『ハリー・ポッターと賢者の石』で名前のみ登場していたニコラス・フラメル。
著名な錬金術師として有名なニコラス・フラメルですが、なんと『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い』では生きているニコラスが登場!
今回は、そんなニコラス・フラメルは実在した人物なのか?
結局死因は何だったの?本に映っていたのは奥さん?
など、ニコラス・フラメルに関することをまとめてみました!
もくじ:好きなところに飛べます
ニコラス・フラメルとは?
生年月日 | 1300年〜1327年頃 |
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出身地/居住地 | 不明/フランス(1920年代時点) |
出身校 | ボーバトン魔法アカデミー |
職業 | 錬金術師/哲学者 |
ニコラス・フラメルは、フランス在住(1920年代時点)の錬金術師。
出生地は不明ですが、ボーバトン魔法アカデミーがフランスに所在しているため、ニコラス・フラメル自身もフランスに生まれたフランス人の魔法使いである可能性が高いです。
『賢者の石』を錬金することに成功したニコラス・フラメルは、『賢者の石』を用いて作られる『命の水』を飲むことで、ありえないほど長生きしていました。
ダンブルドアと出会ったのは1890年代とされています。
ダンブルドアは1881年生まれですから、まだダンブルドアが学生だった頃に知り合ったのかもしれませんね。
当時、フラメルとダンブルドアは手紙のやり取りをしていたそうです。
ニコラス・フラメルについて詳しいことはあまり明らかにされていません。
ニコラス・フラメルの年齢は何歳?
ニコラス・フラメルは、『賢者の石』からできる『命の水』を使ってたいそう長生きしたと知られていますが、結局何歳まで生きたのでしょうか?
ニコラス・フラメルが死んだのは、
ニコラス・フラメルが665歳を超えて何年か経ってから
であると言われています。
正確に何歳で死んだのかは明らかにされていません。
『ハリー・ポッターと賢者の石』で、肉体のないヴォルデモートは、賢者の石から作られる『命の水』を利用して肉体を復活させようとしていました。
賢者の石が盗まれることを防ぐために、ハリーとロン、ハーマイオニーの3人で特大のチェスを倒したり、飛び回る鍵を捕まえたりしましたよね。
そして、最終的にハリーは賢者の石を守りきることができました。
賢者の石とは?
そもそも『賢者の石』とはどんな物なのか?
『賢者の石』は、
- いかなる金属も黄金に変えることができる
- 飲めば不死身になる『命の水』を作り出すことができる
という力があります。
『賢者の石』は、『ハリー・ポッター』の中だけの伝説ではなく、現実世界でも伝説の物質として語られていました。
中世のヨーロッパでは、錬金術が盛んに行われていました。その中で、『賢者の石』を作り出した錬金術師がいたのではないかと言われているんですね。
しかし、実際に『賢者の石』が作られたという証拠はなく、あくまでも噂、伝説のお話です。
まあ、実際に『賢者の石』が作られていたとするならば、ニコラス・フラメルのようにあり得ないほど長生きした人物がいてもおかしくないわけですから・・・^^;
そういった人物が確認されていないとなると、『賢者の石』が実在したという可能性は低いですね。
賢者の石はその後どうなったの?
賢者の石は、その後ダンブルドアの手によって破壊されています。
ダンブルドアは、賢者の石を破壊することについて、ニコラス・フラメルと話し合った結果であるとハリーに告げています。
ハリーがニコラス・フラメルが死んでしまうのではないかと心配すると、ダンブルドアはハリーにこう告げます。
“きみのように若い者にはわからんじゃろうが、ニコラスとペレネレにとって、死とは長い一日の終わりに眠りにつくようなものなのじゃ。結局、きちんと整理された心を持つ者にとっては、死は次の大いなる冒険にすぎないのじゃ“
引用:『ハリー・ポッターと賢者の石』原作小説より
ニコラス・フラメルは、身辺を整理するために十分な量の『命の水』を蓄えていたとも言われています。
『ハリー・ポッターと賢者の石』は、年代で説明すると1991年〜1992年の出来事です。
1992年からおそらく数年間、身辺整理のために生きていた可能性もあります。
ニコラス・フラメルは、『ハリー・ポッターと賢者の石』の時点ですでに665歳を超えていると言われています。
ハーマイオニーが図書館で調べた際に、本に『665歳を超えている』と記載されてありました。
そのため、665歳以上〜の年齢で亡くなったということですね。
ニコラス・フラメルは実在した錬金術師なの?
そんなニコラス・フラメルですが、実在した錬金術師とも言われています。
実在した錬金術師だった可能性もある
調べてみると、フランスには実際にニコラス・フラメル(もしくはニコラ・フラメル)という錬金術師が存在したとの伝説があります。
実在したニコラス・フラメルも、『ハリー・ポッター』シリーズ同様に1330年頃に誕生したそうです。
さらに、『賢者の石』により不死身になったという伝説も残されているそうです。
しかし、実際にはニコラス・フラメルが遺したとされていた錬金術書は、後から偽書されたものである可能性が高いとの見解となっています。
ニコラス・フラメルという人物は実在したのだと思いますが、実際に錬金術師だったのか?賢者の石を作り出したのか?という部分はハッキリとした証拠はないようです。
ニコラス・フラメルの家は実在する!?
ニコラス・フラメルという錬金術師が実在したかも・・・ということを解説しましたが、実在したニコラス・フラメルが住んでいたとされる”家”が実在するようです。
実在のニコラス・フラメルの家は、
”パリ最古の家”
とも言われ、現在はレストランとして使用されています。
パリ行ったときにニコラスフラメルの家にも行きました!!実際にニコラスフラメルの家だったみたいです!今はレストラン?として営業してましたー pic.twitter.com/LYye8LDlNv
— KOHEI (@kkk_Harry02830) August 28, 2019
1407年に建設されたという家で、実在のニコラス・フラメルが70代の時に建てたということになりますね。
皆さんも、パリに行った際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ニコラス・フラメルと鋼の錬金術師の関連性はある?
そんなニコラス・フラメルですが錬金術を扱う漫画として有名な『鋼の錬金術師』との関連性はあるのでしょうか?
『鋼の錬金術師』とニコラス・フラメルの関連性として考えられるのは、
『フラメルの十字架』や『フラメルの紋章』
と呼ばれるマークです。
【JUMP 大阪 8/25 初日】山田涼介
左肩にフラメルの十字架貼ってた!!
エド!!!! pic.twitter.com/aMojXznkO6— ななちゃん (@773Ry_) August 25, 2017
『フラメル』という言葉が入っているため、ニコラス・フラメルに関連しているのだと考えられます。
『フラメルの十字架』は、錬金術を代表するマークのようなもので、『鋼の錬金術師』のキャラクターのタトゥーや洋服のロゴに取り入れられています。
例えば、
- エドのマントのロゴ
- アルの左肩にあるロゴ
- イズミの胸元にあるタトゥー
などが代表的ですね。
ただ、この『フラメルの紋章』に関してはハリー・ポッターシリーズで登場するニコラス・フラメルというよりは、実在した錬金術師(だと思われる)ニコラス・フラメルとの関連性と言えますね。
もしかしたら、ファンタビシリーズに登場するニコラス・フラメルが、『フラメルの紋章』を身につけている描写があるかもしれません。
ニコラス・フラメルの死因は結局何?
『賢者の石』を錬金術で作り出したと言われているニコラス・フラメルですが、『命の水』を飲み続ければ不死身で居られるのに、どうして死んでしまったのでしょうか?
ハリー・ポッターシリーズでのニコラス・フラメルの死因
まず、『ハリー・ポッター』シリーズでのニコラス・フラメルの死因についてですが、こちらは『賢者の石』を破壊したことで、ニコラス・フラメルは不死身で居続けることができなくなってしまいました。
『ハリー・ポッターと賢者の石』での出来事ですが、ニコラス・フラメルが所有していた『賢者の石』がヴォルデモートに狙われたことで、ダンブルドアと話し合い、ニコラス・フラメルは賢者の石を破壊することにしたのです。
またヴォルデモートのような者に賢者の石を狙われれば、危険な事態になると思ったからですね。
『賢者の石』から作り出すことができる『命の水』が作れなくなったために、ニコラス・フラメルは死んでしまったのでした。
ニコラス・フラメルは賢者の石を破壊するまでに、十分な量の『命の水』を蓄えていたと言われていて、蓄えていた『命の水』を使って身辺の整理をしてから亡くなったとされています。
明確な死因についてや、いつ死んでしまったのか?についてはわかっていませんが、おそらく死因については『老衰』なのではないでしょうかね。
少なくとも亡くなった時点で665歳を超えていますから、普通に考えて寿命で亡くなるでしょう^^;
実在のニコラス・フラメルの死因は?
では、実在のニコラス・フラメルは、どうして死んでしまったのでしょうか?
実在したと言われるニコラス・フラメルについては、なぜ死んだのか?いつ死んだのか?ということはわかっていません。
もし賢者の石を所有していたとすれば、『命の水』で不死身になれるはずですから、2019年現在も生きていられる可能性もありますよね。
しかし、ずっと生き続けることを望んだとも限りませんし、自ら死を選択した可能性もあります。
ニコラス・フラメルの本に映っていた女性は奥さん?
ファンタビ2に登場したニコラス・フラメルですが、自宅でとある本を眺めており、そこには女性の姿がありました。
ニコラス・フラメルの本に映っていた女性は誰なのでしょうか?
本の女性はユーラリー・ヒックス教授
結論から言うと、ニコラス・フラメルが話していた本の中の女性は、
ユーラリー・ヒックス教授
という、イルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学の教授です。
イルヴァーモー二ー魔法魔術学校は、アメリカにある魔法魔術学校で、ティナやクイニーが卒業したとされる魔法学校です。
しかし、ニコラス・フラメルはイルヴァーモーニーではなく、フランスのボーバトン魔法アカデミーの出身ですから、イルヴァーモーニーの教授とどんな関係にあるのか?は不明です。
ニコラス・フラメルはファンタビ2の中で、魔法の本を通じてユーラリー・ヒックス教授と会話をし、ニュートを助けに向かいました。
魔法の本の仕組みについては、おそらく喋る肖像画と同じ原理なのでは?と思ったりしましたが・・・
実は、ハリー・ポッターシリーズに登場する喋る肖像画は、その人物が死んだ時にしか効力を発揮しない&実際にその人物が喋っているのではなく、記憶から作られた会話であると言われています。
ニコラス・フラメルとユーラリー・ヒックス教授は、実際にお互いの意志を喋っている感じですから、肖像画の原理とはまた違った、電話のような役割を果たせる本なのかもしれませんね。
ユーラリー・ヒックス教授は、ファンタビ3から、重要な人物として登場するそうです。
どんな形で登場するのか?楽しみですね。
ニコラス・フラメルの奥さんは生きているの?
そんなニコラス・フラメルですが、フラメルの奥さんは生きているのでしょうか?
ニコラス・フラメルの奥さんは、
ペレネレ・フラメル
と言う女性です。
ニコラス・フラメルと、妻のペレネレは、通っていた魔法学校であるボーバトン魔法アカデミー時代に知り合ったとされています。
詳細については不明ですが、フラメルとペレネレはボーバトン卒業後に結婚し、共に生活してきたのだと思われますね。
そして、フラメルの妻であるペレネレは死んでしまったのか?についてですが、ペレネレはフラメルと同じくらいの年月を生きてきたとされています。
『ハリー・ポッターと賢者の石』の中で、賢者の石を破壊する決意をしたニコラス・フラメルですが、その時には妻のペレネレも存命だったということがわかっています。
ペレネレもおそらくフラメルと同じくらいの年齢だと思いますから、少なくとも665歳くらいまでは生きていたのではないでしょうかね。
いくら仲の良い夫婦でも、600年以上一緒にいたら喧嘩とかもすごそうですね・・・笑
ニコラス・フラメルと妻のペレネレは、亡くなった時にはフランスから移住し、イギリスのデボンで生活していたとされています。
また、ニコラス・フラメルの妻であるペレネレは、実在したニコラス・フラメルの妻と同じ名前が使われています。
ハリー・ポッターの作者が実在したフラメルを意識して名付けた可能性が高いですね。
ニコラス・フラメルの強さは?
最後に、ニコラス・フラメルの強さについて解説していきます。
ぶっちゃけ、ファンタビシリーズでの登場シーンも少なかったため、ニコラス・フラメルがどのくらい強い魔法使いなのか?というところはハッキリとはわかっていません。
しかし、ニコラス・フラメルはファンタビシリーズの年代である1920年代ですでに600歳を超えています。
600年も生きていれば、それなりに修羅場に遭遇することもあるでしょうし、フラメルは水晶玉も使うことができました。
フラメルの水晶玉がどんな意味を持っているのか?どんな力があるのか?という詳しいことはわかっていませんが、敵の動きを把握することに役立つのではないでしょうか?
魔法の腕もそれなりにすごいものであると想像ができますから、ニコラス・フラメルはかなり強い魔法使いであることに間違いはないでしょう。
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まとめ
- ニコラス・フラメルは賢者の石を創造した錬金術師で、665歳以上生きていた
- ニコラス・フラメルという錬金術師は実在した可能性があり、鋼の錬金術師にも関連している
- ニコラス・フラメルが見ていた本の女性はユーラリー・ヒックス教授で、ファンタビ3から本格的に登場する予定
- ニコラス・フラメルの妻であるペレネレはフラメルと同じくらい長生きした
- ニコラス・フラメルはかなり強い魔法使いであることに間違いはない
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