリー・ポッター』シリーズの『破れぬ誓い』は、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の中で登場します。
ドラコ・マルフォイの母親のナルシッサ・マルフォイと、セブルス・スネイプが、ドラコの身の安全を守るために破れぬ誓いを交わしましたね。
『破れぬ誓い』は、絶対に破ることができない誓いです。
破ると死にます。
・・・めっちゃ単純ですが、本当にこれだけです。
『破れぬ誓い』と『血の誓い』は別物
ただ、1つだけ言えることは、『破れぬ誓い』と『血の誓い』は別物ということですね。
図にして表すとこんな感じです。
破れぬ誓いは、
- 仲介人が必要
- 破ると死ぬ
- その場にいない第三者に対して誓うor誓えるもの
という特徴があります。
血の誓いは、
- 仲介人が不要(当事者だけで誓える)
- ペンダント(結晶)を壊せば誓いを破れる(?)
- 誓いを立てるとペンダント(結晶)のようなものが出現する
という特徴があります。
これらの特徴を見ても、別物であることがわかりますよね。
最大の違いは、
破れるか、破れないか
の違いだと思います。
破れぬ誓いは、どんなことがあっても誓いを破ることができません。
破ると必ず死にます。
しかし、血の誓いは、血の誓いを行った時に出てくるペンダントを壊せば誓いを破ることができるかもしれないという点です。
この点が『破れぬ誓い』と『血の誓い』の最大の違いだと思います。
破れぬ誓いについて詳しくは、こちらの記事で解説しています。
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今回のまとめ
- ダンブルドアとグリンデルバルドが血の誓いで誓った内容は、『お互いに戦わないこと』
- おそらくダンブルドアとグリンデルバルドが親友同士だった頃に誓った誓い
- 血の誓いは誓った時に現れるペンダントのようなものを壊せば誓いを破棄することができる
- 破れぬ誓いと血の誓いは別物。
- 破れぬ誓いはどんなことがあっても破ることはできない
ハリー・ポッターシリーズ、そしてファンタスティック・ビーストシリーズに登場するナギニ。
彼女についてはまだ謎が多いですが、今後ファンタスティック・ビーストシリーズが展開していくにつれて、色々と明らかにされていくかもしれませんね!
その他のファンタビシリーズの考察もぜひ参考にしてみてくださいね!