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崖の上のポニョのリサが嫌いでなぜ宗介は呼び捨て?最後のセリフや死んだのか

ジブリ作品として人気の『崖の上のポニョ』。

そんな『崖の上のポニョ』の登場人物で、宗介の母であるリサについて、一部では「嫌い」という声も挙がっているようです。

リサはどうして嫌われるのでしょうか?

また、宗介が「リサ」と呼び捨てにする理由や、リサは結局死んだのか?

などについて解説していきます。

『崖の上のポニョ』のリサが嫌い?

『崖の上のポニョ』に登場するリサ

宗介の母で、介護施設で働くワーキングマザーですね。

 

しかし、そんなリサが嫌いという声が挙がっているようです。

 

リサが「嫌い」と言われる理由について考察してみました。

リサの育児方針が嫌い

まず1つ目は、リサの育児方針について。

特に声が多かったのは、宗介が母親のことを呼び捨てで「リサ」と呼んでいる点。

 

普通・・・とか言うとアレですけど、だいたい「お母さん」「ママ」とか呼びますよね。

 

でもなぜか「リサ」と呼び捨て・・・w

 

自分が母親のことを名前呼び捨てで呼んだら・・・

自分の息子が私を呼び捨てにしてきたら・・・

 

なんか気持ち悪いですね(笑)

 

この違和感たっぷりな感じが、リサが「嫌い」と言われる原因になっているのではないかと思います。

リサが無鉄砲で嫌い

もう1つ考えられる理由としては、リサが若干無鉄砲な部分ですね。

 

ポニョが宗介に会うために津波を引き起こした際、リサは一旦宗介を連れて自宅へ帰ります。

自宅に帰った理由としては、自宅が灯台代わりになっているため、船人たちを安心させるため(?)というか、目印的な役割を担うために早く自宅に帰ろうとしたのだと思います。

 

しかしその後、リサは自分の働く老人ホームへと向かうのです。

幼い宗介を残して・・・!

 

宗介ってまだ5歳くらいですよね。

 

こんな緊急事態に宗介だけ置いて行っちゃう?

心配にならない!?

 

しかも、運転がまあ荒い荒い。

 

真っ直ぐで正義感が強くて・・・という女性を描きたかったのかもしれませんが、世の中の母親的には全く共感できない!

 

というところが、リサが嫌われる一因だと思います。

 

リサが嫌われる原因を総括すると、

「母親として共感できない」

というところが大きな原因なのでは・・・と思います。

宗介はなぜリサを呼び捨てにするのか?

では、なぜ宗介はリサのことを「お母さん」や「ママ」ではなく呼び捨てにするのでしょうか?

 

宗介がリサを呼び捨てにする理由としてハッキリしたことはわかっていませんが、以下のような理由が考えられます。

 

  • 現代の子供の象徴?
  • 一個人として際立たせたかった
  • 名前が大事だよというメッセージ

 

などの理由ですね。

現代の子供の象徴?

まず、最初に思ったのは、宗介がリサを呼び捨てにしているのは、現代の子供たちの象徴的な感じなのでは?というところ。

 

最近では自分の親を呼び捨てにしたり、「〜ちゃん」と呼ぶ子供が増えているのだとか。

 

”友達親子”

 

というような言葉があるように、友達のような親子関係が増えてきていると・・・。

 

そこで取り上げられたのが、最近の若者は「自分の親を友達のように下の名前で呼んでいる」というテーマ。実際に、番組が渋谷・原宿の若者200人を対象に調査したところ、全体の13%が「親を友達のように呼んでいる」と回答。具体的には、

「(母親のことを)まきちゃんって呼んでます」
「友達みたいな関係性なので、ちゃん付けです」

といった声が出ていた。下の名前で呼ぶ理由については、「なんとなくノリで」という回答が最多だった。以下、「親しみを込めて」「親に求められて」と続いた。

出典:https://www.j-cast.com/2016/05/29267734.html?p=all

 

番組の調査では、13%の若者が親を友達のように呼んでいると回答したそうです。

 

私も現在20代ですが、確かに友達でも親を「〜ちゃん」「〜くん」と呼んでいる人がいてびっくり・・・という経験があります。

 

もしかしたらそういった現代の若者の象徴のような感じで、宗介がリサを呼び捨てにするという設定にしたのかもしれませんね。

 

う〜ん、でも個人的にはナシかな・・・(笑)

親は友達ではない(笑)

一個人として際立たせたかった

宗介がリサを呼び捨てにする理由として、一個人として際立たせたかったという理由があるような気もします。

 

というのも、最初は宗介とリサという母子のストーリーですが、徐々に宗介とポニョのストーリーになっていきますよね。

 

そこで、宗介に対して「ポニョが半魚人でも良いのか?」とポニョのグランマンマーレが問うシーンもあります。

 

まだ5歳の男の子にそんなこと言っても〜・・・

 

とか思っちゃいますが、宗介が「リサ」と呼び捨てにしていることで、母子のストーリーという感覚で見れないと言いますか、宗介がすごく大人びて見えるんですよね。

 

宗介をただの”子供”ではなく、一個人として見ることができるように、あえて両親を呼び捨てにしたのかな?とも思いました。

名前って大事だよというメッセージ

最後に挙げられるのは、『名前』そのものが持つパワーみたいなものを表現しているのかな?と思いました。

 

というのも、これはポニョの話になってしまうのですが、ポニョの本名は『ブリュンヒルデ』っていうんですね。

『ブリュンヒルデ』は、北欧の神話に出てくる死者の魂を導く存在です。

 

しかし、ポニョはこの『ブリュンヒルデ』という名前を気に入っていませんでした。

 

この『ブリュンヒルデ』という名前は、人間を滅ぼそうとしたポニョの父親であるフジモトが名付けた名前です。

 

結局ポニョは、小舟に乗った親子の赤ちゃんに、成仏できるおまじないみたいなことをしています。

多分あれは、死んでるけど成仏できない赤ちゃんを、死者の魂を導く力を持ったポニョが成仏させたのではないかと考察されています。

 

ポニョは『ブリュンヒルデ』そのものではありませんが、『ブリュンヒルデ』という名前を名付けられることによって、そういった不思議な力を持ったのではないかと。

 

そしてここで宮崎駿監督が伝えたかったメッセージは、「名前の力は大事だよ」ということ。

 

今はキラキラネームが流行っていますよね。

難解な当て字や、どう考えても「変だよ」という名前など。

 

そして、そんなキラキラネームに苦しめられている子供もたくさんいます。

 

ジブリに関連性があるキラキラネームといえば、「今鹿」と書いて「ナウシカ」と読むキラキラネームなんかもすごく話題になりましたよね。

 

そういったキラキラネームの弊害についての警鐘を、ポニョの名前を使って表現したのでは?と思うんです。

 

名前が持つパワーっていうんですかね。

 

名前って人生の中で1番耳にする言葉だと思うんですよ。

人から名前で呼ばれますからね。

 

”潜在意識に働きかける”

じゃないですけど、それと近いものがある気がします。

 

名前の響とか、名前を呼ばれた時に感じる感情とか、そういうものが自分の性格とか能力に影響するみたいなね。

 

なので、一個人の名前を際立たせるために、宗介がリサを名前で呼び捨てするような表現にしたとも捉えられます。

リサの最後のセリフは?

続いては、リサの最後のセリフについて。

 

これは結論から言うと、

 

「あなたも、グランマンマーレ!」

 

と言っています。

 

特になんの捻りもありません。

 

グランマンマーレが、「ありがとう、リサ」と言った後に、「あなたも、グランマンマーレ」と答えている会話です。

 

 

ただ、言葉の使い方が、「あなたも」という言い方にはちょっと疑問ですが。

 

「こちらこそありがとう!グランマンマーレ」

 

でも良いような気がしますよね。

 

「あなたも、グランマンマーレ」

 

ってちょっと日本語がおかしい気がしてしまいます。

 

>>グランマンマーレの正体は女神でモデルは?ポニョはどうやって生まれたの?

 

リサは結局死んだのか?

最後に、リサは結局死んでしまったのか?について。

 

こちらについては、映画としてハッキリと明言はされていません。

 

しかし、一部のファンの間ではリサは死んだという見解になっているみたいですね。

 

リサは、嵐が来て津波から逃げ、宗介と一旦家に帰りますよね。

そのあと、嵐が少し落ち着いてから、再び勤務先の介護施設に向かいます。

 

翌日、嵐が収まって宗介とポニョがリサがいるはずの介護施設に行きますが、道中でリサの車が荒れ果てた状態で見つかります。

 

おそらくリサは津波に巻き込まれ、死んでしまったと考えるのが自然ですよね。

 

だって、介護施設は海のすぐ近くにあるわけで・・・

 

仮に介護施設に辿り着いた後に車が流されたとしても、介護施設は波に飲み込まれたということですから。

 

 

映画では流石に車が横転しているような光景ではありませんが、葉っぱが車の中にあったり、草木で汚れているのは津波に飲み込まれたという表現だとも捉えられます。

 

グランマンマーレのセリフが意味深

さらにその後、クラゲドームでのリサとグランマンマーレの会話も意味深です。

 

グランマンマーレが、リサに対して

「リサさんも辛いだろうに」

と言うのです。

 

リサが死んでいない設定だとすると、リサが辛いって一体どういうこと!?

 

と思ってしまうのですが、リサが死んでいると仮定すれば、このセリフには納得できます。

 

おそらく、幼い子を残して死んでしまって、あの世から見守ることしかできない、成長していく宗介を見届けられなかったということで、「リサさんも辛いだろうに」という言葉が出て来たのだと考えられます。

 

親の気持ちになれば”辛い”の意味はきっとわかりますよね。

 

幼い我が子を置いて自分だけ旅立ってしまったのですから。

そりゃあ心配にもなりますし、辛いわけです。

 

リサが死んでいるとなると、クラゲドームにいた老人たちも皆死んでいると解釈できます。

 

介護施設にいた時には車椅子だった老人たちが、みんな飛んだり跳ねたりしているのは、魂が肉体から離れ、自由になったことを表現しているのだと考えられますね。

まとめ

以上!今回は『崖の上のポニョ』のリサについて解説しました!

ぜひ『崖の上のポニョ』を楽しんでみてくださいね!

 

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