2020年10月に金曜ロードショーで放送される『ハリー・ポッターと賢者の石』
賢者の石の作中で、ハリーとロンたちが罰則として禁じられた森の中に入って行くシーンがあります。
そこで、ハリーとマルフォイが黒いマントを被った何者かが、ユニコーンの血を飲んでいる場面に遭遇します。
あの黒マントの正体は一体誰なのでしょうか?
禁じられた森でユニコーンの血を飲んでいた黒マントの正体は?
禁じられた森でユニコーンの血を飲んでいた黒いマントの正体は、クィリナス・クィレルです。
ターバンを巻いている、闇の魔術の防衛術の先生ですね。
って思いますよね。
確かに映画では、姿のないヴォルデモートのような描写になっています。
まるで人間とは思えない姿でしたからね。
しかし、原作ではこう語られています。
これは、ハリーが賢者の石を盗もうとしているクィレルと直接話しているシーンです↓
ただの影と霞にすぎない・・・だれかの体を借りて、はじめて形になることができる・・・しかし、常にだれかが、喜んで俺様をその心に入り込ませてくれる・・・この何週間かは、ユニコーンの血が俺様を強くしてくれた・・・忠実なクィレルが、森の中で俺様のために血を飲んでいるところを見ただろう・・・
引用:ハリー・ポッターと賢者の石より
つまり、クィレルはヴォルデモートのためにユニコーンの血を飲んでいたということ。
なので、あの黒マントは実際にはクィレルだったということになります。
映画では不気味に見せるためにゆらゆらしたマントが浮かんでいるような感じでしたが、実際にはクィレルがヴォルデモートのためにユニコーンの血を飲んでいました。
あの辺は、映画ならではの演出だったのかもしれません。
ちなみに原作ではこう表現されています↓
暗がりの中から頭をフードにすっぽり包んだなにかが、まるで獲物を漁る獣のように地面を這ってきた。
引用:ハリー・ポッターと賢者の石より
まあ確かに、原作でもそれっぽい表現ですね^^;
ヴォルデモートがクィレルに取り憑いている理由
ヴォルデモートがクィレルに取り憑いているのは、ヴォルデモート自身に肉体がないからです。
ヴォルデモートは、ハリーが1歳の時にハリーを殺そうとして、その際にハリーにかけた死の呪いが跳ね返り、肉体を失ってしまいました。
魂のみの状態になったヴォルデモートは、誰かの体に寄生しなければ生きていけない状態になったのです。
ヴォルデモートはクィレルとアルバニアの森で出会い、その際にクィレルにとり憑きました。
クィレルとヴォルデモートの詳しい出会いについてはこちらの記事で解説しています↓
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まとめ
- 禁じられた森でユニコーンの血を飲んでいたのはクィレル
- ヴォルデモートにクィレルが取り憑いているのは自らに肉体がないから
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