『ハリー・ポッターと賢者の石』と言えば、最後のシーンでヴォルデモートが賢者の石を奪おうとするところを、ハリーが阻止するところが見どころですよね。
そんな賢者の石ですが、なぜハリーのポケットの中に入っていたのでしょうか?
ハリーのポケットに賢者の石が入っていた理由や、鏡に見えた理由について解説していきます!
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賢者の石はなぜハリーのポケットに入っていた?
『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーのポケットに賢者の石が入っていた理由は、結論から言うと
ハリーが賢者の石を見つけたかったから
手に入れることができました。
って思いますよね(笑)
ヴォルデモートに賢者の石を手に入れられなかったのは、『みぞの鏡』という鏡が関係しています。
みぞの鏡とは?
みぞの鏡とは、賢者の石の作中で登場する大きな鏡のことです。
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ハリーが夜中に寮を抜け出してスネイプから隠れた時に発見しました。
ハリーが鏡を覗き込むと、そこにはハリーの両親が現れます。
みぞの鏡は、見る者の『望み』を映し出す鏡なのです。
みぞの鏡を反対から読むと、『のぞみ』鏡と読みます。
ダンブルドアはみぞの鏡に魔法をかけて賢者の石を隠した
ダンブルドアは、ヴォルデモートが肉体復活のために賢者の石を探し求めていることを聞きつけ、賢者の石をみぞの鏡の中に隠しました。
ダンブルドアは、
- 賢者の石を『使いたい』と思う者には賢者の石が見えないように
- 賢者の石をただ『見つけたい』と思う者にだけ石が見えるように
魔法をかけたのです。
ヴォルデモートは、自らの肉体復活のために賢者の石を使おうとしていました。
不純な動機があるため、賢者の石を見つけることはできませんでした。
しかし、ハリーはヴォルデモートから賢者の石を守りたい一心で、賢者の石をただただ『見つけたい』と思っていました。
そのため、ハリーの望みは叶い、賢者の石を手に入れることができたのです。
鏡に賢者の石を持つハリーが映ったのはなぜ?
みぞの鏡に賢者の石を持つハリーが映ったのは、ハリーが賢者の石を『見つけたい』という望みを持って鏡の前に立ったからです。
ダンブルドアのかけた魔法によって、石をただ『見つけたい』と願ったハリーの望みが叶い、賢者の石を持ってニッコリと笑うハリーの姿が映し出されました。
(ヴォルデモートから賢者の石を守ることがハリーの望みだったからですね)
ヴォルデモートが賢者の石を求めていた理由
そもそもヴォルデモートはなぜ賢者の石を求めていたのか?について解説します。
ヴォルデモートは、ハリーが1歳の時に、ハリーにかけた『死の呪い』が自らに跳ね返り、自分の肉体を失ってしまいました。
肉体を失ったヴォルデモートは、クィレルの頭の部分に寄生するようにして生きながらえていたのです。
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詳しいことはかなり先のストーリーまでネタバレしてしまうのでここには書きませんが、ヴォルデモートはそこで失ってしまった肉体を取り戻すために賢者の石を求めていました。
ネタバレしてもいいよという方は、こちらの記事でヴォルデモートが肉体を失った理由について詳しく解説しています。
賢者の石の作用
賢者の石は、元々ニコラス・フラメルというフランス出身の魔法使い・錬金術師が創造を成功させた石です。
賢者の石から作られる『命の水』を飲めば、不老不死が実現するとされています。
『命の水』を飲むことによって、ニコラス・フラメルは『ハリー・ポッターと賢者の石』時点ではすでに665歳を超えていました。
ヴォルデモートは、この『命の水』を使って生命力を強め、肉体を復活させようとしていたのです。
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まとめ
- ハリーのポケットに賢者の石が入っていたのは、ハリーは使いたいからではなく見つけたいと望んだから
- 鏡に賢者の石を持つハリーが映ったのは、ハリーがヴォルデモートから石を守りたいと望んだから
- ヴォルデモートが賢者の石を求めていたのは、肉体を取り戻すため
『ハリー・ポッター』シリーズは原作小説を読んでいないと難解な部分が結構ありますよね。
『ハリーポッター』シリーズについては詳しく解説&考察しているので、その他の解説&考察記事もぜひ読んでみてくださいね!