映画が大ヒットして、アニメの続編も期待の鬼滅の刃。
主人公の竈門炭治郎を中心に、過酷な運命に立ち向かうキャラクターたちの人間模様が魅力の作品です。
今回は、その鬼滅の刃の主人公炭治郎の父親に焦点を当ててみます。
物語では既に亡くなっているもの、実は炭治郎の強さの秘密を握っていた父親。
出来る限り分かりやすく説明したいと思うので、最後まで見ていただけると幸いです。
もくじ：好きなところに飛べます
竈門炭治郎の父親：炭十郎の正体は何者？
炭治郎の父親は、竈門炭十郎と言う名です。
病弱で物語開始時には家族を残して亡くなっており、回想シーンのみの登場になっています。
本職は、竈門家代々伝わる炭焼きです。
しかし手斧のみで巨大なクマを倒す実力を持つ、ヒノカミ神楽の使い手。
痩せ細った体格に反して、強力な力を持ちます。
正体については詳しい記述はありませんが、その身体で竈門家に伝わるヒノカミ神楽の舞を長時間舞い続けることが出来る隠れた実力者です。
炭治郎の父親の顔にも痣がある理由
また炭十郎には物語の重要なファクターである痣が顔に刻まれています。
痣は、作中最強の剣士と呼び声も高い始まりの呼吸の剣士・継国縁壱と似た位置にあります。
理由を語られてはいませんが、痣は発動すれば鬼殺隊の剣士として強力な力を持つと言われています。
痣が発動したため強力な力を持ったのか、縁壱の様に生まれつき痣があったのか分かりませんが、痣があることでヒノカミ神楽を扱えるのだと思われます。
ただ、痣を持つ剣士は25歳までに亡くなると言われています。
炭十郎が早くに死んでしまったのは、痣が原因の可能性があるかもしれません。
炭治郎の父と縁壱（よりいち）の関係は？
そもそも炭治郎の父である炭十郎と縁壱は、雰囲気や描写がどこか似ています。
では炭十郎は、縁壱の子孫なのでしょうか？
実は炭十郎と始まりの剣士である縁壱との間には、隠された関係があります。
緑壱は、炭十郎や炭治郎の祖先である炭吉に自分の剣術であるヒノカミ神楽とその呼吸を教えています。
炭十郎は炭吉の何百年後の子孫にあたり、そのヒノカミ神楽の後継者です。
つまり炭十郎は、縁壱の子孫ではありません。
しかし偶然の一致なのか、縁壱と似た位置に痣があるのも共通点です。
痣は先ほど述べたように、物語上剣士の強さの源なので強さは登場キャラクターの中でトップクラスなのだと思われます。
つまり炭十郎と縁壱は、血の繋がりこそないももの強さや雰囲気、強さの元となる痣など共通点が多いです。
本編で触れられていませんが、縁壱の生まれ変わりが炭十郎であるとは考えれるかもしれませんね。
炭治郎の先祖は鬼殺隊だった？
代々ヒノカミ神楽で日の呼吸法が伝わる炭治郎の祖先は、鬼殺隊だったのでしょうか？
これは先ほど述べたように、縁壱からヒノカミ神楽を習ったのみで炭治郎の家系は代々炭焼きの家庭だと思われます。
炭治郎は全く鬼殺隊について知らず、鬼殺隊と関連性は見られません。
またヒノカミ神楽も、厄祓いとしてで鬼を倒す力として伝わっていませんでした。
実は炭治郎の家系は、ヒノカミ神楽や日の呼吸を正式には習っていません。
ただ縁壱の日の呼吸や型を見るだけで覚えてしまい、さらにヒノカミ神楽として何百年も伝えていっています。
まず間違いなく、炭治郎の家系には鬼殺隊の柱レベルの実力があるのだと思います。
もし何かしらの出会いで、炭治郎の家系の人物が鬼殺隊の存在を知っていたら、日の呼吸を使用して活躍していたと思われます。
ヒノカミ神楽と日の呼吸の関係は？
ヒノカミ神楽と、日の呼吸はほぼ同じものと見て良いと考えます。
縁壱から見せてもらった日の呼吸の12の技を、炭治郎の家系が代々伝えるために舞としてアレンジしたのがヒノカミ神楽。
炭治郎や炭十郎にも教えられており、それにより炭治郎は上弦の鬼や、無残にも立ち向かえています。
ヒノカミ神楽は、かなり正確に日の呼吸の12の技を体現しているようで、炭十郎はヒノカミ神楽を習得していった過程で、相手の筋肉まで透けて行動を先読みできる「透き通る世界」も習得。
その力は、ヒノカミ神楽の伝授とともに息子の炭治郎にも受け継がれています。
つまりヒノカミ神楽は、日の呼吸を舞としてアレンジしただけで無く、日の呼吸の技やそれに伴う力を効率的に覚えるものなのだと思います。
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まとめ
今回は、鬼滅の刃の主人公・炭治郎の父親である炭十郎についてと、その力や一族と始まりの剣士である縁壱との関係についても紹介しました。
炭十郎は物語当初には亡くなっていますが、もし生きていたらストーリー自体を変える可能性のある人物でした。
もしかすると特殊な痣が理由で早く亡くなった可能性もありますが、もし無惨と戦っていたら炭治郎以上に無惨を苦しめたかもしれません。
また亡くなっても、炭治郎に強くなる方法を伝え物語に重要な影響を与えました。
今後アニメでそれが、どう表現されていくのか非常に楽しみです。
