呪術廻戦

呪術廻戦の七海建人(ナナミン)は生きてる?死んでない・生き返る可能性を考察!

呪術廻戦の七海建人(ナナミン)は生きてる?死んでない・生き返る可能性を考察!
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呪術廻戦は、呪いを祓う力を持った呪術師たちが、意志を持った呪いである呪霊や、呪術を悪用する呪詛師たちと戦う物語です。

呪術師の一人である七海建人(ななみ けんと)は、第一回の人気投票で5位にランクインするほど読者人気の高いキャラクターですが、「渋谷事変編」で命を落とし、多くのファンを嘆かせました。

今後、七海が復活を遂げる可能性はあるのでしょうか?
この記事では、七海のプロフィールを紹介しながら、彼が生き返る可能性について検証します。

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呪術廻戦の七海建人(ナナミン)とは?

容姿・家系・性格

通称ナナミン。このあだ名は彼の学生時代、一学年上の先輩だった最強の呪術師・五条悟が付けたもので、悟の他に主人公の虎杖悠仁にもこう呼ばれています。

身長は184センチくらい。
高価そうなスーツに身を包んだ男性です。薄い色合いの金髪を七三分けにしています。

ゴーグルのような形状のメガネを身に着けているのは、視線が合うと襲ってくることが多い呪霊への対策です。

年齢は27歳で、呪術師の等級では1級呪術師に位置付けされています。これはイレギュラー扱いの強力な呪術師である特級呪術師を除くと最高の階級ですが、七海自身は呪術師家系の出身ではありません。

ちなみに母方の祖父がデンマーク人であることがわかっています。

責任感の強い性格で、請け負った仕事に対しては諦めることなく最後までこなします。

一見、冷静沈着で、他者への対応はやや無愛想ながら礼儀正しいものですが、仲間を傷付けた敵には激情を露わにすることもあります。

好きなパンはカスクートで、サラリーマン時代はお気に入りのパン屋さんに通っていました。

使用する呪術

七海は十劃呪法(とおかくじゅほう)という呪術を使用します。
これは対象の一定の範囲を10分割して7:3になるポイントに正確な攻撃を加えると、その攻撃がかならずクリティカルヒットになるというもので、格上の敵に対しても、強大なダメージを与えることが可能です。

また普段は自分の呪力を制限している七海ですが、自分の設定した労働時間を越えて戦闘を続けると『時間外労働』として呪力がアップして行きます。

『時間外労働』中に放った術式『瓦楽瓦楽(がらがら)』は、広範囲の壁を破壊した上、瓦礫に呪力を込めて降り注がせるという強力なものでした。

戦闘スタイルは刀身の上に呪符を巻きつけた大型の鉈をふるうというものです。呪力や身体能力でゴリ押しするというよりは相手の出方や性質を見極めてクレバーに対処するタイプですが、その気になれば大抵の術師を圧倒できる総合力の持ち主でもあります。

また、七海は『黒閃(こくせん)』の連続成功記録保持者でもあります。黒閃は呪力を使った攻撃を放つ際に、打撃と呪力の衝突の時間差が0.000001秒以内だった場合に発生する空間の歪みのことで、黒閃時の攻撃は通常よりはるかに高い威力になります。

七海は連続4回の黒閃を成功させており、この記録は連載137話の時点でいまだに破られていません(主人公の虎杖が同率トップ)。

脱サラ呪術師

七海は学生時代、呪術師を育成する機関である都立呪術高等専門学校に在学していました。

しかし高専二年生の頃、呪霊を祓う任務に赴いていた際、同行していた同級生の灰原雄が悲惨な最期を遂げてしまいます。

この経験から、「他人のために命をかけることを自分だけではなく仲間にも強制する」
呪術師の仕事に拒否感を抱いた七海は、高専卒業後、呪術師の道を選ばず、証券会社に就職しました。

忙しい毎日を送っていた七海でしたが、金持ちをさらに金持ちにすることに力を尽くしたり、客を騙してクズ株を売りつけたりする仕事に次第に疑問を覚えはじめます。

そんな折、行きつけのパン屋の店員に取り付いていた低級呪霊を祓ったところ感謝された七海は、困っている人を救うことの喜びを思い出し、サラリーマンを止め、呪術師の道へ戻ることを決意したのでした。

この辺りの経緯を、七海は主人公・虎杖に対して、「呪術師の世界はクソだが労働もクソだったので、適性のある方を選んだ」と語っています。

虎杖との出会い

七海が物語に初登場するのは、呪術高専に通い始めた主人公の虎杖が本格的に呪霊を倒す任務に取り組み始めた時期です。虎杖の担任教師だった五条悟が、多忙な自分の代わりに、虎杖の任務の相棒として七海を指名したのです。

正規の呪術師ではなく、呪いの王・宿儺を身に宿したことから呪いの力を手に入れた存在である虎杖を、七海は当初、呪術師とは認めていませんでしたが、呪術師としての心の持ちようなどを教えているうちに虎杖の人柄と多くの人を救いたいという姿勢を知り、最終的に信頼を置くのでした。

数少ない「大人」

七海の他のキャラクターにはあまりない持ち味として、「まっとうな社会人としての感覚を持っている」という点があります。

五条が虎杖の指導を七海に任せた理由は、「呪術師は変なやつが多いけれど、社会人経験のある七海はしっかりしているから信用できる」というものでした。

実際、年齢的には七海より年上と思われるキャラクターは他にも登場していますが、七海ほど「大人」としてしっかりしていると感じる人物は五条を含めても見受けられないように思われます。

五条の言うように、呪術師には風変わりなメンタルの持ち主が多いように見えます。そもそも呪術師は特殊な家系の生まれだったり、生まれつき呪霊が見えるせいで過酷な経験を経ていたりする者も多いため、どこか物事に関する考え方や社会に対してのスタンスが歪んでいる人物も多いようです。

そんな中、呪術師以外の人生を経験している七海は、呪術師と社会の関係を冷静に見比べて、呪術師と言っても社会の一員であるという考え方を信じて生きているように思われます。
七海が登場人物の中でもとくに大人に見えるのは、そういう理由があるからでしょう。

七海建人(ナナミン)は死亡?(死因は?)

呪術師・呪詛師・呪霊が入り乱れて戦いを繰り広げた渋谷事変編で七海は命を落としています。(120話)

呪詛師・重面春太、特級呪霊・陀艮、特級呪霊・漏瑚、さらに特級呪霊・真人が生み出した大量の改造人間に対して連戦を強いられた七海は、奮戦しながらも重傷を負い消耗して行き、最後は真人の呪術・『無為転変』を浴びて死亡しました。

無為転変は相手の魂に働きかけ、その影響で肉体を変容させたり破壊したりするという呪術で、以前に真人と戦った際の七海は、一度この術式を喰らってもなんとか踏みとどまっていました。
しかし渋谷では連戦で消耗していたために、抵抗する気力も呪力も失われていたようです。

死の間際、かけつけた虎杖に、その言葉が重みになることを危惧しながらも、後を頼みます、と告げて壮絶な最後を遂げたのでした。

七海建人(ナナミン)は死んでない?

七海が衝撃的な死を迎えたために、ファンの中には「ナナミンの死を信じたくない」という声も上がっていたようです。

では、七海が死んでいない可能性はあり得るのでしょうか?

上で説明したように、七海は真人の無為転変を受けて死亡しています。
具体的には、上半身がバラバラに吹き飛んで死んでいるのです。

しかも主人公の目の前でです。
彼の死は、主人公・虎杖悠仁のその後の精神構造に大きな影響を及ぼしました。
さすがにその死が嘘だったとは思えません。

もし、この場面で彼が死んでいなかったとすると、

  1. 真人が偽物の七海を作り、それを殺した
  2. 七海が偽物の自分を作り、それを殺させた

という状況が考えられますが、①の場合、敵の真人がそんなことをする理由が考えられません。
②にしても、本物の七海が生きているなら、その後苦戦している虎杖を救援するはずです。

さらに死の直前の七海にモノローグが入っていることも考え合わせると、偽物が死んだとは考えづらく、七海は確実に死んでしまったものと結論するしかなさそうです。

七海建人(ナナミン)が生き返る可能性を考察!

七海の死は確実なものだったとしても、今後彼が再び再登場する(生き返る)可能性はないのでしょうか?

実は同じ渋谷編で、敵方のキャラクターに、降霊術を使用するオガミ婆という呪詛師が登場しています。

彼女は生きた人間の肉体に死者を宿らせ、肉体まで生前の姿に変えて操ることのできる能力の持ち主でした。このとき、呼び出された死者はメインキャラクターの一人・伏黒恵の父親である甚爾(とうじ)でした。息子と対峙した甚爾は、短時間ながら言葉も交わしています。

オガミ婆は暴走した甚爾に殺害されてしまいましたが、同じように死者を降ろす能力の持ち主が彼女の他に存在してもおかしくありません。

すると七海が完全復活することは難しいとしても、降霊術で一時的に甦る展開は不自然ではないと思われます。

七海の死に虎杖は責任を感じ、自分を顧みずに呪霊たちとの戦いに突き進む姿勢に変わりました。

どこかの時点で、そんな虎杖を、復活した七海が諭すシーンがあるかもしれません。

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まとめ

  1. 七海建人は十劃呪法を使う一級呪術師
  2. 呪術高専に通っていたが、一時呪術師の道を離れてサラリーマン生活をしていた
  3. 社会人経験があるためか、他の呪術師よりしっかりした「大人」を感じさせる言動が多い
  4. 渋谷編で戦いの果てに壮絶な最期を遂げている
  5. 生存を信じる声もあるが、かなり確実と思われる死に様だったので、可能性は低いと思われる
  6. 作中で降霊術が存在すると判明しているので、一時的に再登場する展開は考えられる

原作ではすでに退場してしまった七海ですが、アニメではまだまだ出番が残っています。次の本格的な活躍シーンはアニメ二期の範囲内になると思われますので、続編の制作を楽しみにしていましょう!

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