ディズニー映画『美女と野獣』
『美女と野獣』にはベルという美人な主人公が登場しますが、父親のモーリスが登場するものの、母親はいない模様。
ベルの母親はなぜいないのでしょうか?
さらに、父親の仕事や収入源についてもまとめてみました。
- 『美女と野獣』のベルに母親がいない理由はなぜ?
- 『美女と野獣』のベルの父親:モーリスの職業や収入源は?
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『美女と野獣』のベルに母親がいない理由はなぜ?
『美女と野獣』の主人公のベルは父親のモーリスと2人暮らしをしており、母親は登場しません。
美女と野獣みてて、自分もたぷしゃんとこんな素敵なラブストーリー描きたいなとか思ってたけど、たぷしゃんには無理がある配役だ。あの中で一番しっくりするのといったら、うん、ベルのパパのモーリスだね。天然でおっちょこちょいで優しい。うん。 pic.twitter.com/tGbUru4Pt7
— 豆太郎 (@Mametaroxx) March 20, 2013
このあと詳しく解説しますが、実写映画ではベルの母親の死の真相に関することが明らかになります。
しかし、アニメ版では母親に関する描写が一切ありません。
そもそもディズニー映画のヒロインには母親がいないことが多い
そもそも、ベルに限らずディズニー映画の主人公に母親がいないことが多いです。
- 『アラジン』のジャスミン
- 『リトル・マーメイド』のアリエル
- 『シンデレラ』のシンデレラ
などにも母親がいません。
ディズニー映画の主人公に母親がいないことには、いくつかの理由が考えられます。
主人公の成長を描くのに好都合
1つ目の理由は、主人公の成長を描くために、『親がいない』ということは好都合だからです。
昔からよく言われているのは、
人間の成長は親の死
などとも言われています。
ディズニー映画の主人公(プリンセス)たちには、最初から親がいない設定であることが多く、人間的に成長しやすい(そう描きやすい)ということがあるのかもしれませんね。
何か問題にぶち当たった時に、普通の人間なら母親という存在を頼りにするのは自然の流れですが、そもそも母親の存在がいなければ自分で解決するしかありません。
ディズニー映画では短い尺の中で主人公の精神的成長を描く必要がありますから、親の存在はむしろ『邪魔』になってしまうのかもしれませんね。
母親とヒロインの特徴が被る
もう1つ考えられる理由としては、母親とヒロイン(プリンセス)の特徴が被ってしまうという理由ですね。
ディズニープリンセスは素敵な女性が多いですね。
外見の美しさはもちろんですが、精神的にも強く魅力的です。
そんなプリンセスの母親ですから、当然母親も素敵な人物に違いありませんし、そう描かざるを得ない状況になってしまうと思います。
そうなれば、母親の特徴がプリンセスの特徴と似てしまうことになりますね。
強くたくましく魅力的な女性が、90分〜120分程度の映画に2人も登場する必要はありません。
キャラクターを作るというのは結構大変で、登場させればその分キャラクターの設定や声優さんなども考えなくてはいけないですよね。
コスト面でも母親は登場させない方が楽ということもあるのかもしれませんね。
ウォルト・ディズニーのトラウマ
3つ目に言われている理由としては、ウォルト・ディズニーのトラウマです。
ウォルト・ディズニーは1940年代に両親に自宅をプレゼントします。
その自宅の暖炉が壊れていたため修理を依頼し、その後両親がその家に住むのですが、母親が在宅していた際にガス漏れが起きてそのまま死亡してしまったそうです。
そのことから、ウォルト・ディズニーは『母親』という存在を描くことがトラウマになってしまったとも言われています。
ベルの母親はペスト(黒死病)で死亡したのか?
アニメ版ではベルの母親の死について触れられていませんが、2017年に公開された実写版の『美女と野獣』の映画では、ベルの母親はペスト(黒死病)で死亡したという設定であることがわかりました。
ペスト(黒死病)とは?
ペスト(黒死病)は、14世紀に大流行した世界的な伝染病です。
ノミが持っていたペスト菌がネズミや犬、猫などを噛み、そこでペスト菌が動物に感染。
主にネズミなどを媒介して人に感染していきます。
ペストが黒死病と言われるのは、最終的に身体中に黒い斑点のようなものが出来て死んでしまうことから、『黒死病』と呼ばれるようになりました。
主にヨーロッパで流行が大爆発し、当時世界では1億人以上の人がペスト(黒死病)で亡くなったと言われています。
ペストについて詳しいことはオリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube動画でもわかりやすく解説されているので、ぜひ参考にしてみてください。
実写版『美女と野獣』の中では、ベルの母親はペスト(黒死病)に感染し、生まれたばかりのベルへの感染を恐れ、モーリス(ベルの父親)はペストに感染してしまったベルの母親の了承を得て、ベルの母親を置いて家を出てベルを連れてパリから離れました。
ペスト(黒死病)は1720年フランス・マルセイユで大流行している。これが欧州最後の大流行といわれている。 #美女と野獣 pic.twitter.com/ZKBsQzKChL
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) June 7, 2019
ベルの母親はそのままペストで亡くなってしまったため、ベルには母親がいないというわけです。
ベルの父親モーリスの仕事や収入源は何?
ベルの母親について解説しましたが、父親のモーリスの仕事は何なのでしょうか?
アニメの『美女と野獣』では、モーリスの仕事は『発明家』となっています。
実写映画では『元絵描きのオルゴール職人』に変わっています。
ディズニー『美女と野獣』、ベル&モーリスの場面写真が初解禁!https://t.co/J8scCDn2zk
#美女と野獣 #ディズニー #ベル #モーリス pic.twitter.com/ZulVKasYws
— シネマカフェcinemacafe.net (@cinema_cafe) November 8, 2016
収入源は一体・・・?
アニメ版の『美女と野獣』では、発明家となっていますが、村の人たちには変人呼ばわりれ、バカにされていました。
さらに、発明はそんなに上手くいっている感じでもなさそうだったので、収入源は一体・・・?と疑問に感じてしまいますね。
発明品が当たれば億万長者も夢ではありませんが、アニメ版の時点ではそんなヒット発明を生み出している感じでもなさそうだったので・・・
想像にはなりますが、何か物を作って街に売りに出たりということはしていたのではないかと考えられます。
そのほか野菜など自宅で育てられる物は自給自足したり・・・という感じでしょう。
ただ、発明にもお金がかかりますし、ベルは町の本屋さんに行って本を購入しています。
そのことを考えると、どこかしらの収入源は必要であると考えられますね。
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まとめ
以上、今回は『美女と野獣』のベルの母親や父親について解説しました!
ぜひ『美女と野獣』を楽しんでみてくださいね。