2021年1月から、アニメ第2期の放送が決定しているドクターストーン。
第2期では、全人類が石化してしまった世界で、科学文明を否定する獅子王司(ししおう つかさ)と、文明を復興させようとする主人公、石神千空たちとの戦いが本格的に始まります。
原作コミックスではとある事情から冷凍保存(コールドスリープ)された後、復活を果たした司。
この記事では、獅子王司のプロフィールと、コールドスリープを行うことになった経緯等を説明します。
Dr.STONE3話まで見終わったー!😄
なかなか面白くてハマりそう!!w
千空と司の戦いが気になってくるーーー!
年明けに2期あるらしいからそれまでには追いつきたいなぁ😊#ドクターストーン pic.twitter.com/qffHtiGNud— ゆーま (@GIANT_PRINCE_) December 18, 2020
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ドクターストーン獅子王司とは?
プロフィール
初登場時の年齢は18歳(物語の中で3700年以上の年月が経過しているのを割り引いた数字)。
身長195センチメートル・体重95キログラム。
「霊長類最強の高校生」と呼ばれる、世界的に有名な格闘家です。
作中の登場人物の中で随一の身体能力を誇り、数匹のライオンを素手で倒したり、野生動物の疾走に難なく追いつくことができます。
容姿端麗で穏やかな語り口を持っているため、大勢の人間を惹きつけるカリスマ性があります。
また身体能力だけではなく、判断力・思考力・知識もズバ抜けています。対立することになった千空が、科学技術を使って何をするつもりなのかを推測できるくらいです。
司帝国
『Dr.STONE』第2話「KING OF THE STONE WORLD」獅子王司を復活させてしまう千空と大
放送中のTVアニメ『Dr.STONE』。その第2話の場面カットが届きました。 https://t.co/2DXbH7zAnr pic.twitter.com/vuxjt2Gzco
— MOVIEW|映画・アニメ・特撮 (@moviewjp) July 12, 2019
ドクターストーンは、謎の光線により地球上の人類が石化してしまった後、約3700年後の世界を舞台にした物語です。
石化から解放された主人公、千空は自分の石化が解けた状況を解析した結果、石化人類を解放できる復活液を作り出すことに成功します。司は千空が復活液を最初に使用した相手でした。
このときはライオンに襲われたため、対処できる戦闘力の持ち主が必要だったのですが、すぐに千空と司は今後の方針を巡って対立してしまいます。
全人類を復活させ、3700年の間に失われてしまった文明の復興を計画する千空に対して、司は既得権益にあぐらをかいていた老人を排除して、純粋な若者だけの理想郷を作ろうと考えていたからです。自然と共に生きる生活を肯定する司は、千空の持つ科学知識も危険視していました。
司は復活液を使って屈強な若者を中心とした司帝国を作り上げます。
一方、司から逃れた千空は、3700年前に石化を免れた宇宙ステーションの乗員達の子孫で構成されている石神村(始祖の一人は千空の義父・百夜)の指導者となり、村民と共に司帝国と対決します。
しかし戦いの中、司の妹、未来が地球が石化光線に覆われる以前から脳死状態に陥っていたことを知った千空は、未来を治療することを条件に司に対して停戦を持ちかけます。こうして司と千空の対立は終結したのです。
獅子王司がコールドスリープから復活!
ドクターストーン3周年おめでとうございます!もう3周年早いですね。
巻頭カラーに司復活の話をもってくるのは流石です#ドクターストーン #WJ14 pic.twitter.com/DkbdRxktDb
— kanegon
(@takuma3173) March 2, 2020
千空と和解した直後、全身を冷凍保存されていた司ですが、およそ一年半後に復活を遂げます。
コールドスリープというと未来のハイテク技術のような印象を受けますが、実際はスターリング冷凍機という装置を使って気温を下げ、単純に冷凍しているだけで、冷蔵庫で食品を冷凍する作業と変わりません。
これは、非常に危険な作業です。
たとえば動物を冷凍庫に入れて凍らせた後、解凍した場合、冷凍→解凍の途中で重要な神経細胞が壊れてしまうため、高い確率で死んでしまいます。
にも関わらず蘇生できた理由は、千空たちが石化光線の発生源である石化装置を手に入れたからでした。
千空たちは、石化光線に肉体の治癒効果があることを知っていました。負傷や病気持ちの人間も、肉体を石化した後、それを解除すると完全回復するのです。
この方法を使って、コールドスリープしていた司は生き返ることができたのでした。
獅子王司が冷凍保存されていた理由はなぜ?
そもそもなぜ司は冷凍保存される必要があったのでしょうか?
実は、直前に司は瀕死の重傷を負っていたのです。
千空と和解を果たした司でしたが、司帝国でナンバー2の地位にあった氷月(ひょうが)は彼の緊張が緩む一瞬を待ち望んでいました。
ほんの僅かな隙をついて放たれた氷月の攻撃によって、司は致命傷を受けてしまいます。
氷月を倒した後、千空たちは司に治療を施しますが、すでに死は免れようがないと思うしかない状態でした。
そこで千空が選んだ苦肉の策がコールドスリープだったのです。上で説明したように、石化光線には負傷を治癒する力があります。
すでに千空は石化を解除できる復活液を手に入れていました。
そもそも千空の最終目的は石化現象の謎を解き明かし、全人類を石化から解放することなので、いずれは石化光線の発生源も手に入れるつもりでいたのです。
石化光線の発生源さえ手に入ったら、司を石化した後、解除することで命を助けることができます。
しかしいつ入手できるかは想像もつきません。
その前に司が死んでしまった場合、死の直後なら石化光線の効果でなんとかなるかもしれませんが、時間が経過して、肉体が腐敗・風化してしまったら蘇生の望みは無くなってしまいます。
そこで瀕死の司を冷凍=限りなく損傷の少ない死体にすることで、石化光線を入手するまでの望みをつなぐ、というのが千空の判断だったのです。(作中でも、千空は司を冷凍して「殺す」と言っています)
この賭けは当り、千空たちは司を蘇生させることができました。
今後の獅子王司の裏切りの可能性はある?
コールドスリープから目覚めた後は、千空たちに対して協力的な態度をとっている司。
今後、彼が千空たちと再び対立する可能性はあるのでしょうか。
司が大人や文明を嫌い、若者だけの理想郷を作ろうとしていた理由は、
- 子供の頃貧しかった司や妹が大人から不当な扱いを受けていた
- 大人たちが若者を虐げ、不当に利益を貪る存在だと思っていた
- 文明や科学技術は、大人たちが人々を支配するための道具だと思っていた
というものでした。
しかし千空は、石化装置の副作用を分析(=科学)することによって司の妹を治しました。
このことによって、司の科学技術に対するわだかまりというか偏見のようなものがある程度軟化したようです。
その後の司は、千空の持つ科学技術が悪用されることのないよう、千空を守ると誓って戦っています。
こうした経緯から、これ以降、司が裏切る展開はないように思われます。一度精神的に漂白されたキャラクターが、同じわだかまりにとらわれてしまうのは、少年漫画的にありえない気がするからです。
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まとめ
- 獅子王司は、作中で最強クラスの戦闘力を持つ高校生
- 文明を大人の既得権益を守る道具と考えていたため、文明を復活させようとしている主人公と対立したが、その後和解している
- 瀕死の重傷を負ったため、負傷を回復できる石化装置を手に入れるまでの間、冷凍されていた
- 復活後は、千空の持つ科学力を守るために戦っているため、裏切る可能性はないと思われる
間もなく放送が開始されるドクターストーン第2期は、司と千空の戦いが中心となるエピソードです。
この記事を読んで、展開を予習しておきましょう!