『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、半純血のプリンスがスネイプであることがわかりました。
スネイプが半純血のプリンスと名乗っていた理由はなぜなのでしょうか?
また、スネイプの生い立ちや過去についても掘り下げていこうと思います!
もくじ:好きなところに飛べます
スネイプの生い立ちや過去の経歴
生年月日 | 1960年1月9日 |
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血統 | 半純血 |
ホグワーツ時代 | スリザリン寮 |
在籍 | ホグワーツ魔法魔術学校・魔法薬学教授・スリザリン寮監 |
スネイプの両親
セブルス・スネイプは、アイリーン・スネイプと、トビアス・スネイプとの間に生まれた半純血の魔法使いです。
母親のアイリーンは魔女でしたが、父親のトビアスはマグルでした。
マグルの父親のトビアスは、魔法を嫌っており、いつも母のアイリーンと喧嘩ばかりしていました。
スネイプの子供時代は、両親に愛情を注いでもらえず、寂しい子供時代を過ごしたことが伺えます。
また、スネイプが暮らしていた場所はマグル居住区のスピナーズ・エンドという地域。
川の近くにあり、ボロボロの家が立ち並んでいます。
ホグワーツの教授なので、基本的にスネイプはホグワーツで生活していますが、学校の長期休暇(夏休み)の際にはこのスピナーズ・エンドで生活をしている模様。(おそらく父母はすでに死亡)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の冒頭、マルフォイの母親のナルシッサ・マルフォイと、その姉のベラトリックス・レストレンジが訪れたのも、このスピナーズ・エンドという場所だと推測できます。
リリー・エバンスとの出会い
孤独な少年スネイプは、リリー・エバンスという少女と出会います。
リリーはハリーの母親です。
エバンス一家は、スネイプが住んでいたスピナーズ・エンドの近くの別の居住区に住んでいました。
原作の中のペチュニア(リリーの姉)の態度や発言から察するに、リリーたちの住まいの方が良い場所にあることがわかります。
リリーが魔法を使えることを知ると、スネイプはリリーに魔法の世界のことをいろいろと話して聞かせました。
マグル生まれを蔑んでいたスネイプでしたが、リリーだけは例外で、リリーに対してはマグル生まれだからといって蔑むことはありませんでした。
スネイプは、ホグワーツ入学前からすでにリリーに恋をしていたことがわかります。
ホグワーツ在学中
ホグワーツ在学中のスネイプは、スリザリン寮に組み分けされます。
入学前から親しくしていたリリーとホグワーツ特急でホグワーツに向かっている最中、スネイプはリリーに対し
「スリザリンに選ばれれば良いのに」
と発言しています。
しかし、同じコンパートメントに乗り合わせていたジェームズ・ポッターが、
「スリザリンなんかに入ったら退学する」
と発言。
この時からスネイプとジェームズの仲は悪くなりました。
その後、リリーはグリフィンドールに組み分けされ、スネイプとリリーは別の寮生になってしまいます。
闇の魔術を使う友人たちとつるむようになる
その後、スリザリン寮で仲良くなったエイブリーやマルシベールなど、後にデスイーターとなる人間たちとつるむようになったスネイプ。
どこまで親しい関係だったのかはわかりませんが、この時から闇の魔術を使うようになっていきます。
リリーはスネイプと友人関係を継続していましたが、スネイプが闇の魔術を使うことを快く思っていませんでした。
スネイプが闇の魔術を使わず、真っ当な道を歩んでいたら、もしかしたらリリーと恋愛関係に発展していたかもしれません。
また、スネイプが1学年だったときの監督生である、ルシウス・マルフォイとも親しかったとされています。
危うく死にかける
また、ホグワーツの学生時代、同級生だったリーマス ・ルーピンが、満月の日になるとどこかへ消えてしまうことを不審に思ったスネイプは、リーマスの正体を暴こうとします。
それを見ていたシリウス・ブラックは、スネイプにルーピンの居場所(暴れ柳を通って叫びの屋敷に行っていること)を伝えます。
しかし、そこを通れば狼に変身したルーピンがいるわけで・・・
このことを知ったジェームズは、自分の命も顧みず、スネイプを助けに行きます。
このときの出来事について、スネイプはジェームズやルーピンも悪戯をして自分をけしかけようとした、ジェームズが助けに来たのは、後々怖気付いたからだと思っていました。
実際のところ、ジェームズがどんな気持ちでスネイプを助けたのかはわかりませんが、これはジェームズの英雄伝説の1つになってしまいました。
また、スネイプはこのとき一瞬だけ狼に変身したルーピンを目撃したため、ルーピンが狼人間であることを知ってしまいました。
スネイプが半純血のプリンスと名乗っていた理由
では、スネイプはなぜ学生時代に半純血のプリンスと名乗っていたのか?その理由について解説していきます。
スネイプの母親の旧姓が『プリンス』
王子様の『プリンス』という意味も込められていたのかは不明ですが、『プリンス』というのはスネイプの母親の旧姓です。(アイリーン・プリンス)
スネイプの父親はマグルで、魔法嫌いですから、スネイプはマグルの父親の姓を名乗るのが嫌だったのかもしれません。
この点はちょっとヴォルデモートと似ていますよね。
ヴォルデモートも、父親がマグル生まれで、トム・リドルという名前はマグルの父親の名前です。
そのため、ヴォルデモートもトム・リドルという名前を捨て、ヴォルデモート卿と名乗るようになりました。
話を戻すと、スネイプはマグルと魔女の間に生まれた『半純血』
このことから、スネイプは『半純血のプリンス』と名乗っていました。
ちなみに、このアイリーン・プリンスについては、ハーマイオニーが学校の昔の新聞記事の中から見つけ出して発見しています。
しかし、スネイプとの接点はわからなかったため、半純血のプリンスがスネイプとはわからず、アイリーン・プリンスが半純血のプリンスなのではないかと推測していました。
ヴォルデモートを崇拝していた?
これは私の憶測にはなりますが、スネイプはもしかしたらヴォルデモートを崇拝していたのかもしれません。
なぜなら、スネイプの持つ思想と、ヴォルデモートの思想が似通っているからです。
スネイプは、マグルの父親を嫌っており、親から愛情を注いでもらえない子供時代を過ごしています。
同様に、ヴォルデモートも魔女の母親を捨てたマグルの父親を許せず、結果、学生時代に実の父親と祖父母を殺害までしています。
スネイプはさすがに父親を殺害することはありませんでしたが、父親の存在を自分の人生から消したかったのかもしれません。
ヴォルデモートもスネイプも、『マグル嫌い』という共通点があり、さらに子供時代の境遇も少し似ています。
スネイプはホグワーツの学生時代に闇の魔術にのめり込んでいましたが、スネイプが闇の魔術にハマったのも、ヴォルデモートの影響があるのかもしれません。
ホグワーツ卒業後はデスイーターとなる
スネイプは、ホグワーツを卒業後、デスイーターとして活動するようになります。
その後、ハリーの母親であるリリーが亡くなるまで、ヴォルデモートの手下として活動していました。
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まとめ
スネイプの両親は魔女とマグルで、半純血
ホグワーツ入学前にハリーの母親のリリーと出会う
ホグワーツ入学後は、スリザリンに組み分けされ、闇の魔術を使うようになる
プリンスは母親の旧姓で、マグルの父親を嫌っていたため、『半純血のプリンス』と名乗るようになった可能性が高い
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