『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で登場する怪物『バジリスク』
ハリーはバジリスクの牙を使ってリドルの日記を破壊しますが、なぜあれでリドルの日記は破壊されたのでしょうか?
また、トム・リドルが消えた理由についても解説します!
バジリスクの牙で日記が破壊された理由
まずは、バジリスクの牙で日記が破壊された理由について解説します。
・・・が、かなりハリー・ポッターの先のストーリーのネタバレを含むため、ネタバレOKな方のみ読み進めてください!
バジリスクの牙で日記が破壊されたのは、日記にかけられた闇の魔術が関係しています。
リドルの日記は、『分霊箱』というものの1つになっていたのです。
分霊箱はちょっとやそっとのことで破壊することはできませんが、バジリスクの牙(毒)で破壊できるという特性があります。
そのため、ハリーがバジリスクの牙で日記を刺したところ、日記の中の『分霊箱』が破壊されたというわけです。
分霊箱とは?
分霊箱とは、魂を分裂させて、その魂を閉じ込めておくための闇の魔術です。
分霊箱に魂を保管しておくことで、本体となる肉体が滅びたとしても、この世に魂が残ります。
その魂を使って、再び肉体を復活させることができるのです。
つまり、実質上の『不死身』を可能にすることができるのが、この『分霊箱』という闇の魔術なのです。
分霊箱の解説はかなり長くなるので、詳しくはこちらの記事にて解説しています。
トム・リドルが消えた理由
ハリーがバジリスクの牙で日記を刺すと、日記が破壊され、トム・リドルも消えて行きました。
トム・リドルが消えたのは、日記の中にあったヴォルデモートの魂が破壊されたからです。
トム・リドルの16歳の時の記憶は、おそらく分霊箱とともにあの日記の中に込められたものでした。
そのため、分霊箱が破壊されたことによって、リドルの記憶も消えたと考えられます。
リドルの日記は壮大な伏線
ちなみに、このリドルの日記はのちの『ハリー・ポッター』シリーズの壮大な伏線となっています。
『ハリー・ポッター』シリーズの後半では、先ほど触れた『分霊箱』が肝となってきます。
その際に、ハリーがこの時破壊したリドルの日記がヴォルデモートの分霊箱の1つであることが判明します。
さらに、ハリーがバジリスクを倒した『グリフィンドールの剣』には、バジリスクの毒が含まれることになり、分霊箱を破壊するために欠かせない存在になります。
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まとめ
- リドルの日記がバジリスクの牙で破壊されたのは、『分霊箱』だったから
- トム・リドルも一緒に消えたのは、ヴォルデモートの魂が分霊箱が破壊されたことによって消滅したから
そのほかハリー・ポッターシリーズでわからないことがあれば、どんどんコメント欄から質問してくださいね!