2020年春アニメとして『キングダム』3期が放送されますが、1期の放送当初からアニメに関してはファンの間で不満の声が多く挙がっています。
今回は、『キングダム』のアニメがしょぼい、クオリティが低いと言われる理由や、動きが変な理由や血が出ない理由などを考察してみました。
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『キングダム』のアニメはしょぼいしクオリティが低いと言われ理由はなぜ?
『キングダム』のアニメは原作ファンからすると、かなり期待外れだったという声が多かったですが、ファンの方にどんなところがしょぼい、クオリティが低いと言われる原因なのか考察していただきました。
漫画の大ファンなのでアニメも期待していましたが、少し期待外れだったように感じています。
1番の理由は戦闘シーンの迫力のなさだと思います。動きに躍動感が感じられず、まるで紙芝居を見ているような気分になりました。
素早い動きで敵軍を一網打尽にする大きな見せ場のシーンも、詳しい戦闘場面はスキップされて映像が切り替わると敵が地面に倒れているといった演出になっていたので少し手抜き感を感じました。
日本のアニメーション技術なら戦闘シーンをもっと素早く鮮明に再現できたのではないかと思いますので残念に感じました。
ストーリーは原作の漫画に忠実ではありますが、原作でナレーション風の箇所がそのままアニメでも棒読みされていて、その点はアニメならではの映像を駆使して漫画とは違った演出で良さを引き出して欲しかったと思います。
内容は原作に忠実であるのに、これじゃない感が拭えないのは映像面に問題があるからだと思いました。
戦闘場面に迫力がないと敵国の武将クラスがどれだけ強いのか説得力に欠けますし、一対一の対決の場面でも一つ一つの攻撃に迫力が感じられず間延びした印象となっているように感じました。
登場人物の会話場面もどこか不自然で、動きがなく漫画をそのままスライド映像で見ているような気持ちになりました。
表情とセリフが合っていないように感じる場面もありました。
漫画での名場面がアニメではもっと迫力のあるものになっているだろうと楽しみにしていたので、すごく残念です。
ストーリーはあくまで原作に忠実ですが名場面が映像技術などが原因で上手く活かし切れていない点が非常に残念に感じました。
戦闘場面の多いキングダムのような作品では1番丁寧に作り込まないといけない箇所であるように思いました。
『キングダム』のアニメの動きが変で違和感を感じるのはなぜ?
『キングダム』のアニメは、アニメーションの動きが変、違和感を感じることから余計にアニメ全体の評価が下がっていますが、アニメの動きが変、違和感を感じる理由はなぜなのでしょうか?
『キングダム』のアニメの動きが変な理由として考えられるのは、戦闘シーンなどで一連の動きに流れを感じることができないことが1番の原因だと思います。
例えば主人公の信の一撃必殺技を繰り出した場面ですが、同じ動きのまま画面が静止しているのにも関わらず掛け声は出し続けています。
そういった動作とセリフに一体感がなく、チグハグな印象を受けてしまいました。アニメ特有の動きや迫力が見られませんでした。
アニメも時代とともに進化を続けていて現代では実写映画を見ているような高クオリティのものもあります。
それにもかかわらず、キングダムのアニメはどこか古風な作りで今の時代にそぐわないものであるように感じています。
そう感じている視聴者は他にもいると思います。私が初回の放送を見てからずっと感じていることです。
台詞とアクションの微妙なずれが続いていくと、不自然さは拭えませんし物語の世界に熱中できず興醒めしてしまうことになると思います。
馬の大群が走っている場面や大勢の戦闘シーンなどでは特に迫力が求められると思いますが、肝心の場面で迫力がなく静と動のメリハリが効果的に用いられていないことが良くない評判を呼んでいるのではないかと考察します。
作画は原作に忠実で、メインキャラクター達の佇まいだけみるととても格好良く見えるだけに映像のクオリティが惜しく感じます。
戦闘シーンですぐに映像が切り替わってしまうと動きの流れが分かりませんし、不自然な動きをしているように見えてしまいます。
アニメを作る上ではそういったやり方の方が容易なのかもしれませんが、人気のある素晴らしい漫画のアニメなので多くの人が視聴することになると思います。
見ている人が失望しないよう何度も意見を交わしてより良いものを作ってくれることを期待します。
『キングダム』のアニメで血が出ない理由はなぜ?
『キングダム』のアニメでは、アニメーションの動きに違和感を感じるとともに、戦闘シーンで『血が出ない』ことも疑問視されています。
『キングダム』のアニメで出血しないのはなぜなのでしょうか?
あれだけ激しい戦いをしていれば出血の量も相当なはずですが、血が出ないというのはあまりにも不自然で気になりすぎてストーリーに入り込めませんでした。
血が出たり斬首や手足や身体がちぎれて吹き飛んだりする場面は漫画の中で多く見受けられますが、それは作品を過激にみせる意図があるわけではないと思います。
キングダムは史実に基づく場面が多く、実際に古代の中国では国を守るために多くの兵士達が血を流して命がけで戦っていました。
キングダムはただバタバタと人が死んでいくストーリーではなく、それぞれ登場人物の死にドラマがあります。
主人公の信は味方だけでなく倒した敵の想いも無駄にしないように精一杯戦って前に進んでいきます。そういった決して軽くない死の捉え方がこの作品の大きな特色だと思いますので、アニメの制作陣が意図を考えず過激だからという理由で出血をしない設定にしたり死人が出る場面をぼやかした作りにしているならば非常に残念に思います。
漫画では過激な場面を避けずにきちんと描かれていることで、戦争の悲惨さや戦国時代の無情さを読者に伝えようとしていたのだと考察します。
ただ残酷だからと過激な場面を省いていくだけならばアニメのクオリティが下がるのも無理はありません。
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まとめ
以上、今回はアニメ『キングダム』について考察しました。
3期のアニメも4月から放送されますが、クオリティが高くなっていることに期待したいですね!