『ハリー・ポッターと賢者の石』で物議を醸しているシーンと言えば、学期最後のパーティでの寮対抗の得点発表ですよね。
最初はスリザリンが1位だったにもかかわらず、ダンブルドアの鶴の一声で形勢逆転・・・
結果としてグリフィンドールが優勝しました。
しかし、最初はスリザリンが1位と発表し、スリザリン生が喜んだのも束の間・・・というタイミングが酷すぎると、ダンブルドアへの非難の声が多く挙がっています。
果たして、ダンブルドアの行いは最低な行為だったのか?考察してみました。
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ダンブルドアのスリザリンいじめがひどい?
『ハリー・ポッターと賢者の石』の最後のシーンで、寮の得点が1位だったスリザリン。
しかし、喜んだのも束の間・・・
最近の出来事も勘定に入れねばのう・・・
というダンブルドアの一言によって、
- ハーマイオニーに50点
- ロンに50点
- ハリーに50点
が加算され、なんとグリフィンドールとスリザリンが同点に!
しかし、これだけでは飽き足らず、
友人に立ち向かうのは勇気がいる行動だ
とかなんとか言って、ネビル・ロングボトムに10点を加算します。
この10点加算により、最下位だったグリフィンドールが優勝することになります。
これについて、
などと言われています。
まあ、確かにそれについては同意します。
普通に自分に置き換えて考えたら、
「優勝した!イエーイ!」
ってなってるところで、いきなり
「やっぱり優勝はなしです・・・」
ってなったら、普通にショックですよね。めっちゃ理不尽です。
これについてはダンブルドアがひどいという意見に賛同します。
そもそもスリザリンの優勝は『公正』だったのか
しかしですね、ここで考えて欲しいのが、
果たしてスリザリンが獲得した得点は、本当に公正な得点だったのか?
という点です。
映画では詳しく触れられていませんが、原作の中では度々スネイプがハリーやハーマイオニーらグリフィンドール生に対し、理不尽な減点を行っています。
スリザリンの寮監であるスネイプは、明らかなスリザリン贔屓です。
それに引き換え、マクゴナガル先生は得点に関して一切の贔屓がありません。
自分の寮生であるグリフィンドールの生徒でも、お構いなしに減点を行います。
スネイプは他の寮生から得点を奪い、さらには自分の寮生であるスリザリンにはちょっとしたことでも加点を行っていますから、当たり前にスリザリンの点数は増える一方です。
そう考えると、そもそもスリザリンの優勝自体が公正な判断の結果なのか?という点で疑問が生じます。
ダンブルドアは完璧人間ではない
また、ここで皆さんに知っておきたいことがもう1つあります。
それは、ダンブルドアも完璧人間ではないということです。
映画の中では割と完璧人間で最強な人物のような描かれ方をしていますが、原作の中では結構なクズエピソードも持ち合わせています。
あまり詳細に書くと、かなり先のストーリーまでネタバレしてしまうので書きませんが、ハリーもダンブルドアの態度に不信感を感じる場面も多々あります。
ダンブルドアも、結局は1人の人間ってことです。
ダンブルドアは度々ハリーに対して特別扱いすることもありますから、賢者の石を守ってくれたハリーを喜ばせたい気持ちもあったのではないでしょうか?
そもそもホグワーツの先生はかなり理不尽
あとですね、そもそも論を言ってしまうと、ホグワーツの先生って結構理不尽なんですよね。
いや、普通ならあり得ないでしょ
っていうような罰則とか、普通にありますからね。
親から苦情くるだろっていうようなことが結構あります。
まあ、そもそも『ハリー・ポッター』の時代背景自体が1990年代のストーリーなんですよね。
なので、今の学校教育の感覚からするとかなり古くて理不尽だなと感じるようなことがたくさんあります。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』から登場するホラス・スラグホーンなんか、エコ贔屓ひどすぎますからね。
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まとめ
今回の記事では、ダンブルドアのスリザリンいじめがひどいのか?について考察してみました!
確かにあのシーンは結構ひどいですが、あのシーン以外にもホグワーツにはかなり理不尽なことで溢れています。
ただし、校長という立場であのような行動をとったダンブルドアは、他の先生よりもタチが悪いと言えるかもしれません。
そのほかハリー・ポッターシリーズでわからないことがあれば、どんどんコメント欄から質問してくださいね!