2020年4月17日に金曜ロードショーとして放送される『名探偵コナン 紺青の拳』。
劇場版映画の最新シリーズですが、その『名探偵コナン 紺青の拳』がつまらない、面白くないなどと言われているようです。
今回は、そんな『名探偵コナン 紺青の拳』がつまらないのか?その理由や評判などをまとめてみました。
もくじ:好きなところに飛べます
『名探偵コナン 紺青の拳』はつまらないしひどい?
『名探偵コナン』の劇場版映画シリーズは、毎年公開されていますね。
しかし、年々面白くなくなっている、つまらないという声も増えてきています。
『名探偵コナン』の映画がつまらなくなったのか?についての考察はこちらの記事で解説しています。
コナンの映画がつまらなくなった理由やいつから?昔の方が面白かったという声や1番面白い回ランキングも
中でも2019年に公開された『紺青の拳』は歴代ワーストなどとも言われていますが、どんなところがつまらない、面白くないのか、コナンファンの方に感想や考察をお聞きしました。
ついに地上波初放送!!
2019年 #劇場版コナン
シリーズ最高記録の興行収入93.7憶を突破した
「#紺青の拳💎」
明日よる9時の金曜ロードSHOW!に登場!!!#緋色の弾丸 pic.twitter.com/MGwau2tXgv— 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) April 16, 2020
理由1:推理にひねりがなくつまらない
『名探偵コナン 紺青の拳』がつまらない理由として、
- 推理にひねりがない
- すぐに犯人がわかる
という点が挙げられると思います。
今回の『紺青の拳』では、いろいろなことを詰め込みすぎた結果、ストーリーに深みがなく、薄っぺらい内容になってしまった感が否めません。
その結果、推理やトリックのひねりもなく、簡単に犯人がわかっていつもの「誰が犯人なんだろう?」というドキドキ感というか、臨場感がなかったのもつまらない原因の1つと思われます。
ファンの方からもこんな声が挙がっていました。
まず、登場キャラクターの人気でいくと、怪盗キッドは昔から人気で根強いファンもいて、定期的に映画に登場してかなりのヒット作に貢献していると思います。一方、今回のメインキャラクターである京極真は人気はありますがトップレベルではなく、ある意味新鮮だなという印象だけでした。
恋人である鈴木園子も特別人気というわけではなく、この段階であまり期待はできませんでした。しかし、怪盗キッドがでる作品はストーリーの謎解きに面白さがあったり、最後まで楽しめる作品が多かったので、ストーリー次第ではかなり面白くなったと思います。ただ、今回は最後までストーリーにわくわくできるほどひねりがなく、がっかりしました。
かくいう私もこれには大いに賛同です。
アクションあり、恋愛あり、でも肝心の推理は弱め。といった印象です。
本作をコナンのスピンオフ映画。
怪盗キッドと、京極真のアクション映画と言われれば、確かに見応えもあったかもしれません。
しかし、やはりこれは名探偵コナンです。
肝心の推理要素は弱く、登場人物も少ない為、中盤に差し掛かるまでもなく、犯人の目星はついてしまいました。
トリックも決して目新しいものではありませんでしたね。
理由2:怪盗キッドの出番や活躍が少ない
2つ目は、『怪盗キッド』の出番や活躍が少ないという理由が多かったです。
新一推しだけどキッド様はやっぱり別腹である。奇術師のカッコよさってやっぱ違うよね💎 pic.twitter.com/RJxzR3m2dF
— さやりん (@d_conan_luv) April 16, 2020
メインビジュアルにも怪盗キッドが登場しているため、怪盗キッドファンにとっては期待の映画だったのにも関わらず、怪盗キッドの出番が少ない、活躍もないとなればガッカリするのは当然です。
さらには、怪盗キッドのキャラ崩壊とも言えるようなヘマというか、残念な部分も目立ちました。
なぜあのような描き方をしたのか謎ですが、怪盗キッドはずっとスマートで捕まらない、のらりくらりとしたイメージのまま描いた方が良かったのではと思ってしまいます。
親近感のあるキャラは服部平次など他にもいると思うので。
まず、怪盗キッドがあまり活躍しない。月下の奇術師、捕まらない怪盗などうたっていますが今回の映画のなかではたくさん警察のご厄介になっています。「あのキッド様なのに、今回めちゃくちゃ捕まってるし、失敗しているんだけど⁈」と友達から連絡が来ました。その後見に行ってみると、いう通り。あの一回でサラッと成功する姿がウリだと思っていたのですがとても残念でした。京極さんとの対決もあまり……。ちょっとちょっと、かなり押されているじゃないの?と思いました。焦っている怪盗キッドもいいですが、あの余裕綽々な表情や雰囲気が好きな私にとってはかなり残念です。
女性ファンの心を掴んだのに、では何故つまらないと思うかというと、それは予告映像ではキッドが活躍しているように見えます。
キッド様が活躍している、早く本作品を観たい、絶対面白そうと思い、皆食いつくように観たはずです。
しかし実際に本作品を観るとキッドは登場するものの、それほどの活躍をしていないのです。
むしろ活躍が目立ったのは毛利蘭の親友の鈴木園子のボーイフレンドの京極真です。
キッドがお宝を盗むのを京極真が守るという設定は、コナン作品の中で人気キャラクターのキッドの活躍やクールなセリフなどを期待していたファンからすると少し期待外れだったのではないでしょうか。
理由3:京極真やその他のキャラクターの見せ方がイマイチ
3つ目の理由としては、『紺青の拳』でメインキャラクターとして登場していた京極さんです。
京極さんと言えば園子のボーイフレンドなわけですが、これまでアニメ版でもそんなに目立って登場するわけでもなく、コアなファンがついている程度の存在でしたし、そこがまた京極さんの良いところだと思っていました。
伝説の秘宝を狙う#怪盗キッド💎
立ちはだかるのは
最強の空手家#京極真👊🏻息をのむ一騎打ちは必見💥
みんなはどっち派カナ🐾#名探偵コナン紺青の拳#金曜よる9時 pic.twitter.com/kAOLAWueaa— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) April 13, 2020
しかし、怪盗キッドや安室透、赤井秀一のような女性ファンから人気のキャラクターを増やしたかったのか?今回京極さんがメインで起用される形に。
そもそもここで『???』となったファンの方も多いはずです。
ファンの方からも、京極さんの見せ方、その他のキャラの見せ方についての不満の声が多かったように思います。
私が見ていたのは推理映画では?という感じです。思わず笑いそうになりました。いや、笑いました。目から光出るとかおかしいでしょう。作画は綺麗ですが、力の入れどころがズレていると思います。いや、発想もぶっ飛んでいましたね。
ツッコミどころ満載のギャグ映画でした。見ていて残念。途中から飽きました。これで興行収入歴代1位か?と疑います。
それに、京極さんが強すぎる。蘭のように、一般人相手程度の強さなら納得いくと思います。ですが、怪盗キッドは手品などを駆使して一般人より強く、華麗に渡り歩くイメージがあるので、それに対等でいられてしまうと、怪盗キッドの強さというものが霞んで見えて、いつものかっこ良さまで半減されてしまったように感じました。
そちらにばかり目が行ってしまい、他の作品よりもストーリーが入ってきませんでした。やっぱり怪盗キッドの最大のライバルは、コナンだけでいて欲しいと思えてしまいました。長年ライバルとして、時には相棒のような立場としてコナンと怪盗キッドが築き上げてきたものがあるので、そこに京極さんが割り込める存在には到底なれないと思いました。怪盗キッドが登場するなら、コナンと怪盗キッドの二人が活躍するストーリーが見たかったです。
「恋愛要素強すぎ」
ここについては私自身は、コナン映画の楽しみの1つです。映画でないと新一と蘭の恋愛が進みませんからね。
しかし、今回は園子と京極さんの恋愛がメインとなっています。
確かに本作の園子はかわいいです。これまでにないキャラの魅力が出ているのですが、ただ「そこじゃない」と思ってしまうのは、私だけではないと思います。
コナンはとんでも設定の世界観ではありますが、それでも、視聴者は軸となる「推理」の部分がしっかりしていれば、+αの部分は「コナンらしさ」として許容されるのだと思います。
しかし、軸が弱く+αの部分だけで押し切られると、いくらコナンと言えど、つまらない意見が目についてしまうのかもしれません。
理由4:コナンの活躍も乏しい
4つ目の理由は、コナンの活躍も乏しいという点です。
シンガポールで
正体を隠すため
コナンが使った偽名は…#アーサー・ヒライアーサー・コナン・ドイル
(シャーロック・ホームズ著者)
平井太郎
(江戸川乱歩の本名)
から閃いた名前👀☝️ pic.twitter.com/yev92hPhPB— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) April 14, 2020
怪盗キッドの活躍の少なさにガッカリしたファンも多かったと思いますが、コナンの活躍が少ないことでさらにガッカリしたファンの方も多かったのではないでしょうか?
『名探偵コナン』っていうくらいなので、そりゃあコナンがメインキャラクターです。
あのキレッキレの推理を楽しみにしていたのに、そもそも推理にひねりもなければ、ストーリーにインパクトもない。
さらにいつものコナンのアクションが京極さんの格闘シーンに変わってしまっている・・・
コナンが活躍しない映画は、果たしてコナン映画と言えるのかすら疑問に感じてしまいます。
そしていつもの映画とは違い、コナンの活躍の場面も比較的少なかったようには感じている人も多いかもしれません。
さらには犯人が結構早い段階で分かるというのは、コナン映画しか観ない映画のみのファンに取っては良かったかも知れませんが、アニメからコナンを観てる人からすれば、犯人が分かるのはもう少し後、ギリギリでも良かったのではと思う人もいるかもしれません。
これらのことから、キッド、コナンの活躍が比較的少なかった、京極真の活躍が目立つ、犯人が分かる早さでつまらないと感じた人はいるのかもしれません。
理由5:特定のファン向けの複雑な話になっている
5つ目の理由としては、最近の『コナン映画』の傾向とも言えますが、特定のファン向けで複雑なストーリーになってきていることが残念ポイントという声もありました。
確かに、最近のコナン映画は安室透や赤井秀一など、女性ファンが多い特定のキャラクターをメインに起用したがっている感じが否めません。
さらに、アニメをきちんと見ていないとよくわからない流れだったりも多く、以前のように『映画は映画』『アニメはアニメ』という流れではなくなってきているのもちょっと残念ですね。
昔は映画単体で単純に楽しめたのに、映画にも黒ずくめなども登場してより複雑なストーリーになってきている感じがします。
しかし、最近のはストーリーが複雑で、しかも特定のキャラクターに話が掘り下げられ、子どもにわかりにくくなっています。
今回も一度見ただけでは私は理解できなかったので、それがまず1つめのつまらなくしている理由です。
今回だけでなく、前回の「ゼロの執行人」も話が複雑でわかりにくくなっています。できれば、子どもにもわかるように作って欲しいのが正直なところです。
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まとめ
以上、今回は2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳』について解説しました!
つまらない、面白くないとも言われていますが、この映画にも面白い点もありますので、ぜひ楽しんでご覧くださいね。