『ドクタースリープ』として続編が公開される伝説的なホラー映画『シャイニング』
そんな『シャイニング』の中で登場する謎の着ぐるみを着た男と、謎の変態紳士。
あの2人は一体なんなのか?
『シャイニング』の謎の犬の着ぐるみ男について解説していきます。
もくじ:好きなところに飛べます
犬の着ぐるみを着ていた男は何者?
映画の中のシーンとしては終盤。
妻であるウェンディが、おかしくなった夫ジャックから逃げ、息子のダニーを探していた時のこと。
家族3人しかいないはずのホテルで、謎の犬の着ぐるみを着た男と、タキシードを着た紳士風の男性が2人で何やら怪しい動きを・・・。
突然の犬の着ぐるみで、しかもその風貌がめちゃくちゃ不気味www
ということで、びっくりした方も多いはず。
恥ずかしながら、今さらスタンリーキューブリックの「シャイニング」見ました。
着ぐるみのやつこれなに?
後半全部これに持ってかれた…
バター犬の比喩みたいなこと?
凄くよかったけど、あんまり怖くはないな。 pic.twitter.com/c8CARudgsX— NEO石田浩司 (@NEO_isida_koji) June 2, 2019
いやいやこいつら何やってんねんwwww
またこの犬の着ぐるみが何とも不気味。
世間では『プーさんに見える』などと言われていますが、ディズニーに怒られるので辞めておきましょう。
そして、この犬の着ぐるみ男と、その隣のタキシードの男性、何者か?と言うと、これは幽霊ですね。
実際には存在しない人間であることは間違いありません。
だって、このホテルには家族3人しかいないんですから・・・。
正体は前のオーナーとその腰巾着の男
そして、『シャイニング』の原作の中では、着ぐるみの男と、タキシード姿の男の正体が明らかにされています。
タキシードを着ている男性の方は、以前のオーナーのホーレス・ダーウェントと言う男性。
そして、犬の着ぐるみを着ている男性は、ホーレス・ダーウェントの腰巾着のような存在のロジャーという男性なのだそう。
映画と原作での設定の違い
ちなみに、映画と原作では設定が異なっており、この『犬の着ぐるみ男と男性のちょめちょめシーン』みたいなのは、映画オリジナルの設定です。
原作の中では、犬の着ぐるみを着た男が吠えたり叫んだりして、ダニーを怖がらせて邪魔をするという設定です。
まあ、ダニーはまだ小さい子供ですし、あの不気味な着ぐるみを着て脅かされたらびっくりしちゃいますよね。
しかし、監督のスタンリー・キューブリックが、ダニー役の子役であるダニー・ロイドを怖がらせないために、設定の変更をしたようです。
なぜ怖がらせなかったのか?というのは、おそらく幼い男の子にトラウマを作らせないためだと思います。
設定変更の結果ウェンディが犬男を目撃することに
ダニー役の子役を怖がらせないために、犬の着ぐるみを着た男を彼の前に登場させるシーンはカットした監督ですが、その代わりに、ダニーの母親であるウェンディと犬の着ぐるみ男の対面シーンを作ることにしました。
まあ、そこまで犬の着ぐるみ男の登場は大事なのか・・・そこは謎ですが(笑)
おそらく監督が個人的に犬の着ぐるみ男の存在が好きだったのでしょう。
ウェンディの場合大人の女性ですから、犬の着ぐるみを着た男が登場するシーンだけでは怖さがないですよね。
そのため、タキシードを着た男を用意し、2人が怪しい行為に及んでいるところを見せるという設定にしたのでした。
確かに、犬の着ぐるみを着た男がおけつ丸出しで、男同士怪しいことをしていたらかなりビビりますよねwwww
ホーレス・ダーウェントはバイセクシャルだった
さらに、タキシードを着た男性の正体である、前オーナーのホーレス・ダーウェントですが、彼は原作の中で『バイセクシャル』という設定だったみたいです。
バイセクシャルということは、男性も女性も恋愛対象になるということですね。
そのため、犬の着ぐるみを着ていた男と何をしていたか・・・それはみなさん想像せずともおわかりですよね。
ロジャーはホーレスの犬扱いだった
さらに、バイセクシャルという設定を持つ前オーナーのホーレス・ダーウェントですが、ホーレスは腰巾着のような部下のロジャーを、まるで犬のように扱っていたという描写もあります。
そのため、ホーレスの犬ということで、ロジャーに犬の着ぐるみを着せたのではないでしょうか。
まるでバター犬のように・・・・。
バター犬が何かは検索してくださいね。(笑)
過去に起こった出来事を目撃している
犬の着ぐるみを着た男の正体と、タキシードを着た男の正体について解説しましたが、なぜウェンディがあの2人を目撃したのか?そこがわからないという方も多いはず。
『シャイニング』の映画のポイントは、
- 呪い
- 過去の出来事
この2つが大きなポイントになっています。
あのホテル自体が呪われていて、ウェンディの夫のジャックも、前のオーナーであるグレーディーに会ったり、パーティ会場で多くの人を目撃していますよね。
あれは、過去に実際にあった出来事であると解釈できます。
前オーナーであるグレーディーは、自分の妻と双子の娘2人を殺害しています。
そして、ジャックに対しても妻のウェンディと息子のダニーを殺すようにと促していますね。
ホテルに現れる過去の人物たちは、全員幽霊で、幽霊たちはジャックたち家族を自分たちの仲間に取り入れようとしている(そのために殺害するように仕向けている)というわけです。
なので、ウェンディが見た着ぐるみの男や、タキシードを着た男も、過去このホテルにいた男たちであるということがわかりますよね。
おまけ
ちなみに、この犬の着ぐるみ男のキャラクターグッズも販売されているらしいですwww
シャイニングの犬の着ぐるみ男のスマホケースがあるの、初めて知った🐶😳 pic.twitter.com/oHhETGH7SC
— kuma (@kuma19690618) November 19, 2019
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まとめ
以上!今回は『シャイニング』に登場する犬の着ぐるみを着た男の正体について解説しました。
しかしながら、『シャイニング』の監督を務めたスタンリー・キューブリックは、文字の内容を映像で表現することの難しさについて語っています。
そのため、映画の中にはいくつかの矛盾点や、解明されていない謎も存在するのかもしれませんね。