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ヴォルデモートの生い立ちや母親と父親は?トム・リドルの幼少期からの経歴もまとめ

ヴォルデモートの生い立ちや経歴は?
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『ハリー・ポッター』シリーズで欠かせない存在であるヴォルデモート。

しかし、そんなヴォルデモートについて深く知る人は意外と少ないのではないでしょうか?

今回は、そんなヴォルデモートの生い立ちや両親など、ヴォルデモートの過去を中心に掘り下げていきます!

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ヴォルデモートとは

ヴォルデモートは、本名を

トム・マールヴォロ・リドル

と言い、半純血の魔法使いです。

 

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闇の帝王として知られ、ハリーが生まれた1980年頃には闇の勢力により魔法界に暗い影を落としていました。

ヴォルデモートやデスイーターたちに襲われ、命を落とした魔法族、マグルもたくさんいました。

しかし、予言によってハリー・ポッターを襲おうとしたヴォルデモートは、1981年10月31日に肉を滅ぼし、霊魂だけの状態となります。

予言についてはこちらの記事にて解説しています。

 

その後、『ハリー・ポッターと賢者の石』の頃(1991年)から再び登場するようになり、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、ハリーの血を使って完全な肉体を取り戻すことに成功します。

ヴォルデモートが肉体を取り戻した方法などについては、こちらの記事にて解説しています。

 

そして、最終的に1998年5月2日、ホグワーツの戦いにてハリーの手によって滅ぼされます。

没年は71歳。

ヴォルデモートの生い立ちや母親と父親は誰?

闇の帝王として知られるヴォルデモートですが、ヴォルデモートの母親と父親は誰なのでしょうか?

ヴォルデモートの母親:メローピー・ゴーント

ヴォルデモートの母親は、

メローピー・ゴーント

という魔女です。

メローピーの父親は、マールヴォロ・ゴーント。

そして、モーフィン・ゴーントという兄がいます。

 

メローピーの家系であるゴーント家は、サラザール・スリザリンの子孫と言われています。

ゴーント家は、代々いとこ同士で結婚する風習があり、そのために暴力と情緒不安定の家系としても知られていました。

モーフィンは度々マグルを襲うなどの問題行動を繰り返しており、父親のゴーントに至っても、その後魔法省の役人を襲った罪でアズカバン行きとなっています。

ゴーントはアズカバン出所直後に亡くなっています。

 

ヴォルデモートの母親であるメローピーは、父親の威圧的な態度・・・

というか、暴力的な言動により恐怖心を抱き、その恐怖心によって長い間魔法力を使うことができませんでした。

18年間魔力を使うことができなかったメローピーですが、父親がアズカバンに収容された後、魔力を使うことができるようになります。

ヴォルデモートの父親について

ヴォルデモートの父親は、ゴーント家があったリトル・ハングルトンという村にある大きな屋敷に住む、

トム・リドル

という青年でした。

トム・リドルは裕福な家庭に生まれた普通のマグル。

メローピーは、近所に住むマグルのトム・リドルに恋をしたというわけです。

なぜメローピーとトム・リドルが結婚したのか?

メローピーはおかしな魔法使いの家系に生まれ、裕福なマグルのトム・リドルには相手にもされていませんでした。

しかし、そんな2人がなぜ結婚することになったのでしょうか?

 

ここからはダンブルドアの推測になりますが、メローピーは魔力が使えるようになった後、トム・リドルに接触し、『愛の妙薬(惚れ薬)』を使ってトム・リドルと結ばれたと推量されています。

 

数ヶ月後、2人は結婚し、駆け落ち同然でリトル・ハングルトンの村を去り、その後メローピーはトム・リドルとの間に赤ちゃんを身ごもります。

その赤ちゃんこそが、ヴォルデモートだったのです。

 

メローピーはずっと『愛の妙薬』を使い続けることに疑問を感じ始め、もしかしたらトム・リドルも自分のことを愛してくれるようになったと信じて『愛の妙薬』を使うことを辞めたのです。

もしくは、赤ちゃんを身ごもった自分を置いていなくなるとは到底考えられなかったのかもしれません。

しかし、ヴォルデモートの父親であるトム・リドルは、『愛の妙薬』の効果がなくなった途端にメローピーの元を離れ、リトル・ハングルトンの屋敷に戻ってきたのでした。

 

トム・リドルは、メローピーに騙された、たぶらかされたと村の人たちに言ったのです。

実際には魔法にかけられていたとわかっていたはずですが、マグルなので、魔法にかけられたと説明すれば『変人』と思われるため、そのような説明は避けたのでしょう。

そして、その後二度とメローピーとトム・リドルが出会うことはありませんでした。

ヴォルデモートの母親のその後

トム・リドル(ヴォルデモートの父)に捨てられてしまったヴォルデモートの母、メローピーはその後ロンドンで暮らしており、自分が持っていたサラザール・スリザリンのロケットを売り、10ガリオンを手に入れて食いつないでいました。

サラザール・スリザリンのロケットは、本当は価値の計り知れない物ですが、メローピーはその物の価値を理解しておらず、『ボージン・アンド・バークス』の店主にスリザリンのロケットを売ったのです。

店主であるカラクタカス・バークは、メローピーを騙すも同然でスリザリンのロケットを安値で買い取ったのでした。

 

その後、大晦日の夜、孤児院に来たメローピーはヴォルデモートを産み落とし、1時間で亡くなってしまいました。

メローピーは亡くなる前に

  1. 父親に似ますように
  2. 『トム』と名付けるように
  3. 祖父の名前が『マールヴォロ』であること
  4. 姓は『リドル』であること

と孤児院の人に言い遺して亡くなりました。

そして、ヴォルデモートは『トム・リドル』というマグルの父親の名前を名付けられ、孤児院で育つことになります。

ヴォルデモートはスリザリンの後継者?

ヴォルデモートはスリザリンの後継者なのか?についてですが、こちらは先ほど解説した通り、ヴォルデモートの母親がゴーント家の子孫であるため、スリザリンの後継者であることは間違いありません。

ゴーント家はスリザリンの末裔ですから、ヴォルデモートが分霊箱にしたサラザール・スリザリンのロケットも、ゴーント家の所有物でした。

分霊箱についてはこちらの記事にて詳しく解説しています。

 

さらに、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、若き日のヴォルデモート、トム・リドルの記憶が現れ、秘密の部屋を開きますね。

ヴォルデモートはホグワーツ在学中、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の40年前にも秘密の部屋を開いています。

 

『秘密の部屋』はサラザール・スリザリンが作った部屋と言われており、サラザール・スリザリンの後継者のみが開けることができる部屋と言われています。

そのため、ヴォルデモートがサラザール・スリザリンの後継者と言うことは、『秘密の部屋』を開けたことで証明されたというわけです。

ヴォルデモートが蛇語を話せるのも、サラザール・スリザリンの後継者である証の1つですね。

ヴォルデモートの過去の経歴

続いては、ヴォルデモートの過去の経歴について掘り下げていきます。

ヴォルデモートの幼少期

まず、ヴォルデモートの幼少期について。

ヴォルデモートの母親であるメローピーがヴォルデモートを預けた孤児院で育ちました。

赤ん坊の時からほとんど泣くこともなかった幼少期のヴォルデモート、トム・リドルは、孤児院の人にも不思議がられていました。

少し成長すると、うさぎを天井から首吊りさせたり、他の子供をおかしくさせたりするなど、問題行動を起こすようになります。

魔法学校の存在を知らされる

そんな幼き日のトム・リドルの元へ、ダンブルドアが会いにいきます。

ダンブルドアが訪れた際のトム・リドルは、ハンサムな青年で、父親のトム・リドル・シニアにそっくりな出で立ちでした。

始めはダンブルドアのことを精神病院の医師だと勘違いしたトム・リドルでしたが、魔法学校の存在を知ると、非常に興味を抱きます。

さらに、トム・リドルはダンブルドアとの別れ際、自分が蛇と話せるのだと伝えます。

ダンブルドアはその時からトム・リドルに特別な興味を抱いたと語っています。

(この時点では闇の帝王になるとは思っていなかった、とも語っています)

ヴォルデモートのホグワーツ時代

そして、ヴォルデモート(トム・リドル)はその後、ホグワーツに入学します。

トム・リドルは当然のようにスリザリンの寮に入り、ホグワーツでの生活がスタートします。

ホグワーツに入学してからは成績優秀で、生徒に対してはわかりませんが、教職員に対しては傲慢な素振りは一切見せず、真面目な生徒として知られていました。

 

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さらに、トム・リドルはホグワーツの高学年になると、取り巻きを従えるようになります。

その取り巻きたちこそが、デスイーターの先駆けだったとダンブルドアは考えてします。(ダンブルドアは当時の闇の魔術の防衛術の教師)

16歳の時に『秘密の部屋』を開く

そしてトム・リドルは、16歳の時に『秘密の部屋』を開きます。

その際に嘆きのマートルはバジリスクの目を見て死に、ハグリットはマートルを殺した罪を着せられホグワーツを退学になります。

(厳密に言うとハグリットが隠れて飼育していた大蜘蛛のアラゴグが殺したとトム・リドルが主張した)

トム・リドルはこの時から自らを『ヴォルデモート卿』と名乗り始めていたとも言われています。

父親のトム・リドルがマグルだと確信する

さらに、トム・リドルはこれまで父親のことを魔法使いだと思っていましたが、サラザール・スリザリンの末裔であるはずの父親の痕跡がどこにもないことで、リドルというのはマグルであると確信したのだと思われます。

(ヴォルデモートは秘密の部屋を開けたことで自らがサラザール・スリザリンの末裔であることを確信した)

『トム』と言うありふれた名前を嫌っていたヴォルデモートは、父親が魔法使いではないと知ったことも相まって、トム・リドルという名前を捨て、完全にヴォルデモート卿を名乗るようになったとも考えられてします。

ヴォルデモートの16歳の夏

ヴォルデモートが父親と母親についてハッキリと知ることになったのは、16歳の夏のことです。

夏休みになり、ホグワーツから離れて孤児院に帰らなくてはなりませんでした。

スリザリンの末裔が生き残っていることを本で突き止めたヴォルデモートは、孤児院を抜け出し、リトル・ハングルトンの村へと向かいます。

 

ヴォルデモートがリトル・ハングルトンにあるゴーントの家を訪れると、そこにはメローピーの兄であるモーフィンだけが住んでいました。

すでにマールヴォロは他界した後でした。

そして、モーフィンからヴォルデモートが『あのマグルに似ている』と聞かされます。

そのマグルこそ、ヴォルデモートの父親、トム・リドル・シニアですね。

 

ヴォルデモートはモーフィンから母親のメローピーがマグルの父親に捨てられたこと、スリザリンのロケットを母親が持ち出したことを聞いたのです。

その後、ヴォルデモートはモーフィンからマールヴォロ・ゴーントの指輪を奪ってその場から立ち去ります。

自分の父親と祖父母を殺害する

ヴォルデモートはモーフィンを襲い、杖を奪います。

さらに、モーフィンの杖で自分の父親であるトム・リドル・シニアとその父母を殺し、モーフィンの記憶を改ざん。

モーフィンは自分がリドル一家を殺したと自白し、その後アズカバンに投獄されてそのまま獄中で亡くなります。

 

ちなみに、なぜヴォルデモートが未成年で魔法を使用したことがバレなかったのかというと、魔法を使った痕跡を見つけることはできても、魔法を使った人物そのものを特定することができないからという理由があります。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でハリーが夏休みにダーズリー家に居た際、屋敷しもべ妖精のドビーがハリーのところへやってきて魔法を使うと、ハリーが魔法を使ったとみなされてしまいました。

 

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というように、誰が使ったかまでは魔法省で特定することができないのです。

ヴォルデモートのホグワーツ卒業後

教員になることを望んだヴォルデモート

ホグワーツを卒業したヴォルデモートは、最初にホグワーツの教員となることを望み、当時の校長であるディペット校長に頼みます。

しかし、ダンブルドアがヴォルデモートが教員になることを拒み、ヴォルデモートはその後『ボージン・アンド・バークス』で働くようになります。

(ヴォルデモートは『闇の魔術に対する防衛術』の授業の教師を担当したかった)

分霊箱を作り始める

当時成績優秀で首席の生徒だったヴォルデモートの選択は、周囲の人たちを驚かせました。

トム・リドルはボージン・アンド・バークスで働き出すと、ある夫人を虜にします。

その夫人は、ヘプシバ・スミスという名の裕福な夫人で、ヘルガ・ハッフルパフの末裔でした。ヘプシバ・スミスは『ハッフルパフのカップ』と、『スリザリンのロケット』を所有していたのです。

カップは先祖代々受け継がれた物でしたが、ロケットの方はヴォルデモートの母親であるメローピーがカラクタカス・バークに売り、それをヘプシバ・スミスが買ったものでした。

 

ヴォルデモートはカップとロケットを見ると目つきが変わり、そのわずか2日後にヘプシバ・スミスは亡くなります。

この時も、ヘプシバの屋敷しもべ妖精であったホキーがヘプシバを誤って殺害してしまったと罪を認め、アズカバンに収容されます。もちろん、ヴォルデモートが記憶を改ざんしていたのです。

ヴォルデモートはロケットとカップを盗み、その後『ボージン・アンド・バークス』も辞めてしまいました。

 

ヴォルデモートは学生時代にすでに分霊箱に関する情報を仕入れていましたから、『ボージン・アンド・バークス』で働いていたのも、分霊箱にするための『物』を探すためだったのかもしれません。

戻ってきたヴォルデモート

そして数年が過ぎ、ヴォルデモートは再びホグワーツを訪れます。

その時には、すでにダンブルドアがホグワーツの校長に就任していました。

ヴォルデモートはかつてのハンサムな面影はなくなり、蝋人形のような顔をして現れ、ダンブルドアにホグワーツの教員になりたいと伝えます。

しかし、ダンブルドアはヴォルデモートの要求を聞き入れることはなく、ヴォルデモートは去っていきます。

 

この時すでに、『死喰い人(デスイーター)』を従えており、ヴォルデモートは闇の魔術に浸かっていたと考えられます。

さらに、ヴォルデモートはホグワーツの教員になりたいと思って戻ってきたのではなく、分霊箱にするためのホグワーツ所縁の物を探しに来たのではとも考えられています。

ヴォルデモートの肉体が滅ぶ

そしてその後、ハリーが生まれた1980年頃、ヴォルデモートの勢力が増し、闇の時代へと突入します。

そして、1981年10月31日、ハリーが1歳の時、ヴォルデモートはハリーを殺そうとしますが、ハリーにかけた死の呪いが跳ね返り、自分の肉体を殺してしまいます。

分霊箱に分けた霊魂のみになってしまったヴォルデモートは、しばらく肉体がない状態で彷徨い、アルバニアの森に潜んでいたと言われています。

ハリーがなぜ襲われたのか?については、こちらの記事にて詳しく解説しています。

ヴォルデモートが賢者の石を狙う

そして、ヴォルデモートは『ハリー・ポッターと賢者の石』の時代である1991年、アルバニアの森の中でホグワーツの『闇の魔術に対する防衛術』の教師、クィリナス・クィレル教授と出会います。

そして、クィレルの体に棲みつき、ヴォルデモートは『賢者の石』を盗もうとします。

しかし、ハリーたちによって阻止され、ヴォルデモートは再び肉体を失い、クィレルは死んでしまいます。

ヴォルデモートが『賢者の石』を盗もうとした理由としては、『賢者の石』は不老不死の力があるとされているので、その力を使って肉体を取り戻そうとしたのではないかと言われています。

ヴォルデモートの肉体が復活

その後、大きな動きを見せることがなかったヴォルデモートですが、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』にて、ヴォルデモートは肉体を復活させます。

ヴォルデモートはデスイーターのバーティ・クラウチJr.を使い、『三校対抗試合』の優勝カップをポートキーにして、『リドルの墓』に移動するように仕向けます。

そして、ポートキーによってやってきたハリーとセドリック。

ヴォルデモートはセドリックを殺し、ハリーを捕まえると、ハリーの血を使って自分の肉体を復活させます。

ヴォルデモートが復活した方法についてはこちらの記事にて解説しています。

肉体を復活させたヴォルデモートは、再び魔法界を震撼させる闇の時代へと誘っていきます。

再び闇の時代へ

ヴォルデモートの肉体が復活すると、魔法界は再び闇の時代へと変わってしまいます。

多くの人々が犠牲になり、最後にはホグワーツでの戦いに発展。

ハリーのことを呼び出し、『アバダケダブラ』の呪いをかけたヴォルデモート。

しかし、ヴォルデモートのかけた死の呪いは、ハリーの中にあった自らの魂の一部を破壊したのみで、ハリーの肉体は無事だったのです。

ハリーが生き返った理由に関しては、こちらの記事にて詳しく解説しています。

 

分霊箱も全て破壊されてしまったヴォルデモートは、ハリーによって完全に破滅させられます。

ヴォルデモートの没年は71歳となっています。

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まとめ

以上!今回はヴォルデモートの生い立ちや過去の経歴などについて解説しました!

映画ではヴォルデモートの過去についてはほとんど触れられないため、知らないと言う方も多かったのではないでしょうか?

ハリー・ポッターシリーズでわからない部分がある方は、ぜひコメント欄から質問してくださいね!

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