ハリーポッターシリーズに登場するマンダンガス・フレッチャー。
不死鳥の騎士団の一員ですが、マッドアイ・ムーディを裏切り、マッドアイは死んでしまいましたね。
なぜマンダンガスはマッドアイを裏切ったのでしょうか?
マンダンガスは何者なのか?なぜ不死鳥の騎士団の一員なのか?
そして、マンダンガスのその後についても解説していきます。
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マンダンガス・フレッチャーのプロフィール
ホントにどうでもいいけど、死の秘宝 第11章で、クリーチャーがマンダンガスの頭を鍋の蓋で殴って、ハリーに止められたけど、まだ殴り足りなくて「もう一度だけよろしいでしょうかあ、ついでですからぁ!(ワナワナ)」ってシーンあるんだけど、じわ(笑)ついでに殴りたいのもしょうがないよね pic.twitter.com/AIth64ZQ3h
— Maiko マイコ (@maiko19890414) July 18, 2019
生年月日 | 1962年以前 |
---|---|
出身地 | イギリス |
血統 | 半純血 |
婚姻 | 未婚 |
職業 | ならず者(盗みなど悪いことをしている) |
マンダンガス・フレッチャーは、イギリスの魔法使い。不死鳥の騎士団の一員でもあります。
しかし、不死鳥の騎士団の一員と言っても、悪いことばかりしており、騎士団のメンバーからも煙たがられている存在。
マグル製品不正使用取り締まりの調査をしていたアーサー・ウィーズリーに呪いをかけようとしたり、亡者を装って銀行強盗を行おうとしたりなど、とにかく悪さしかしていません。
さらに、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の原作の中では、ハリーの護衛をサボって盗品の大鍋を買い付けに行ったために、ハリーがディメンターに襲われたりなど、その失態は数知れず。
ただし、ただの悪いやつと言うわけでもなく、ちょっと憎めない悪オヤジという感じ。
アーサー・ウィーズリーが魔法省の神秘部でナギニに襲われた際に、ウィーズリー一家を聖マンゴ魔法疾患障害病院に送って行ったり、フレッドとジョージの『ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ』の商売の手伝いをしてくれたりなど、ちょっと良いところもあります。
ちなみに結婚はしておらず独身。年齢も不明ですが、明らかにシリウスよりは年上に見えますね。おそらく40歳代くらいかな?と思います。
マンダンガスがマッドアイを裏切ったのはなぜ?
そんなマンダンガスですが、『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』で、ハリーが隠れ穴に移動するためにとった作戦で、ペアを組んでいたマッドアイを裏切っていましたね。
マンダンガスがマッドアイを裏切ったのは、ヴォルデモートが現れたため、ビビって逃げたからです。
マンダンガスが逃げたことで、マッドアイが1人になり、ヴォルデモートに殺されてしまいました。
そもそも、マンダンガスはハリーを運ぶ作戦に、嫌々参加していたため、早々に裏切ってしまったというわけです。
「これが おそ松、こっちがカラ松、これが一松」
「全部同じじゃん」
「てめえ、表出ろ」「右から、ハーマイオニー、ロン、フラー、マンダンガス、ジョージ、フレッド、そしてハリーポッター」
「皆同じじゃん」
「愛じゃよ」 pic.twitter.com/R2YFg3iYgo— サイナティックビーストと黒い社畜の誕生 (@sAinatic7474) May 24, 2016
マンダンガスはなぜ不死鳥の騎士団に入ったの?
しかし、ハリーを運ぶ作戦も嫌がったのに、なぜ不死鳥の騎士団に入ろうと思ったのか?疑問に思いますよね。
不死鳥の騎士団と言えば、ヴォルデモートの勢力に対抗する軍団であり、勇気があり正義感の強い人間が入団しているというイメージですよね。
メンバーには、ダンブルドアをはじめ、ウィーズリー一家やマッドアイ・ムーディ、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ニンファドーラ・トンクスなど、魔法使いや魔女としての腕もピカイチで、正義感の強い人間ばかりです。
マンダンガスが不死鳥の騎士団の一員なのは、ダンブルドアに恩があるからです。
原作でも詳しいことは触れられていませんが、過去にマンダンガスはダンブルドアに命を救われています。
その恩義から、マンダンガスは不死鳥の騎士団の一期メンバーとして活動するようになります。
なぜダンブルドアはマンダンガスを不死鳥の騎士団のメンバーにしたのか?
ダンブルドアが打診してマンダンガスを不死鳥の騎士団のメンバーにしたのか?
それともマンダンガスがダンブルドアに自ら志願して不死鳥の騎士団のメンバーになったのか?は謎ですが、おそらくダンブルドアがマンダンガスに打診したのだと思います。
ダンブルドアがマンダンガスに不死鳥の騎士団への入団を打診した理由としては、
裏社会の情報を入手したかったから
という理由が主たる理由だと思います。
マンダンガスは魔法界の中でも悪評高く、悪い連中との付き合いもあります。
ヴォルデモートの勢力と対抗するためには、時に裏社会の情報を入手することも必要だと考えたのでしょう。
そのため、マンダンガスを不死鳥の騎士団のメンバーにしたのではないでしょうか?
また、ダンブルドアは時に判断を誤ります。
映画ではあまり描かれていませんが、原作の中では度々ダンブルドアの失態が描かれていますし、周囲の人間からもダンブルドアは悪いことをした人間にも良い部分を見つけ、救おうとする気持ちがあります。
もともとデスイーターだったセブルス・スネイプを信用して迎え入れたことに対しても、当初は大反対されましたが、ダンブルドアはスネイプのことを誰よりも信頼していました。
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マンダンガスは最終的にマッドアイを裏切ったため、ダンブルドアは判断を誤ったと言われても致し方ない気もします。
マンダンガスはダンブルドアに対しては非常に忠実ですが、不死鳥の騎士団のメンバーに対してはしばしば悪態をついたり、命じられたことを行わなかったりなど、ダンブルドア以外のメンバーにはお粗末な態度でしたからね・・・^^;
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裏切りはマンダンガスのせいではない
また、マンダンガスの裏切りについては、もう1つ解説しておきたいことがあります。
それは、ハリー移動作戦の決行日がヴォルデモート側に漏れていたことの『裏切り』についてです。
リーマス・ルーピンが隠れ穴に来た時に、『裏切りがあったんだ』と発言しています。
これについては、マンダンガスが裏切って日にちを教えたわけではありません。
マンダンガスの汚名をそそいでおきます。(笑)
マンダンガスが服従の呪いにかけられていた
そもそも、複数のハリーを用意して、どれが本物のハリーかわからないようにして移動すると言うカモフラージュ作戦は、マンダンガスの提案だったのです。
しかし、マンダンガスが考えたわけではなく、錯乱の呪文をかけたスネイプが、マンダンガスが『不死鳥の騎士団』のメンバーにこの作戦を決行しようと持ちかけさせたのです。
スネイプは、校長室にあるダンブルドアの肖像画から作戦について聞き、ハリーを移動する作戦として決行させるためにマンダンガスを操った・・・というわけです。
ちょっとわかりづらいですね。
完全にネタバレになりますが、スネイプは味方です。
デスイーター 側にいると思われていましたが、実はハリーや騎士団の味方のままだったのです。
しかし、スネイプが直接騎士団にハリーを移動する方法について提案することはもちろんできません。(ダンブルドアを殺した張本人ですから、裏切り者と思われています)
そのため、マンダンガスを服従の呪文で操り、作戦を騎士団に伝えた・・・ということです。
そしてスネイプは、ヴォルデモートの完全な信頼を勝ち得るために、移動作戦の決行日をヴォルデモートに教えたのです。
なので、マンダンガスや他の騎士団のメンバーが裏切ったわけではなく、スネイプがどちらも操っていた・・・ということになります。
マンダンガス・フレッチャーがスリザリンのロケットを持っていたのはなぜ?
ハリーを運ぶ作戦でマッドアイを裏切った後、マンダンガスは再び『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』の中で登場しています。
登場した理由は、マンダンガスがヴォルデモートの分霊箱の1つであるスリザリンのロケットを盗んでいったため、ハリーたちが分霊箱を取り戻すためにクリーチャーに命じ、マンダンガスを探してきたからですね。
マンダンガスはグリモールドプレイスからロケットを盗んだ
なぜマンダンガスがヴォルデモートの分霊箱であるスリザリンのロケットを持っていたのか?と言うと、マンダンガスがシリウスの館であるグリモールドプレイスからロケットを盗んで行ったからです。
スリザリンのロケットは、元々はシリウスの弟のレギュラス・ブラックが手に入れたものでした。
レギュラス・アークタルス・ブラックは、あのRABの正体です。
RABは、ハリーとダンブルドアが苦労して手に入れたロケットが偽物だとわかった時に、ロケットに入っていたメモに書かれていた名前。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の終盤を参照
レギュラスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
シリウスの弟であるレギュラス・ブラックは、ヴォルデモートの分霊箱の存在を知り、破壊するためにロケットを盗み、偽物を置いて来たのです。
レギュラスはその後死に、生前屋敷しもべ妖精であるクリーチャーにロケットを破壊するようにと命じていました。
しかし、クリーチャーは破壊の方法がわからず、どんな手段を講じてもロケットを破壊することができなかったため、大切なご主人であるレギュラスが残して行ったロケットを大事に取っておいたのです。
が、シリウスの亡き後、マンダンガスは誰もいなくなったグリモールドプレイスから金目のものを盗み出し、勝手に売り捌いていたのです。
原作では、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の時点で、ホグズミードに来ていたハリーが、マンダンガスがグリモールドプレイスからいっさいがっさい盗み出し、金目の物を売り捌いていることを知り、マンダンガスにキレる場面があります。
ちなみに、グリモールドプレイスの館はシリウスの遺言によりハリーの所有物となっています。
と、上記のような理由から、マンダンガスはロケットを持っていましたが、魔法省のアンブリッジに取られてしまっており、結局ハリーたちはマンダンガスからロケットを取り戻すことはできませんでした。
マンダンガスはその後どうなった?
クリーチャーが捕えて来たマンダンガス・フレッチャー。
大事なご主人のロケットを盗み出したことでクリーチャーは激怒し、マンダンガスを殴っていましたが・・・
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その後マンダンガスはどうなってしまったのでしょうか?
原作でも映画でも、その後マンダンガスが登場することはありませんでした。
おそらく、マンダンガスはホグワーツの戦いには参加していないのだと思われます。
多分、特に登場することもないので、死んでもいない可能性が高いですね。
まあ、悪いやつは死なないって言いますし・・・^^;
ヴォルデモートのことを見て怖くなって逃げたくらいですから、ホグワーツの戦いには参加せず、ひっそり隠れていた・・・・という可能性が高いかなと思いますね。
おそらく、その後も盗品を売ったり、相変わらず悪いことを続けているのではないでしょうか?
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まとめ
- マンダンガス・フレッチャーは不死鳥の騎士団の一員だが、魔法界のならず者
- マンダンガスがマッドアイを裏切ったのは、ヴォルデモートを見て怖くなったから逃げ出したため
- マンダンガスが不死鳥の騎士団の一員になったのは、ダンブルドアに恩があるから
- マンダンガスがロケットを持っていたのは、グリモールドプレイスからロケットを盗んだから
- マンダンガスのその後は不明だが、ホグワーツの戦いには参加していなかった模様
『ハリー・ポッター』シリーズは原作小説を読んでいないと難解な部分が結構ありますよね。
『ハリーポッター』シリーズについては詳しく解説&考察しているので、その他の解説&考察記事もぜひ読んでみてくださいね!