呪術廻戦

呪術廻戦の両面宿儺は実在した人間が元ネタ?目的や指の意味は?

呪術廻戦の両面宿儺は実在した人間が元ネタ?目的や指の意味は?
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両面宿儺(りょうめんすくな)はマンガ呪術廻戦に登場する、主人公虎杖悠仁の体内に潜んでいる怪物です。

作中でも最強クラスの実力者である宿儺ですが、その能力や目的は謎に包まれています。

このコラムでは、両面宿儺の思惑やキーアイテムである『指』等について考察を行います。

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呪術廻戦の両面宿儺とは?

宿儺の遺物

『呪いの王』と呼ばれ畏怖されていた両面宿儺(宿儺)は、1000年前に実在した人間でした。現代より呪術が盛んだった時代にも関わらず、当時の術師たちの誰一人として、彼に勝てなかったとされています。

現代に入り、彼の遺物である『宿儺の指』が人々の負の感情の集合体である『呪霊』を呼び寄せ始めたところから呪術廻戦の物語は始まります。

平凡な高校生だった虎杖悠仁は、呪霊から親しい人たちを守るためにあえて宿儺の指を飲み込む方法を選びました。

本来、毒性の極めて高い指を飲み込んだ人間は即死するはずでしたが、なぜか虎杖は指に適合、宿儺の器として身体の中に呪いの王を宿すことになったのです。

その現場に出くわした呪術師・伏黒恵は虎杖を抹殺しようとしますが、現れた最強の呪術師・五条悟は虎杖を呪いの使い方を学ぶ呪術高等専門学校に入学させることにします。

こうして、虎杖悠仁の呪術師としての人生が幕を開けるのでした。

外見

基本的に物語の中に登場する宿儺は虎杖の身体を乗っ取った状態であるため、容姿は虎杖と同じです。

ただし虎杖の身体を乗っ取っているとき、全身に文様が浮き上がり、爪が黒色になって長く伸びるという変化を見せています。

虎杖の心の中で、虎杖と会話するときも虎杖の姿をしているため、本当はどんな姿なのかは不明です。扉絵で怪物めいた姿で描かれたこともありますが、これがイメージなのか、本当の姿なのかも分かりません。

「相棒」ではない

ジャンプマンガ等を中心に、主人公が自分の身体の中に危険な存在を宿すという設定の物語は割合見られるものです。(ブラッククローバー・NARUTO等)

それらの物語に存在する体内の同居人は、最初こそ主人公に敵対的な態度を取ってはいますが、次第に情にほだされ、主人公の「相棒」的なポジションに落ち着くものです。

しかしながら呪術廻戦の宿儺は、そうしたキャラクターたちとは一線を隠す存在です。

悪意と破壊欲に満ちた存在である宿儺は、利害が一致しなければ決して虎杖を手助けしません。

虎杖の友人が死にかけていた際も、手助けを要求する虎杖を拒絶し、あざ笑っています。

また虎杖の身体を乗っ取ることに成功した際は、敵に勝利するために、虎杖なら絶対にしないだろう大量殺戮を躊躇もなく実行しています。

その傍若無人な振る舞いから、主人公の相棒ポジションではなく、最後にはラスボスとして倒すべき存在になるのではないかと読者から予想されているのです。

両面宿儺は実在した人間が元ネタ?

日本書紀の両面宿儺

両面宿儺という存在は、呪術廻戦のオリジナルではなく、『日本書紀』などに名前が記されている人物の名前です。

『日本書紀』によると、仁徳天皇65年(西暦377年)に飛騨の国(現在の岐阜県辺り)にいた人物で、二つの顔と四つの手を持っていたとされています。

天皇の命令に従わず、民衆から略奪を働いていたため、朝廷から遣わされた難波根子武振熊という人物に討伐されたそうです。

単なるアウトローではない?

これだけ読むとただの無法者のような書かれ方ですが、岐阜県には、両面宿儺が天皇の命令を受けて位山という山に住んでいた鬼を退治したという伝説も残っています。

他にも顔を二つ持つ怪人が竜を倒したという話も伝わっており、地元で両面宿儺はただの反逆者ではなく、英雄のような語り継がれ方もされているようです。

さらに両面宿儺は観音菩薩の化身だったという伝説や、奇跡を起こしてお寺を開いたという話もあるために、彼の像が各地で作成されています。有名な仏師である円空も、宿儺像を残していることが知られています。

実像は地方の豪族?

鬼や竜を倒したという伝説を持つ両面宿儺ですが、各地でこういう伝説を持つ人物は、地元の豪族(有力者)であった可能性が高いと言われています。

地方では尊敬を集めていたものの、中央に従わなかったため、討伐されてしまった地元の英雄がいた場合、『怪物』(中央から見た姿)『英雄』(地元から見た側面)の二つの顔を持つ存在として伝説に残るということでしょう。

また二つの顔を持っていたという両面宿儺を、「二人一組の支配者」と考える解釈もあるようです。

両面宿儺の目的は何?

第一話で虎杖の身体を乗っ取った際、世の中の人間を皆殺しにすることこそ、自分の目的である、と宿儺は宣言していました。

しかしながら、命をかけて宿儺を倒そうとした伏黒恵がある秘術を使用しかけた際、興味を牽かれた宿儺は矛を収め、以後も伏黒の命を助けるなど、彼のことを尊重しています。

後に伏黒が使いかけた秘術は、作中でも最強クラスの実力を持つ式神を呼び出す術だったと判明するのですが、宿儺はその式神にも勝利しているため、伏黒のどの部分に宿儺が執着しているのかは謎のままです。

考えられるのは、伏黒の呪術師としての可能性です。

宿儺は対峙した相手の術式を「くだらない」「おもしろい」等と評価していることがあるので、伏黒に今後、珍しい術式を使えるようになるポテンシャルを感じており、彼の成長を見極めたいと思っているのかもしれません。

両面宿儺の指の行方や虎杖が捕食する意味とは?

指を集めて復活

虎杖が飲み込んだことで宿儺を宿すことになった宿儺の指は、生前の宿儺の指が屍蝋化したものとされており、計20本が現代に残されていました。

これら全てを集め、虎杖の体内に取り込むことで、宿儺は生前の力を取り戻すことができるようです。

一方の虎杖や五条悟たちは、分散していても災厄をもたらす可能性の高い指を一カ所に集め、最終的に宿儺を倒すことで災いを取り除くつもりでいます。

そのため新しい指を取り込み続けている虎杖ですが、様々な経緯があった結果、虎杖の体内には15本の指が取り込まれている状態となりました。

すでに宿儺の完全復活まで秒読みの段階に入っていると言えます。

全部集めても復活できるわけではない?

ところが、呪霊たちと共に宿儺の復活を計画している夏油傑(性格には、彼の身体を乗っ取った何者か)は、指を20本全て集めた後のことについて、

虎杖悠仁は指を20本全て取り込んだとしても肉体の主導権を両面宿儺に譲り渡したりはしないだろう

と予測しています。

ちょっとずつではなく、10本近くを一度に飲み込めば、一時的に虎杖の身体を支配することはできるそうなのですが、集めるだけでは宿儺は虎杖の身体を乗っ取ることはできないらしいのです。

すると宿儺は全盛期の力を取り戻してもなお、虎杖の身体に宿ったまま自由を得られないことになってしまいます。

こんな状況に宿儺が甘んじたままとはとても思えないので、なにか自由になる方法を探しているのかもしれません。

もしかしたら、宿儺が執心している伏黒の術式の中に、自由になるための材料が含まれているとも考えられます。

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まとめ

  1. 両面宿儺は物語の主人公、虎杖の肉体に宿った呪いの王
  2. 傍若無人な性格で、他のマンガのように主人公の相棒ポジションには収まりそうにない
  3. 『日本書紀』にも記されている実在の人物がモデル
  4. 宿儺の目的は不明。現在は、伏黒恵の術式に興味を示している
  5. 虎杖が現代に残されている宿儺の指を取り込むことで、宿儺は生前の力を取り戻すことができる
  6. すべての指を取り込んでも宿儺は自由に行動できないと予想されているため、その後宿儺がなにを狙っているのかは謎

10月からアニメ放映が決定している呪術廻戦。宿儺役は諏訪部順一さんにに決定しています。呪いの王をどのように演じられるのか、今から放送が楽しみです!

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