『ハリー・ポッター』シリーズに登場するキングズリー・シャックルボルト。
今回は、キングズリーの有能さや、裏切りに見えた理由について解説していきます!
もくじ:好きなところに飛べます
キングズリー・シャックルボルトの基本情報
生年月日 | 1973年以前 |
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血統 | 純血 |
所属 | 魔法省/闇祓い/不死鳥の騎士団 |
守護霊 | オオヤマネコ |
キングズリーは、背の高い黒人で、純血の魔法使いです。
守護霊はオオヤマネコ。
10代の頃はホグワーツに在籍していたそうですが、どの寮に属していたかは不明です。
頭脳明晰なため、レイブンクローあたりがキングズリーっぽいなと、個人的には思います。
どの時点から魔法省で働いていたのかはわかりませんが、おそらくホグワーツ卒業後から魔法省で働き、1995年の時点では闇祓いとして活動しています。
不死鳥の騎士団への加入
ヴォルデモートが復活した年、騎士団は闇祓いであるキングズリーの説得に成功し、不死鳥の騎士団に引き入れることができました。
ちなみにこの時、前回は若すぎて加入できなかった、ニンファドーラ・トンクスも騎士団に加入しています。
キングズリーは当時、アズカバンから逃亡したシリウスの捜索責任者を務めていましたが、シリウスが無実であると知ったため、シリウスがチベットに潜伏していると嘘の情報を流し、捜査を撹乱させていました。
また、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の冒頭、プリベット通りからグリモールド・プレイスにハリーを運ぶため、トンクスやマッドアイらと共にハリーの移動を手伝っています。
裏切りに見えた理由:魔法省でのスパイ的立場
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、ハリーが学校外で魔法を使った罪で魔法省で尋問を受ける際、魔法省でキングズリーに出会っています。
ハリーと一緒にいたウィーズリーおじさんは、いかにも他人行儀にキングズリーに話しかけていることから、同じ魔法省で働いているとはいえ、ほとんど接触していないと思われます。
ハリーがキングズリーに挨拶しようとすると、ウィーズリーおじさんがハリーの足を踏んづけていることから、魔法省の人間に騎士団員であることが悟られないようにしていると推察できます。
ファッジの部下として働く
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また、当時キングズリーは魔法大臣であるコーネリウス・ファッジの直属の部下として働いています。
ハリーが違法な軍団を結成しているとして、ファッジやアンブリッジがハリーを退学させようとした際、キングズリーも同席していました。
実は、ダンブルドア軍団に在籍していた、レイブンクローのチョウ・チャンの友人である、マリエッタ・エッジコムが、アンブリッジにダンブルドア軍団の会合について密告したのです。
しかし、アンブリッジに全てを密告する前に、ハーマイオニーがかけた呪いによって、マリエッタの顔には恐ろしい出来物がたくさんでき、マリエッタはそれ以降何も喋らなくなってしまいました。
アンブリッジがマリエッタに、会合があったのかと質問しますが、マリエッタは首を横に振ります。
実はこの時、誰にもわからないようにこっそりと、キングズリーがマリエッタに記憶修正の呪文をかけていたのです。
そのため、マリエッタは自分が参加した会合のほとんどを記憶修正によって忘れてしまい、会合について証言することができなくなりました。
ダンブルドアに失神させられる
またこの後、『ダンブルドア軍団』と書かれた名簿が見つかり、ダンブルドアは軍団を結成したのがハリーではなく自分だと言い張ります。
このことで、ダンブルドアはファッジからアズカバン行きを言い渡されますが、ダンブルドアは魔法省から来ていたファッジ、アンブリッジ、パーシー、ドーリッシュ、キングズリーの全員に呪文をかけ、失神させています。
キングズリーは本来味方ですが、彼だけに呪文をかけなかったら怪しまれると思い、ダンブルドアはキングズリーにも呪文をかけました。
ただし、映画と原作では若干このシーンは異なっています。
キングズリーの有能すぎる一面
その後、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の時点で、キングズリーはマグルの首相の元で働くようになります。
というのも、魔法省がヴォルデモート復活を認めたため、マグルの首相に危害が及ばぬように、魔法省から護衛としてキングズリーを遣わせていたのです。
キングズリーは他の人間の2倍の速さで仕事をするとして、マグルの首相もキングズリーを気に入っており、「手放したくない」と発言しています。
また、マグルの首相の警護中ではありましたが、ハリー移動作戦の際には、ハリーの方が重要であると言い、ハリー移動作戦に参加。
キングズリーはハーマイオニーとペアを組んでいます。
魔法省陥落後
魔法大臣になったルーファス・スクリムジョールが殺され、魔法省が陥落した際、ウィーズリー家で催されていた結婚式会場に、真っ先に警告の守護霊を送ったのは、キングズリーです。
魔法省陥落後も魔法省で働いていたキングズリーでしたが、ヴォルデモートがかけた、『ヴォルデモート』という名を読んだ人物の居場所を特定する罠にキングズリーも引っ掛かり、デスイーターに捕まりそうになった場面もありました。
デスイーターから逃げ切ることができたキングズリーは、その後『ロイヤル』という偽名を使い、リー・ジョーダンがホストを務めるポッター・ウォッチというラジオに出演。
ラジオの中では、近所に住むマグルのために保護呪文をかけることなど、魔法使い以外の多くの人の命を救おうと声を上げていました。
ホグワーツの戦いとその後
キングズリーはホグワーツの戦いで、リーダー的な役割を果たしつつ、多くのデスイーターを撃退しました。
戦いの終結後、キングズリーは仮の魔法大臣となりましたが、その後正式に魔法大臣として就任しています。
キングズリーは魔法大臣に就任すると、アズカバンの看守としてディメンターを使うことを禁止。
腐敗した純血の制度廃止にも尽力しました。
また、闇祓いになることを望んでいたハリーを、闇祓い局長に任命。
パーシー・ウィーズリーを魔法省の高官に任命し、ヴォルデモートたちにめちゃくちゃにされた魔法省の再建を図りました。
その後ハーマイオニー・グレンジャーが魔法大臣に就任するまで、魔法大臣を務め上げました。
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まとめ