ファンタビ2の最後に明らかになる『アウレリウス・ダンブルドア』の存在。
ダンブルドアの弟と発言されていましたが、結局アウレリウスとは何者なのでしょうか?
また、ハリポタシリーズで登場するヴォルデモートとの関係についても解説していきます!
もくじ:好きなところに飛べます
アウレリウス・ダンブルドアとヴォルデモートの関係は?
まずは、ファンタビ2で明らかになった存在のアウレリウス・ダンブルドアと、ヴォルデモートの関係についてですが、結論から言うとはっきりした関連性は明らかにされていません。
ハリポタの原作全巻、映画全作、ファンタビの映画、ハリー・ポッターと呪いの子など全て読了&視聴していますが、アウレリウス・ダンブルドアは一切登場していません。
そのため、ヴォルデモートと関係があるのかないのか、はっきりしたことはわかりません。
その上で考察していきたいと思います。
そもそもアウレリウス・ダンブルドアとは?
そもそも、アウレリウス・ダンブルドアが一体何者なのかについて。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後のシーンで、ゲラート・グリンデルバルドが、クリーデンス・ベアボーンに対して
と告げます。
そのため、ファンタビ2の終わりでは、
クリーデンス=アウレリウス・ダンブルドア(アルバス・ダンブルドアの弟)?
ということがわかり、映画はそこで終わってしまいます。
そのため、実際にクリーデンスがダンブルドアの弟なのかどうかもはっきりしたことはわかっていません。
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ダンブルドア家由来の不死鳥が現れた
ファンタビ2のラストで、クリーデンスの前に不死鳥が現れます。
不死鳥は、ダンブルドア一家の象徴とされる鳥。
その不死鳥が現れたことで、クリーデンスがダンブルドアの弟という信憑性が高まりました。
しかし、アルバス・ダンブルドアの父親と母親の死亡年などから推察するに、クリーデンスが弟である可能性は極めて低いです。
アウレリウス・ダンブルドアや、クリーデンスについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、その辺の考察についてはこちらの記事をご覧ください。
ヴォルデモートと関係がある可能性は低い
ここからは個人的な考察になりますが、おそらくアウレリウス・ダンブルドアと、ヴォルデモートの関連性は低いと考えられます。
なぜなら、ヴォルデモートの出生については明らかになっているからです。
ヴォルデモートはスリザリンの末裔
ヴォルデモート、つまり、トム・リドルは、サラザール・スリザリンの末裔であることがわかっています。
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ヴォルデモートの母方の先祖がサラザール・スリザリンで、ゴーント家という代々純血の一家です。
しかし、ヴォルデモートの母親(魔女)であるメローピー・ゴーントが、近所に住むマグルのトム・リドルに恋をして、惚れ薬を利用して結婚。
ヴォルデモートを身篭ったときに惚れ薬の使用をやめると、父親であるトム・リドルはメローピーを捨てて出て行ってしまいます。
メローピーはその後、ヴォルデモートを孤児院で出産し、すぐに死亡してしまいます。
メローピーはトム・リドルを愛していたため、ヴォルデモートにも父親と同じトム・リドルと名付けました。
ヴォルデモートの出生について詳しくはこちらの記事でも解説しています。
ダンブルドア家とゴーント家は関係がない
ヴォルデモートはスリザリンの末裔ですが、ダンブルドア一家とスリザリンの末裔であるヴォルデモートの先祖(ゴーント家)の関係は、特にないと考えられます。
アルバス・ダンブルドアの生まれのダンブルドア家は、半純血の一族とも言われています。
基本的に、闇の魔術に精通する一族の家系は純血一族が多いですから(ブラック家、マルフォイ家、レストレンジ家など)、半純血のダンブルドア家がスリザリンの末裔であるゴーント家と親戚関係だった・・・ということも考えにくいかなと思います。
ゲラート・グリンデルバルドとヴォルデモートの関係は?
アウレリウス・ダンブルドアと、ヴォルデモートの関係はおそらく無いと思いますが、グリンデルバルドとヴォルデモートに何かしらの関係はあるのでしょうか?
グリンデルバルドはヴォルデモートに殺されている
まずグリンデルバルドとヴォルデモートの関係としてはっきりしているのは、グリンデルバルドはヴォルデモートに殺されているということです。
グリンデルバルドは、元々『ニワトコの杖』と呼ばれる、世界最強の杖を所有していました。
しかし、1945年にアルバス・ダンブルドアと決闘になった際に、グリンデルバルドはダンブルドアに敗れ、ニワトコの杖を没収されています。
以降、ダンブルドアがニワトコの杖を所有していました。
その後時が経ち、ハリポタの時代。
ヴォルデモートはハリーを殺すためにニワトコの杖を求めていたため、元々ニワトコの杖を所有していたグリンデルバルドにたどり着きます。
グリンデルバルドがヌルメンガード(オーストリアにある要塞)に幽閉されていることを知ったヴォルデモートは、グリンデルバルドの元へ。
しかし、そこにはニワトコの杖はなく、ヴォルデモートはグリンデルバルドに庭とこの杖の所在を聞きますが、グリンデルバルドは口を割らずにヴォルデモートに殺されてしまいます。
(映画では簡単に所在を言ってしまっていますが・・・笑)
グリンデルバルドの半生についてはこちらの記事にて詳しく解説しています。
グリンデルバルドはトム・リドルの先祖?
最終的にヴォルデモートに殺されてしまったグリンデルバルドですが、ヴォルデモートがグリンデルバルドの子孫など、そういった関係がある可能性もかなり低いです。
なぜなら、グリンデルバルドはダンブルドアと疎遠になって以降(アリアナが死亡して以降)、イギリスには一切寄り付きませんでした。
グリンデルバルドは、ダンブルドアのことを恐れていたのではないかと言われています。
そのため、ファンタビ2での舞台もフランス・パリでしたよね。
グリンデルバルドは、イギリス以外のヨーロッパ圏で活動の場所を広めていました。
グリンデルバルドに子供がいるという描写は今のところありませんが、仮に子供や子孫がいたとして、イギリスに関連している可能性は低いと考えられます。
また、先ほど解説した通り、ヴォルデモートの出生は明らかになっています。
母親はスリザリンの末裔のため、先祖代々イギリスで繁栄してきた家系ということがわかります。
また、結婚相手のトム・リドルの家系は、リトルハングルトンの村のお金持ちの家系。おそらく地主や資産化ということが伺えます。
イギリスと言えば階級制度が根強いお国柄ですから、おそらくリドルの家系もアッパークラスの上流階級だった可能性があります。
さらに、グリンデルバルドの生まれはおそらく北欧方面。
先祖が繁栄してきた土地柄を考えても、先祖でグリンデルバルドの家系とつながっている可能性は低いのではないかと考えられます。
ちなみに、グリンデルバルドとヴォルデモートの決定的な違いについてはこちらの記事で解説しています。
グリンデルバルドに子孫がいる可能性はある・・・かも
ただし、グリンデルバルドに子孫がいる可能性は否定できません。
『ハリー・ポッターと呪いの子』で明らかになりますが、ヴォルデモートも自らの子供を残していました。
ベラトリックス・レストレンジとの間に子を宿し、子孫を残していたのです。
作者がそのような設定を残したことを考えると、グリンデルバルドに子孫がいる可能性は否定できません。
ただし、ハリポタシリーズでは一切触れられていないため、子孫が登場していた可能性は低いですね。
ヴィンダ・ロジエールとの関係に注目
個人的に気になっているのは、グリンデルバルドの側近であるヴィンダ・ロジエールという女性。
ヴィンダ・ロジエールは、聖28一族という純血一族の家系出身で、エバン・ロジエールという魔法使いがハリポタシリーズにも登場します。(デスイーターの1人で、最後はアラスター・ムーディーに殺されている)
ヴィンダ・ロジエールは、グリンデルバルドの側近的な立場で、非常に近しい存在です。
そのため、グリンデルバルドが子孫を残すとすれば、このヴィンダ・ロジエールという女性との間に子を儲ける可能性が高いのではないかと思います。
ヴィンダ・ロジエールについてはこちらの記事でも解説しています。
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まとめ
アウレリウス・ダンブルドアとヴォルデモートが関係している可能性は低い
グリンデルバルドとヴォルデモートの関係は、ヴォルデモートがグリンデルバルドを殺害したこと
ヴォルデモート(トム・リドル)がグリンデルバルドの子孫である可能性も低い
グリンデルバルドが子孫を残していた可能性はあるが、ハリポタシリーズでは特に触れられていない
ファンタビシリーズで、今後アウレリウス・ダンブルドアについて明らかになるのが楽しみですね!