『ハリー・ポッターと死の秘宝』パート2にて、セブルス・スネイプがヴォルデモートに殺されてしまいましたね。（厳密に言うとナギニに殺されましたが）
なぜスネイプは殺されてしまったのでしょうか？
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今回は、スネイプがヴォルデモートに殺されてしまった理由について解説していきます！
もくじ：好きなところに飛べます
スネイプがヴォルデモートに殺された理由はなぜ？
スネイプがヴォルデモートに殺された理由は、
ニワトコの杖の忠誠心がスネイプにあると思ったから
ヴォルデモートはスネイプのことを殺しました。
・・・どういうこっちゃって感じですよね^^;
まずは、ニワトコの杖について簡単に解説しつつ、ヴォルデモートがスネイプを殺した理由まで時系列で解説していきます。
ニワトコの杖とは？
ニワトコの杖とは、『世界最強の杖』と言われる杖で、『死の秘宝』の1つです。
ヴォルデモートはこの世界最強の杖であるニワトコの杖を追い求めていました。
ヴォルデモートがニワトコの杖を求めた理由
ヴォルデモートはニワトコの杖ではなく、元々持っていた自分の杖がありましたが、その杖はハリーの杖と兄弟杖になっていました。
ハリーとヴォルデモートの杖には、どちらも同じ不死鳥の尾羽が使われています。
兄弟杖について詳しくはこちらの記事で解説しています。
兄弟杖同士はお互いに攻撃することができません。
ヴォルデモートはハリーを殺すために、ハリーと兄弟杖ではない別の杖を必要としていたため、『世界最強の杖』と言われるニワトコの杖を探し求めていたのです。
最終的にダンブルドアの墓と共に眠っているニワトコの杖を発見したヴォルデモートは、その後ニワトコの杖を使い始めますが、杖が上手く機能しないことに気づきます。
ニワトコの杖は、杖の忠誠心が働いている者にしか正しく扱うことができない杖なのです。
ニワトコの杖の忠誠心とは？
ニワトコの杖には、『杖の忠誠心』というものがあります。（厳密に言うとニワトコの杖に限らず杖には忠誠心というものがあります）
ニワトコの杖は、杖を奪った人物に忠誠心が働くようになっています。
ヴォルデモートは杖を持っていたダンブルドアを殺したスネイプに、ニワトコの杖の忠誠心が働いていると勘違いしていました。
なぜかと言うと、スネイプがニワトコの杖の持ち主だったアルバス・ダンブルドアを殺したからです。
ニワトコの杖の本当の所有者
しかし、ダンブルドアからニワトコの杖を奪ったのは、スネイプではなく
ドラコ・マルフォイ
です。
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の最後に、ドラコ・マルフォイはダンブルドアに対し武装解除呪文（エクスペリアームス）を使用して杖を奪ったのです。
そのため、ニワトコの杖の所有者はドラコ・マルフォイになっていました。
マルフォイから杖を奪ったハリーが杖の所有者になった
その後、『ハリー・ポッターと死の秘宝パート2』の冒頭で、ハリーはマルフォイ邸にてマルフォイから杖を奪っています。
この時ニワトコの杖はその場にありませんでしたが、ハリーがマルフォイから杖を奪ったという行為そのものにより、ニワトコの杖の忠誠心がマルフォイからハリーに移ったのです。
ヴォルデモートがスネイプを殺したのは勘違い
ヴォルデモートがスネイプを殺した理由に戻ると、ヴォルデモートはスネイプがダンブルドアから杖を奪い、ニワトコの杖の忠誠心を持つ人物だと勘違いしていたのです。
ヴォルデモートは、スネイプを殺すことでニワトコの杖の忠誠心が自分に働き、ニワトコの杖を思う通りに扱えると思ったんですね。
そのため、スネイプはヴォルデモートに殺されてしまいました。
しかし、スネイプは元々ニワトコの杖の所有者にすらなっていなかったため、スネイプを殺してもニワトコの杖はヴォルデモートの思い通りに動くことはありませんでした。
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まとめ
- スネイプがヴォルデモートに殺されたのはニワトコの忠誠心が関係している
- ヴォルデモートはニワトコの杖の忠誠心がスネイプにあると勘違いしていた
『ハリー・ポッター』シリーズは原作小説を読んでいないと難解な部分が結構ありますよね。
『ハリーポッター』シリーズについては詳しく解説＆考察しているので、その他の解説＆考察記事もぜひ読んでみてくださいね！
