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ブラッククローバーのユリウスはなぜ子供として復活した?黒幕説や正体と強さも

ブラッククローバーのユリウスはなぜ子供として復活した?黒幕説や正体と強さも
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漫画ブラッククローバーは、魔法を無効化する剣を持つ少年アスタが、魔導士の最高峰である『魔法帝』を目指して冒険を繰り広げるファンタジー作品です。

魔法帝ユリウス・ノヴァクロノはアスタを始めとする魔導士たちの憧れであり目標になっている人物ですが、その魔法や正体には謎も多く、読者の一部からは物語の黒幕であるという説も囁かれています。

このコラムでは、判明しているユリウスのプロフィール、魔法の詳細、黒幕説などについて語って行きます。

ユリウス・ノヴァクロノのプロフィール

外見・年齢・趣味など

10月15日生まれの42歳。血液型はAB型、身長は180センチ。一見すると落ち着きのある中年男性です。

趣味は変身して国内をめぐり、未発見の魔法を探すぶらり旅。相当な魔法マニアで、新しく目にする魔法に対しては少年のように瞳を輝かせます。

魔法帝の仕事

『魔法帝』とはクローバー王国の魔導士の頂点であり、九つの魔法騎士団を束ねる存在ですが、『国王』は別にいます。血筋で選ばれる国王とは違い、魔法帝は実力と功績がなければなることはできません。

ユリウスの場合、魔法帝になる前は魔法騎士団『灰色の幻鹿』の団長を務めていました。なお魔法帝の権力は、軍事上は国王とほぼ同等であると言われています。

若い頃、身分の低い同僚が、貴族の妬みをかって謀殺されてしまったことがあったため、ユリウスは身分に左右されない魔法騎士の評価制度を導入するなど、恵まれない立場にいる者にも眼をかけています。人間の可能性は無限大であるという考え方が行動原理です。

交友関係

魔法帝という立場上、配下の魔法騎士とは基本的に分け隔てなく接しているユリウスですが、とくに交流が深い相手が魔法騎士団『黒の暴牛』団長のヤミ・スケヒロと、『金色の夜明け』団長のウイリアム・ヴァンジャンスです。

ヤミは異邦人であったため、ウイリアムは顔に酷い傷があったために周囲から迫害されていましたが、ユリウスは彼らの才能を見抜き、魔法騎士団に入るよう勧誘しました。みるみるうちに頭角を現した二人は、ユリウスのすすめで新しく設立された騎士団の団長を務めることになります。

ユリウスは二人に信頼を寄せられており、ヤミからは「ユリウスの旦那」と呼ばれて親しく付き合っているようです。

ユリウスはなぜ子供になって復活した?

最強の魔導士と呼ばれる魔法帝は、クローバー王国に害意を持つ勢力にとっては邪魔でならない存在でした。

王国に復讐を誓うテロリスト集団、『白夜の魔眼』の党首であるリヒトは、王国に侵攻をかける前に、ユリウスを抹殺しようと考えます。ユリウスに戦いを挑んだリヒトは、戦いの最中に攻撃先をユリウスから王国の人々に変更します。

リヒトの魔法は一瞬で標的を攻撃できる光魔法だったため、ユリウスは全能力を駆使して王国民を守らざるを得なくなり、その隙を突かれて致命傷を負ってしまったのでした。

ヤミたちに後を託して死亡したかに見えたユリウスでしたが、白夜の魔眼との戦いが集結した後、ヤミの目の前に現れたのは、少年の姿に若返ったユリウスでした。

ユリウスは、大昔の大魔導士が残した燕紋(スワローテイル)という技術を利用して魔力を額にため込んでおり、その魔力と得意の時間魔法を組み合わせることで、自分の命を復活させることができたのです。

ただし完全に元の姿には戻れず若い頃の容姿になってしまったため、それまでより弱体化しています。

ユリウスの魔法や能力は?

上で少し説明したように、ユリウスは時間を操る時間魔法の使い手です。

時間魔法の本質は、対象から時間を奪うというもの。奪った時間は保管して好きなときに使うことができます。この基本機能を元に、敵を拘束・消滅させたり、上で述べたような死後の復活を可能にしたりと様々な効果を生み出しています。

ここではユリウスが作中で使用した代表的な魔法を紹介します。

魔法名 説明
時間拘束魔法 クロノスタシス 球体で物体や生物を包み、その時間を自由に操作します。時間の流れをゼロにすれば相手は身動きがとれなくなり、流れを超高速にすれば消滅させることも可能です。
時間反転魔法 クロノアナスタシス 時間を反転させることで、攻撃を無効化することが可能。リヒトとの戦いでは、クローバー王国の全国民に対して使用しました。
マナゾーン+時の加速 マナゾーンは特定の空間を自分の魔法で支配する技術。周囲の空間だけを加速することで、少し未来の光景を知り、敵の攻撃を回避できます。
変身魔法 自らの姿を変える魔法。お忍びで国内を巡るために活用しています。

ユリウスの強さは?

強力な魔法の使い手であるユリウスですが、魔法の才能を抜きにして、精神面だけ見ても強者であると思わせてくれるキャラクターです。

ひょうひょうとした態度を崩さず、配下や国民に対しては気さくに接することが多いユリウスですが、自分の仕事や敵対者に対しては厳しい態度で臨んでいます。

アスタと魔法帝になるために必要な条件について意見を交わしたときには、なにより必要なのは『実績』だと真剣な顔で語りました。

また王都を襲った白夜の魔眼のメンバーに対しては、一切の温情を示すことなく葬り去る姿勢を見せています。

才能だけではなく、魔法帝という立場にふさわしい厳しさを備えた人物であることがユリウスの強みであると言えるでしょう。

ユリウスの黒幕説や正体を考察

ユリウスはなぜ怪しい?

主人公のアスタたちにとっては頼もしいリーダーであるユリウスですが、読者から「物語全体の黒幕では?」「背後で何か陰謀を企んでいるのでは?」と推測があがることもしばしばです。ここでは怪しまれる理由と、彼が何者なのかを考察してみます。

言動が微妙に怖い

「情報を教えてもらいたいから、一人だけは生かしておいてあげるよ」

白夜の魔眼に所属するテロリストに対峙したユリウスは、上のような感じの台詞を口にします。

魔法騎士のトップとしてテロリストと相対しているのですからこれくらいの厳しさは当然かもしれませんが、味方サイドの人間とは思えない発言だと読者の間で話題になりました。

実際、この直前にユリウスがテロリストを躊躇もなく葬っていたことも、怖さを倍増させました。

この場面はアニメでも忠実に再現されているのですが、このシーンでかかったBGMがラスボスの出現のような厳かなものだったため、ユリウスに対する「怖い」「ラスボスっぽい」印象がさらにアップしたのでした。

規格外の魔導書(グリモワール)は人間でない証拠?

ブラッククローバーに登場する魔導士たちは、魔法を使用する際、魔導書を開いて攻撃します。

この魔導書は物語の中でかなり重要な使われ方をするアイテムになっています。そもそもタイトルの『ブラッククローバー』は、主人公アスタの魔導書に刻印されている、悪魔が宿るクローバーを指していると思われます。

そしてユリウスの魔導書ですが、他の登場人物のどの魔導書とも似ていない奇怪なデザインをしています。

何しろ表紙と裏表紙が存在しないのです。ユリウスの時空魔法を反映するように、始まりも終わりもないページの連なりが常に回転しています。(復活してからは、魔力が足りないためか、ページ数が大幅に減ってしまいましたが)

この独特すぎる魔導書のデザインは、ユリウスが他の魔導士とは全く違う存在である証拠であるように思えなくもありません。

物語の中には『悪魔』が存在することがわかっていますが、ユリウスもまた『時の神』などといった人間ではない存在なのかもしれません。

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まとめ

  1. ユリウスはクローバー王国の魔導士の頂点に立つ魔法帝
  2. 作中でも最高クラスの魔法の使い手だが、国民をかばって命を落とした
  3. 魔法を使って若い頃の姿で復活したが、パワーダウンしている状態
  4. 使用魔法は時を操る時間魔法
  5. 言動から物語の黒幕ではと疑われている
  6. 異様な魔導書を持っていることから、人間ではないのかもしれない

仮に読者が疑っているようにユリウスが黒幕だったとしても、その目論見が明らかになるのは物語終盤になるだろうと思われます。黒幕予想が当たっているのかどうか、非常に楽しみです!

Thank you

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