金曜ロードショーで地上波初放送される『リメンバーミー』
メキシコの『死者の日』を舞台にしたストーリーで、『家族愛』がテーマになった作品です。
そんな『リメンバーミー』ですが、ミゲルの家族について
などと言う声も。
ミゲルの家族はひどい毒親なのでしょうか?
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もくじ:好きなところに飛べます
ミゲルの家族はひどい毒親なのか?
『リメンバーミー』の主人公ミゲル。
『リメンバーミー』
家族を思う気持ちや死者をいたわる思いが音楽を通して伝わってくる。
音楽の持つパワーをいろんな場面で感じることができて、感動間違いなし。
久しぶりに映画ですごく泣いてしまった。 pic.twitter.com/vqy0bHhUqZ
— おすすめ映画紹介垢! (@osusumeiga) February 14, 2020
ミゲルは音楽が好きで、ミュージシャンになりたいと思っていますが、ひいひいおじいちゃんが音楽のために家族を捨てたことから、ミゲルの家族は音楽を嫌い、ミゲルに対して音楽を禁止しています。
私も、映画冒頭20分くらいは、
と思っていました。
ミュージシャンの靴磨きをしていただけで激怒
まず衝撃的だったのは、ミュージシャンの靴磨きをしていただけで、ミゲルのおばあちゃん(エレナ)が出てきて大激怒したこと。(ミゲルの家は靴屋さん)
「ギターを見せてもらった」
というミゲルに対して、犯罪者に接するような態度でミュージシャンに当たり散らします。
もう、他の人が見たらドン引き家族ですよね。
そこまでせんでも・・・って感じです。
それだけミゲル家族が音楽嫌いってことは伝わってきますが・・・
ミゲルがコンテストに出たい→否定&阻止
その後、ミゲルは死者の日のコンテストに出たいと家族に打ち明けます。
しかし、これもまた家族は大反対。
さらには、ミゲルに才能がないと決めつける始末。
映画の中だから笑って見られるかもしれませんが、現実社会だったらかなりの毒親&毒家族ですよね。
12歳の子供が夢を持つことって素晴らしいじゃないですか。何か目標に向かって努力したりとか、やりたいことを見つけることだって、子供では珍しいと思います。
それなのに、子供がやりたいこと&夢を全否定。
現代日本だったら即毒親認定されそうな行動です。
終いにはミゲルのギターを破壊
そしてコンテスト当日、ミゲルがギターを持ってコンテストに行こうとすると、ギターを破壊されます。
「家族に隠し事するなんて!!」
とかなんとか言って・・・。
いやいやいや、家族があれだけ音楽嫌いなんだから、隠すしかないでしょう。
幼い子供に隠し事させてるのはあなたたち大人でしょう?って感じですよ。
しかも、子供が大切にしている物を壊し、子供の意思とか感情無視で完全否定。
完全毒親です。
靴屋さんになる前提
そして超時代錯誤だなって思ったのは、ミゲルが
靴屋さんを継ぐ前提
と家族が思っていることですね。
ミゲルの家はひいひいおばあさん(ママ・イメルダ)の代から靴屋さんを営んでいます。
そして、ひいおばあさんやおばあさん、ミゲルの両親もおじおばも、みんな靴屋さんを営んでいます(ていうか何世帯同居なんだって感じですが)
そして、ミゲルの未来ももちろん靴屋さん。
私だったら絶対嫌ですね。生まれた時から将来が決まってるなんて・・・
もちろん、それを子供が受け入れてるなら話は別ですけど、有無を言わせず「家を継ぎなさい」って。
子供に選ぶ権利はないのでしょうかね。ちょっと理解し難いです。
音楽か家族か選べ
そしてその後、ミゲルは死者の国に行ってしまいますが、ここにも毒親ならぬ毒先祖が。
ミゲルのひいひいおばあさん(ママ・イメルダ)も、ミゲルに対して「音楽か家族か選べ」などと言い出します。
㊗️リメンバーミー 発売!何度観てもママイメルダはかっこ良くて可憐。素敵な作品と素敵な声のまつゆきさんに乾杯🥂 また みかちんと一緒に観たいよう! pic.twitter.com/1xFHjjV4L3
— みかちんとおりか (@mikachin_orika) July 19, 2018
確かに、ミゲルのひいひいおばあさん(ママ・イメルダ)は、幼い子供(ママ・ココ)がいるのに夫に置き去りにされた張本人。
夫だけではなく『音楽』そのものを恨みたくなる気持ちもわかります。
でも、自分の夫(ミゲルのひいひいおじいさん)と、ミゲルは別の人格です。
ミゲルが持った目標、夢の1つである『音楽』という道を、自分の経験だけで完全禁止にしようとして、ましてや『家族と音楽どっちか選べ』なんて、子供に言うことではないと思うんですけどね〜・・・
そもそも当事者以外は関係ない話
そもそも論を言ってしまうと、
- ミゲルのひいひいおばあさん(ママ・イメルダ)
- ミゲルのひいおばあさん(ママ・ココ)
以外には、ミゲルのひいひいおじいさん(ミュージシャン)のことを恨む理由はないと思うですよね。
もちろん、家族を置き去りにして自分の夢のために・・・なんて、超クズだと思いますよ。
しかも幼い子供までいたのに、ありえないです。こいつが1番の元凶です。
でも、ミゲルの両親とか、ミゲルのおばあさんとかまでがそこまでひいひいおじいさんのことを恨むのもどうなのかな〜と。
いや、恨むのは勝手ですけど、それを子孫にまで強要するのはいかがなものだと思うんですよね。
ミゲルはひいひいおじいさんのこと恨んでないわけですし、ましてやミュージシャンや音楽に対して恨み感情とかないわけじゃないですか。
なんか(どこの国とは言いませんが)反日教育みたいな感じじゃないですか。
生まれた時から反日の人なんていないのに、親とか学校とかが反日を教え込むから、勝手に『敵』認定するじゃないですか。それと一緒。
ミゲルに対して
音楽は悪
と教え込むのは、親のエゴですし、子供にそういう偏見持たせちゃダメですよ。
ミゲルがミュージシャンになる=家族を捨てるわけではない
そして、ミゲルの家族は完全に
ミゲルがミュージシャンになったら家族を捨てる
と思い込んでいる部分もどうなのかなと。
ミゲルのひいひいおじいさんが家族を捨てて音楽を取ったからって、ミゲルもそうなるとは限らないじゃないですか。
もうこれも完全な偏見ですよね。ミュージシャンが全員家族捨てるのかって話ですよ。そんなことないですよ。
だから、一般的に考えればミゲルに音楽を許可しても、何の問題もないですよね。
仮にミゲルに妻や子供ができたとして、その時にミゲルが『世界を飛び回って音楽を広めたい』とか言い出したら、妻と子供連れてくって選択も出来るわけで。
そもそも家族にそういう前例があるのなら、
「家族を捨てるような真似はしちゃダメよ」
と教えればいいだけの話。
音楽を禁止しても、別の分野にハマって家族を捨てるかもしれないのに。
音楽だけを禁止することは何の解決にもならないですよね。
最後まで見れば家族愛がわかる
まあ、ミゲルの家族についてめちゃくちゃボロクソ言ってしまいましたが、最後まで映画を見ると、ミゲル家族の家族愛の深さがわかります。
みんな、ミゲルのひいひいおばあさんのママ・イメルダや、ひいおばあさんのママ・ココのことを想ってこんな行動をしていたんだな〜とわかります。
『#リメンバーミー』キャラクター紹介8⃣
<ミゲルのひいおばあちゃん、ママ・ココ>
家族のみんなに愛される存在❗️✨
ミゲルもママ・ココのことが大好きで、いろいろなことを楽しく話しかけるのが日課🎵 pic.twitter.com/T5lNiq4dFX
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) February 8, 2018
まあ、だからと言ってミゲルのギター壊すとか、そういう行動は許されざる行動だとは思いますが・・・。
個人的には毒親&毒家族とまでは言わずとも、『毒行動』であることに他なりません。
ぜひ音楽の才能があるミゲルの才能を引き延ばす行動を取って欲しいなと思います。
まとめ
以上、今回は『リメンバーミー』のミゲルの家族は毒親&毒家族なのかについてまとめてみました。
総じて言えることは、
価値観の押し付けは良くない
ということだと思います。
ディズニーに登場する親や家族は割と毒親率高めですが、そこもまたストーリーが面白くなる要因の1つなのかもしれませんね。
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