もっとも面白い海外ドラマとも言われている『ゲームオブスローンズ』
しかし、そんな『ゲームオブスローンズ』をつまらない、面白くないと感じている方もかなりいるようです。
今回は、『ゲームオブスローンズ』はなぜつまらないと感じるのか?
挫折しないための方法や、『ゲームオブスローンズ』の魅力や面白さについて解説していきます。
そんな超大作である『ゲームオブスローンズ』を無料視聴する方法については、こちらからチェックしてみてくださいね!
もくじ:好きなところに飛べます
ゲームオブスローンズ/GOTがつまらない理由はなぜなのか
海外ドラマの中でも超絶な人気を誇る『ゲームオブスローンズ』。
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私も、いざ!と思って見始めたのですが、
あれ・・・?
つまらない・・・
と感じてしまいました。
『ゲームオブスローンズ』がつまらないと感じた理由としては、主に3つの理由があります。
- 登場人物が多すぎて名前や設定を覚えられない
- 複数の国(?)の出来事が同時進行していて訳がわからない
- なんかよくわからない設定(ホワイトウォーカーとか)
主にこの3つの理由から、つまらないと感じていました。
おそらく、『ゲームオブスローンズ』をつまらないと感じる方々も同じくこの3点が主な理由になると思います。
登場人物が多すぎる問題
『ゲームオブスローンズ』がつまらないと感じる理由の1つは、登場人物が多すぎる問題ですね。
『ゲームオブスローンズ』には、スターク家、ラニスター家、ターガリエン家などの様々な家系が登場します。
しかし、最初のうちはぶっちゃけ誰が誰だかさっぱりわかりません。
ちょっと出遅れたけど、アマプラでゲームオブスローンズ見られるようになった記念に、S1の冒頭で諦めないで!な初期の人物相関図と地図を再々アップ。
ついでにジョン・アリンを1話のアレに差し替えw
どなたかの参考になれば…🙏
ウェスタロスの世界に浸りましょう!#ゲームオブスローンズ pic.twitter.com/FqgWz3aUL6— たっつん (@nia0801) February 4, 2018
日本人からすると、欧米の方の顔立ちってすぐに判別できないことも多いと思います。
見慣れてくるとだんだんと理解できるようになるんですが・・・
登場人物が多すぎて
- 名前
- 家系
- 人間関係
- 過去の生い立ち
などの細々した設定まで覚えられません。
それに加えて、ドラマの中では突然の裏切りがあったりして、敵だと思っていた人が味方になったり、味方だと思っていた人が急に敵になったりします。
そうすると、余計にややこしくなるんですよね〜^^;
あれ?この人こっちの家系の人のはずじゃ・・・みたいな混乱が度々生じます。
同時進行する複数の国の出来事
さらに、登場人物が多いことに加えて、1つの国の出来事ではなく、複数の国の出来事が一気に同時進行で進んでいきます。
王座の争い、ドラゴンがうんたらかんたら、壁を守る人たち・・・
もうWhat?ってなるわけですよ。
全然話についていけませんし、多分シーズン1の前半で理解できる人は少数派なのではないかと思います。
突然舞台が切り替わって、名前もまだ覚えていない登場人物たちが殺しあったり大人の行為をしてるので、もう訳がわからなって見るのをやめたくなります。
(実際に私は最初、シーズン1の2話で挫折しましたwww)
なんかよくわからない設定
また、『ゲームオブスローンズ』がつまらないと感じる理由として、”よくわからない設定”もあると思いますね。
一応
大河+ファンタジー
っていう感じのドラマなので、ファンタジー要素も取り込まれています。
なので、
- ドラゴン
- ダイアウルフ(大狼)
- 巨人
- ホワイトウォーカー
などなど、ファンタジーな設定があります。
が、それに関して特に解説されないため、
『冬来たる』
の意味とかも全然わかりません。
雪降ってるのに「長い夏が〜」とか言ってる意味が全くわかりませんからね。
多分、特に意味不明なのは、冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)の存在だと思います。
ちなみに私はナイツ・ウォッチの存在意義について調べるまで、この人たちは何をしているんだと思っていましたからねwww
『ゲーム・オブ・スローンズ』ナイツ・ウォッチの衣装はIKEAのラグだった!https://t.co/tzJkN1yb97#海外ドラマ #ゲームオブスローンズ #GOT #ナイツウォッチ #IKEA #衣装 #製作費 # pic.twitter.com/aonvMYkAPW
— 海外ドラマNAVI (@dramanavi) August 12, 2017
彼らは一応、『ホワイトウォーカー』と呼ばれる、伝説の生物(?)や、野人や巨人と呼ばれるウィンターフェルよりも北に住む人類の脅威から国を守るため、巨大壁の外側の見張りをし、国を守ろうとしている兵士たちです。
なんか進撃の巨人みたいですね。。。。
このなんかよくわからない設定があちこちに散りばめられているので、登場人物が多いことにプラスして理解することが多く、途中で挫折する人が多いのだと思います。
ゲームオブスローンズ/GOTがつまらないという口コミ
『ゲームオブスローンズ』を実際に見た人から、どの部分がつまらないと感じるのか?口コミを書いてもらったので紹介しますね。
GOT(ゲーム・オブ・スローンズ)を見始めて「つまらない」と感じてしまう一番の要因は、圧倒的な情報量の多さに脳内で処理が追いつかないことが要因ではないでしょうか。
しかも、情報に対して何ら説明めいたセリフなど一切なく物語が進行していきますので尚の事、理解が追いつかないのだと思います。
例えば物語の核となる七王国ですが、「日本」みたいに国名があるわけではありません。中世ヨーロッパで権勢を誇った名門○○家みたいに名字が国名代わりで使われています。
かと思うと、違う場面では舞台となるウェスタロスの一地方名で語られていたり、○○家の居城で語られていたりと国を覚えるだけでも一苦労。
それでも国は覚えるガイドというか地図ががオープニングにあるだけましで、人物となるともう顔と名字が一致する前にシーズン終了もあるかもしれません。
かといって理解しよう、覚えよう、という意識が強いと物語の理解がおろそかになるというジレンマに。
こういった情報の多さを「面倒」と感じるか「楽しい」と感じるかで「つまらない」となるのではないでしょうか。
前半は壮大な世界観や登場人物の人間関係の説明に時間が割かれるため、退屈に感じるかもしれません。
それを補うためかエロ・グロシーンが多く観られ、苦手な方は挫折してしまうこともあると思います。また、登場人物が多いため、初めは覚えるのが大変です。
「髭の男性」がたくさん登場するため人物の区別がつきにくいのも難点です。
さらに過去の出来事が回想を挟まれずに語られるため、飲み込みづらいと感じるかもしれません。
初期は戦闘シーンや派手なCG(ドラゴンや巨人)を駆使したシーンも少なく、そういったビジュアル的な部分を楽しみたい方にはつまらないと思ってしまうこともあるでしょう。
私は第5シーズンまではつまらないなと思いました。
通常のドラマはメインストーリーに一つの軸となる目的があり、その周りで登場人物たちが物語を展開していきます。そのため、サブストーリーが多少挟まれても、メインを追いきれなくなる心配はありません。
一方で、ゲームオブスローズでは、メインストーリーにあたる軸が複数あります。これが同時進行で進んでいくので、ストーリーが複雑になっています。
特にシーズン1は登場人物も多く、何も情報がない状況から一度に大量の知識を与えられるため最初の挫折ポイントになっています。
ほかには、シーズンを通してグロテスクな表現もあるので、苦手な人にとっては不快でつまらないと感じさせる原因の一つでしょう。
シーズン2の前半部分までは、情報の整理が追い付かないこともありあまり面白くないです。
海外のドラマで途中で挫折するのは登場人物が多い事ではないでしょうか?そして応援していたキャラクターが早々に殺されたらがっかりして観なくなるとおもいます。
後は残虐な描写が多い事です。犬に食い殺されたり、生きながら人肌を剥がされたり、非道な人格の人間が権力を持っていたりします。
でも自分がしてきたことはいい事も悪い事も返ってきます。仕返しは必ずされます。胸がすく思いがします。
アリアやサンサが何度も命の危険に脅かされますが機転を利かせたり人に助けられたりしながらラにスター家に復讐を果たしていくのですが、彼女たちの成長を見届けるのもみる楽しみになっています。
何年も同じ登場人物が幼少時代から演じているので本当に心身共に成長しる姿を観るのもいいですし、また飽きるのも事実なかと思います。
やはり、シーズンの最初の方まではつまらないと感じてしまうという声が多かったですね。
それから、グロテスクなシーンが苦手な方は、確かにちょっと見てられない・・・と思う部分が多いかもしれません。
私も血とか殺し合いとかすっごく苦手なタイプなので、見慣れるまでかなり苦痛でした。
こんなことする・・・!?
というような残虐なシーンとか裏切りとかもあり・・・
グロテスクな描写が苦手な方にはかなり苦痛なシーンが多いかと思います。
ゲームオブスローンズ/GOTがつまらない理由まとめ
ゲームオブスローンズ/GOTがつまらない理由としては、
- 登場人物が多いこと
- 設定が複雑に絡み合っていること
の主な2つの理由に加えて、
- グロテスクなシーンが多いこと
- ファンタジー好きな方にとってはシーズン1〜3くらいまでは絵面が面白くないこと
という理由が挙げられるかなと思いました。
『ゲームオブスローンズ』という名前や、ドラマのビジュアル的にファンタジー系のドラマを想像していた方にとっては、最初のうちはほとんどファンタジー要素がないので、それでつまらないと感じてしまう人も多いかもしれません。
シーズン2以降から少しずつファンタジー要素が強くなっていきますが、それまではビジュアル的にダイナミックな感じもなく、ただただグロテスクなシーンばかりなので、つまらないと感じるかもしれませんね。
ゲームオブスローンズ/GOTはいつから面白くなるのか?
『ゲームオブスローンズ』がつまらないと感じる理由ばかり並べ立ててしまいましたが、『ゲームオブスローンズ』は、徐々に面白くなっていく作品ということに変わりはありません。
決して作品自体がつまらないというわけではないです。
人によって面白いシーズンがかなり違う!
ただし、人によって面白いと感じるシーンにかなり違いがあります。
それは、『ゲームオブスローンズ』の作品中で起こる出来事の、どのストーリーが面白いと思えるか?の違いだと思いますね。
主に
- 王座争奪(戦い)
- ファンタジー要素(ドラゴンや巨人など)
- 裏切り合い(腹の探り合い)
という3つの要素が中心になってストーリーが展開していきます。
王座の争奪など、戦いが好きな方にとっては、シーズン4くらいからかなり豪華な戦闘シーンを楽しむことができるため、面白いと感じ始める頃かもしれません。
ファンタジー的な要素が好きな方にとっては、シーズン6あたりからドラゴンなどが出現するので面白さを感じられると思います。
裏切り合い、腹の探り合いなど、ハラハラドキドキする人間模様を楽しみたいという方は、シーズン1から十分に楽しめる内容となっています。
というように、その人がどんなストーリーやシーンを求めているかによって、面白いと感じるシーズンが違うと思います。
個人的に面白いと感じたシーズンは、シーズン1の後半からですね。
シーズン1の前半まではストーリーに必要な設定が盛り込まれているので、理解するのが難しく退屈な時間が流れますが、シーズン1の7話〜10話あたりで一気に事態が一変します。
その辺りからだんだんと人間模様も理解できるようになってくるので、個人的にはシーズン1の後半までが挫折しないための踏ん張りどきなのではないかと思いますね。
その後シーズン2の途中でまたちょっとダレる感じがありますが、シーズン2の後半〜シーズン3にかけてまた怒涛の展開になり、「早く続きを見たい!」という衝動に駆られます。
『ゲームオブスローンズ』のどのシーズンから面白いと思ったのか?その理由についても口コミを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
GOTはファーストシーズンから面白いです。
中世ヨーロッパとファンタジーを織り交ぜた物語は沢山ありますが、明確な主人公を置かずに群像劇にしたものは他に見たコトがありませんでした。
各家が何の紹介も無く矢継ぎ早に登場し、世界観を知る上で大事な歴史も断片的にしか語られないため、まるでパズルのピースを探すようなワクワク感だらけのままファーストシーズンは終わりました。
見終わった後に思ったのは「この世界の行く末を見届けなければ!」という神的義務感。
それもこれも、やはり最初から主人公目線で描かれていないからなんだと思います。
各家、各人物の目線で場面展開し物語は進みますから、あの家は、あの可愛い子は、あのオッサンはといった具合に出てくる人物全員のその後が気になってしまうのです。
この感じはスマホゲームの箱庭を観察するアレと近いのかもしれません。
私はシーズン6から特に面白いと感じるようになりました。
予算が増したためか、大掛かりなアクションシーン、戦闘シーンが増えて見応えがあります。CGによるファンタジー表現も多くなり、ビジュアル面も刺激的になっています。
それまでのシーズンで、ある程度各キャラクターの過去、背景、性格なども掴めているためか「自分は誰を応援する」というのが視聴者側も固まってきた頃だと思います。
ある種、スポーツの試合を観ているような感覚で観れました。
演出もそれまでのシーズンと比べると力が入っており、クライマックスに向けての疾走感を感じる仕上がりです。
ドラマではありますが、映画並みのクオリティと内容の濃さで満足感が増しました。
ゲームオブスローズが特に面白くなるシーズンといえば、シーズン4を選ばないわけにはいきません。
シーズン1・2・3を通して、登場人物や用語にも慣れ個々のエピソードなどを知り、いよいよこのシーズンから大きな謎が明かされ物語が動き出していきます。
数々の戦いが起こるシーズン4ですが、そのなかでも第9話「黒の城の死闘」を観たことでゲームオブスローズにハマってしまいました。
この回では、巨人の襲撃を、命がけで迎え撃ちます。
その戦闘を敢えて映さず、後の結果だけを視聴者に示すという演出が、その壮絶さと切なさをより強く表現していて胸をうたれました。
今回の戦いのようにゲームオブスローズでは、メインの登場人物だけでなく、その脇を固める人物たちの描き方が素晴らしく魅力的です。
面白かったのは私はシリーズ1が一番よかったと思います。色んな要素がみっちりと詰まっています。
まさかこのキャラクターが早々に殺されたり、それに伴ってスターク家の家族がバラバラになってしまいました。最後にはどうなるのかワクワクしましたね。
シリーズ2からは想像した通りだったり想像以上だったりしました。
途中異界の物がでたり魔女がでてきて色仕掛けで男を操っていたりしましたね。
ナイトウオーカーが壁を越えてきて一時は停戦して協力するふりをして寝首をかこうとするサーサイは最後までぶれずに悪の道を進んで自分の事しか愛せない、かわいそうな王女でしたね。
民が苦しもうがお構いなしでもそんな彼女を弟は見捨てなかったんですよね。二人の姿をみたティリオンが印象的でした。
ゲームオブスローンズが面白いと思うポイントや魅力はコレ!
『ゲームオブスローンズ』が面白いと感じたシーズンについて解説しましたが、具体的にどんな部分が面白いと思えるのか?
『ゲームオブスローンズ』が面白いと思うポイントについても口コミを紹介します。
GOTの面白さは、数多の人間が織りなす群像劇であるということに尽きると思います。
物語が進むにつれて登場人物が減っていきますので、終盤は特定の人物を中心とした話になっていきますが、それでも明確に主人公だと呼べるような人物はいません。
各家・人物には歴史と背景がしっかりと設定されていて、それぞれの目線で複数のストーリーが同時進行し、やがて一つの帰結を迎えるその醍醐味を堪能できるのです。
そして群像劇に欠かせないのが緊張感。
GOTは長いシーズンを一定以上の緊張感を保ったまま完走したと思います。
それは良くも悪くも、登場人物がバタバタと死んでいくことが要因で、お気に入りの人物がいたり、または新たに見つけたとしても安心して見ていられないからでしょう。
まさか死なないだろうと思ってた人物がアッサリとゲームから強制退去させられますからね。このようにGOTは神の目線で群像劇を見れることが面白いのです。
社会的にハンデのある人々、特に女性や体に障害のある登場人物が作中では大きな活躍を見せることです。
これまでの作品では脇役に甘んじていた人々も、本作ではそれぞれが主人公となり己の人生を生きる様を見せてくれます。
生まれついた境遇を精一杯に生き抜く彼女、彼らの姿には胸が熱くなることでしょう。
そういった群像劇としての本作の大きな魅力だと思います。
複雑な人間関係…もちろん恋愛要素もあり目が離せません。
また、回を重ねていくごとに、過去のある出来事が徐々に明らかにされ謎が解き明かされていくことでストーリーへの没入感がより増していきます。
基本的には戦国時代のような壮大な勢力争いなので、大河ドラマを見る感覚に近いかもしれません。
ゲームオブスローズの魅力といえば、まず外すことができないのは、壮大な世界観です。
中世のヨーロッパを思い浮かべるような時代背景と、ドラゴンや巨人・魔法といったファンタジー要素が、絶妙に融合しています。
架空の大陸を舞台に、様々な部族や種族が登場し、それぞれとの因縁や絆が絡み合いよりストーリーに厚みをもたらしています。
ファンタジーの要素を描きながらも、ただのなんでもありな世界にならないようにリアリティにこだわっている工夫も素晴らしいです。
決まった主人公を置かないことで、誰の命が失われるか想像がつかないシリアスさも目が離せなくなるポイントです。
そして、個性豊かな脇役のキャラクターたちの描き方が秀逸で、数々の笑いや感動を与えてくれます。
一番面白いのは先が解らない事だと思います。
色んな謎が解ったりするのも面白いですね。
ジョンが身分の低い母親から産まれたと思い卑屈になって育ってきたのですが、後半になってきたら色んな事実が明らかになります。
スターク家の次男はラ二スター家の姉弟の秘密を目撃してことで殺されそうになり足でまといの身になりますが、実は色んな能力に目覚めていきます。
アリアも色んな能力に目覚めていきます。
曲がった道に行かないといいなとハラハラしながら見ていましたが、最後は彼女らしい道に進んだのでほっとしました。
総合して言えることは、
- 先が読めない展開だからこそ面白い
- 主人公がいないという点が良い
という2点ですね。
大抵のドラマは、主人公がいて、その周りの人物を中心にストーリーが展開していく感じですが、『ゲームオブスローンズ』には主人公がいません。
そのため、誰がどんな形で死んでしまうのか?誰が最後に笑うのか?
という部分が全く想像できません。
主人公ありきのストーリーの場合、
- 主人公の大切な人が死ぬ
- 主人公自身が死ぬ
- 主人公がハッピーエンドで終わる
など、だいたい話の展開を想像できてしまうことがほとんど。
しかし、『ゲームオブスローンズ』の場合は、”主人公”という特定の人物がいないため、先が全く読めません。
『登場人物が多い』という部分は、最初こそ難解で、ドラマを見る上でつまらないと感じるポイントになってしまいますが、だんだんと登場人物たちについて理解していくと、登場人物が多いからこその面白さに気づくことができます。
また、シリーズを追うごとに登場人物に感情移入してしまうので、自分が好きなキャラを応援しながら見るのも楽しいですよ。(まあ、死んでしまうと悲しいですが・・・)
個人的には
- ティリオン・ラニスター
- ジェイミー・ラニスター
- ロブ・スターク
- ジョン・スノウ
など、この辺の主要人物が好きだったので、これからどうなっていくんだろう?とワクワクして見ていました。
特にシリーズ後半は、かなりハラハラする状況が続くので、見応えがあります。
ゲームオブスローンズ/GOTを挫折しないで見るためのコツ
ではここからは、
『ゲームオブスローンズ』を見たいけど長くてついていけなさそう・・・
一度『ゲームオブスローンズ』を見たけど挫折してしまった
今シーズン1を見ているけどすでに挫折しそう・・・
という方のために、『ゲームオブスローンズ/GOT』を挫折しないで見るためのコツを、『ゲームオブスローンズ』視聴者の先輩たちに聞いてみました。
GOTを一度流して見た後に、今度は早戻しや一時停止を駆使しながら見る、或いはメモを取りながら見て、まずGOTの舞台であるウェスタロスの地図を頭で描けるようになってから面白さが一段階アップします。
次にその地図上に各家を名前と共に大体でいいので配置できるようになるとさらに一段階アップします。
この二つはオープニングを繰り返し見れば数分でクリア出来ますので、本編を見始める前に予備知識として頭に叩き込んでおくといいでしょう。
ドラマ見るのに予備知識とか「かったるい」と言う方は、気になる人物を一人でもいいので見つけるといいと思います。
その人物を軸に神目線で物語を追っていくうちに、その人物を取り巻く環境や状況を知ることで世界観が広がっていくはずです。
物語とは直接関係のないところから世界を楽しむのもアリだと思います。
衣装やセットなど美術的視点から見るのも面白いですし、中世ヨーロッパがモチーフですから実在の国に当てはめて見るのも面白いです。
実際、イタリアであれだけ人気が出たのはイタリアの方々が王室領を自分達の国に置き換えて見ていたからだと思いますし。
各家の名前とそこに所属するキャラクターを把握しておくこと。
登場人物たちの口から語られる過去の出来事を覚えておくことでしょうか。
随時、メモしておくと良いかもしれません。
そして、ストーリーを構成する大きな二つの目的を頭に入れておけば大丈夫です。
「鉄の王座に座る」そして、「夜の王の侵攻を防ぐこと」…この二つを押さえておきましょう。
後は登場人物同士の人間関係、恋愛関係や出世、成長を楽しんで観てください。
初期は戦闘シーンも少なく、各家同士のいざこざが多いですが、しっかり見ておくことで後のシーズンがもっと楽しめます。
中世ヨーロッパとダーク・ファンタジーが組み合わさったような独特なゲームオブスローンズの世界観にまずは触れてみてください。
ゲームオブスローズを面白く感じるようになるためには、2つのポイントを押さえます。
一つ目は、登場人物たちの情報です。
毎シーズンたくさんの人物が登場するので、前シーズンを振り返り、名前は小まめに覚えておきましょう。
それ以外では、相関図などを利用しネタバレにならない範囲で、所属や家系などの情報を事前に知っておくと、次の物語へスムーズに入っていけます。
二つ目は、メインストーリーの軸になっている3つの大きなテーマを忘れないこと。
鉄の王の玉座をかけた戦い・デナリースタルガーエンの玉座を奪還するための戦い・ジョンスノウの七王国を守る戦い、この3つテーマに注意しながらストーリーを追っていけばメインを見失うことなく楽しむことができます。
難しい事は考えないでイケメンがかなり出ているので好みのイケメン探しでもいいですし、王女のドレスのコーディネートや髪型などを観るのも楽しいですよ。
最後に鉄の椅子に座るのは誰かを推理するのも楽しいですし、自分の好きなキャラクターが死んだときは正直みるの辞めようかと思いましたが・・・
色んな登場人物が次々とでるので好きなキャラクターが変わるのもいいですし、謎が解ってくると楽しいです。
私は世間知らずのサンサがスターク家の王女として自覚していく成長の過程や、復讐に取りつかれたアリアが自分の人生を生きていく様になる成長の姿、持つ力を悪ではなく正しい道に向かう姿には安心したり、卑屈で臆病なシオンが逞しい男に成長する姿を見るのもおもしろいです。
なるほど〜!
目からウロコのコツばかりですな。
上記の情報をまとめると、
- 各家系や登場人物の情報を頭に入れる
- ストーリーの軸となる部分を忘れない
- 難しいことは考えないで楽しむ
という3つがコツみたいですね。
各家系や登場人物の情報を覚える
1番目の、各家系の情報や登場人物の情報は、これはホンマにガチで1番重要です。
これがわからないと、いつまで経ってもストーリーを楽しめません。
ただ、歴史の勉強をするみたいに「覚えなきゃ〜」と思って覚えられるものでもないし、エンターテインメントなのに、そんなに気を張って見たらつまらないです。
私が『ゲームオブスローンズ』を見るときに行った方法としては、
シーズン1を2回見る
のがおすすめ!
みなさん、大抵の場合シーズン1から1話ずつ順番に見ていきますよね。
シーズン1を見ている間は、初めて登場する登場人物ばかりで訳が分からなくなると思います。
ぶっちゃけ、初めて登場した時から名前と家系とその人の情報を覚えるのは、特殊能力でもない限りほぼ不可能です。
なので、まずは気にせずシーズン1を見ていきましょう。
そして、シーズン1を見終えた段階、もしくは途中まで見たら(おすすめは6話以降〜)、もう一度1話から見返します。
シーズン1を途中まで、もしくは最後まで見れば、なんとな〜く話の流れとか、ストーリーのテーマがわかってくると思いますから、その時点で一度登場人物についておさらいをするんです。
2回目に見ると、登場人物についてある程度の知識が入っている状態なので、もっと深く理解することができます。
これをやっておけば、シーズン2以降のストーリーについても、話が頭に入って来やすくなるので、「登場人物を覚えられなくてつらい!」という方にはこの方法をおすすめします。
あとは、相関図を見ながら見るとよりわかりやすいと思いますよ。
ストーリーの軸となる部分を忘れない
そして2つ目は、ストーリーの軸となる部分を忘れないということです。
これは確かに重要ですね。
これは人によって色々考え方が別れますが、一応2つのテーマからストーリーが展開していると私は考えています。
- 鉄の玉座をかけた戦い
(スターク家、ラニスター家、ダーガリエン家、その他) - 七王国を守るための戦い
(ナイツ・ウォッチ)
主なストーリーはこの2つですね。
鉄の玉座をかけた戦いは、主にスターク家とラニスター家、バラシオン家などがメインのストーリーになっていますが、シリーズ後半はそこにドラゴンを従えたデナーリス・ダーガリエンも加わります。
#画像フォルダの6番目があなたを殺しにくる
デナーリス様なら許してくれるはず〜 pic.twitter.com/EZop47RTTF— jazzの部屋 (@jazzroom66) October 22, 2019
七王国を守るための戦いは、鉄の玉座の奪い合いとはまた別に、人間ではないもの(ホワイトウォーカーや巨人など)から人間の住む国を守るための戦いというもの。
HBOがゲームデベロッパーとコラボして、『ゲーム・オブ・スローンズ』の新モバイルゲームをリリース。ナイツウォッチで指揮を執れ! 七王国中からキャラクターをリクルートせよ!https://t.co/VTksouzMd6#海外ドラマ #モバイルゲーム #ゲームオブスローンズ #冥夜の守人 #ナイツウォッチ pic.twitter.com/Rm9Fmwo6al
— 海外ドラマNAVI (@dramanavi) July 13, 2019
まずはこの2つを切り離して考えた方が話が入って来やすいと思います。
後から「こんな繋がりがあったんだ〜」と思えればOK。
2つのストーリーがあって、それぞれに目的があり、そのために動いているということが分かれば、よりストーリーを理解しやすくなると思います。
まあより簡略化して説明すると、お互いに騙し合い、腹を探り合い、鉄の玉座につこうとしていると考えればOKです。
ドヤ顔で撮影したい
ゲーム・オブ・スローンズ展、12月に日本初開催 実物大「鉄の玉座」で写真を撮ろう https://t.co/90JozKWmvS @itm_nlabから pic.twitter.com/hvbVxXAVy8
— ねとらぼ (@itm_nlab) October 2, 2019
難しいことは考えないで楽しむ!
また、ストーリーはあまり気にせず、難しいことは考えないで楽しむのも1つの手ですね。
『ゲームオブスローンズ』の中で楽しめるポイントとしては、
- ファンタジー要素(ドラゴン、巨人、魔女など)
- 豪華な映像、ファッション、城
- 大人のシーン
- 登場人物の恋愛模様
- 戦闘シーン
- イケメン&美女
などですかね〜。
個人的には、イケメンを楽しみつつ、自分の好きなイケメンキャラががいつ誰と大人の行為をするのか?という部分を結構楽しみにしていました(笑)
個人的に好きだったのはスターク家の長男・ロブです!www
シンデレラの王子様がゲームオブスローンズに出てきたロブスターク
だからもう大好き︎!!!!💪(‘ω’💪)
あ゛あ゛あ゛~~~キャスタミアの雨~~~~
ロブ良かったねここは優しい世界だよ……!!! pic.twitter.com/vdpdOsjw6F— 伊織もえ (@moe_five) April 21, 2017
男女ともに凄まじい脱ぎっぷりなので、それだけでも見る価値はあると言えます。
それから、ドラゴンなどのファンタジー系のシーンも好きなので、ファンタジーなシーンもかなり楽しめましたね。
特にシーズン後半からはかなり映像が豪華になっているので、ファンタジー好きな方はぜひシーズン後半まで頑張って見てほしい・・・!!
ちなみに、個人的に歴史系の作品はあまり好きではないのですが、ゲームオブスローンズはかなり楽しんで見れました。
歴史系好きじゃない!という方でも、ストーリーがしっかりしているので見応えがあると思います。
ゲームオブスローンズ/GOTの総合的な感想
では最後に、『ゲームオブスローンズ』を総合的に判断して、どんな部分が魅力的なのか?
どうして世界No.1の海外ドラマとまで言われるのか?
『ゲームオブスローンズ』全体を通した感想をご紹介します。
GOTを最後まで見終えて最初に思ったのが、「人が減りすぎたな」という感想でした。
ある意味、大団円な結末なのですが…
世界が急に薄っぺらく感じてしまったのです。
これはファイナルに近づくにつれて、存在感のあった大人達が減り、必然的に群像劇感が薄れ、主人公的人物目線で物語が進んで行ったことが原因だと思います。
物語を帰結させるには、どうしてもそうならざるを得なかったんだと想像しますけれど…
それでもファイナルまで緊張感を維持し続けた事は確かで、大河ものには珍しい傑作ではないかと思います。
あくまで個人的な見解ですが、大抵の大河ものはファイナル前のシーズンですでに終わってるというか、見るのを終わらすのが定番なのですが、GOTがそれをさせなかったのは、神として視聴者にウェスタロス史を観察させ、ひとつの帰結を見届けなければと思わせる群像劇に終始していたからだと思います。
権力を巡るお話ではあるのですが、各登場人物が厳しい状況にどう対応するのか成長していくのかということに重きが置かれていると思います。
どの人物も完全な善悪に分けることができない背景を持っており、大げさかもしれませんが「人生」や「生きる目的」について考えさせられる内容となっています。
衝撃的な展開が多く、どの登場人物が生き残るか分からないのもハラハラドキドキです。
シーズンを重ねるごとに誰を応援するのかが変化していくかもしれません。
個人的にはドラゴンや巨人といった非現実的な存在も参加する戦闘シーンがとても迫力があって楽しかったです。
大量の馬を並べて両軍が対峙する…なんてシーンには胸が躍らざるを得ませんでした。
ゲームオブスローズの全シーズンを通して、ドラマとは思えない規模の映像の数々や、予想をはるかに超えていくストーリー展開に驚かされ続けました。
特に映像の点では、ドラゴンや魔物たちのCGの高い精巧さがストーリーの迫力をより盛り上げています。
さらに、アクションシーンの激しさや壮大な大陸の景色など、映画顔負けの演出が素晴らしかったです。
ストーリーの面では、ただ善悪では語ることができない複雑な人間模様や種族の争いなど、深く練られた設定が面白かったです。
最終シーズンの結末に関しては、伏線回収の甘さなどで賛否が分かれています。
それでも、今までの厳しい戦いを経て希望が残されている思わせる演出があったことについては、よかったのではないでしょうか。
全シリーズをみて思うことはどんなに人知を超える力や能力や策略などがあっても1人では何もできない事、復讐に囚われて時間を無駄にしてはいけない事や、栄華は移ろい行くという事。
一番王女の資質があるデナーリスも権力と竜の母になった後の彼女は鉄の椅子の奴隷になってしまいましたね。権力と力って怖いと感じました。
それとは真逆にジョンは色んな人間に出会い色んな困難を乗り越えて王としての資質に目覚めていきます。
あんなに卑屈だったのに成長って素晴らしいと思いました。
ティリオンもあんなに憎んでいた姉の無残な姿を目にした彼は哀れでしたね。
父親や姉に疎まれ殺されそうになったのに、解らないものですね人は。権力や力では幸せにはなれないと思いました。
『ゲームオブスローンズ』は、大河要素が強い作品なので権力争いがメインにはなりますが、人の愛や憎悪など、人間の感情が主たる作品かなと思います。
この作品に大人の行為の描写が多いのも、おそらく人間の本能的な部分を表現したかったのかなと思うんですよね。
家族や大切な人を愛する気持ち。
家族や大切な人を守るために戦う勇ましさ。
自分の権力のために汚いことも残虐なこともしてしまう冷酷な一面。
こういう、人間誰しも持っている本能的な感情を表現した作品だなと思います。
現代の平和な世界ではありえない世界観だけれども、どこか共感してしまう。
自分の奥底にある感情を突き動かされるような作品になっています。
『ゲームオブスローンズ』をシーズン1〜最終章まで無料視聴する方法
現在『ゲームオブスローンズ』を
- DVDでレンタルしている
- 動画配信サービスで1話ずつレンタルしている
という方・・・
なんてもったいない!!
『ゲームオブスローンズ』はシーズン1〜最終章まで合法で無料視聴する方法があります!
ゲースロスピンオフの『ハウスオブドラゴン』も無料で見れちゃいます!!
そんな『ゲームオブスローンズ 』を無料視聴する方法は、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
それでもやっぱり『ゲームオブスローンズ』を見続けられない・・・という方へ
今回『ゲームオブスローンズ』の面白さや挫折しないポイントなどを解説しましたが、
それでもやっぱりゲースロ見続けるの辛いねん・・・
という方は、他の海外ドラマを楽しむというのも1つの手かもしれません。。。
根本的に世界観が自分に合っていないと感じる場合は、別の海外ドラマを楽しんでみてください!
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まとめ
以上!今回は『ゲームオブスローンズ』がつまらない理由と、挫折しないように見るためのコツや魅力について解説しました。
多くの人を魅了するドラマ『ゲームオブスローンズ』。
すでに挫折しそう・・・という人も、今回の記事を参考にして、ぜひ『ゲームオブスローンズ』を最後まで楽しんでみてくださいね!