映画が大ヒットして、テレビアニメの続編も期待の鬼滅の刃。
特殊能力を交えたバトルに、見事な伏線の張られた展開が魅力の作品です。
今回は、この作品の前半の謎である過酷な鬼殺隊の入隊試の最終選別について考えたいと思います。
なんと最終選別は、隊員候補の大半が鬼に殺されてしまう試験。
そのほとんどが、わざと配置されているはずの鬼に殺されてしまいます。
はたしてその理由とはなんなのでしょうか?
試験内で最強と言われている手鬼の存在も交えて、考えてみたいと思います。
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【鬼滅の刃】最終選別とは
最終選別とは、育手などにより修行した隊員候補が、鬼殺隊に入隊するための最後の試験です。
藤襲山と呼ばれる鬼殺隊によって捕らえられた複数の鬼が生息している山が会場。
そしてその最終選別の合格条件は、「山の中で1週間生き残る」こと。
鬼を殺すこと自体は条件ではありません。
最終選別は人が死にすぎでひどい?
最終選別では、多くの隊員候補が亡くなります。
最終選別に参加した隊員候補の数は、正確には述べられていませんが、会場の様子から20人程度はいるでしょう。
しかし竈門炭治郎が参加した試験では、残ったのは僅か5人です。
しかしその5人ですら、鬼殺隊の当主である産屋敷耀哉は多いと言っています。
水柱・冨岡義勇の参加した選別回などほとんど生き残る例外も有りますが、4分の1程度合格ですら多い試験。
残りの参加者はほぼ死んでいることで間違い無いので、かなりやばい試験ですね…。
最終選別が非効率で残酷な理由
最終選別が人が死にすぎていますが、この試験方法は常に命の危険にさらされ、多くの隊員を欲している鬼殺隊にとって非効率では無いでしょうか?
恐らくですが、この試験方法は鬼殺隊員として必要なことなのだと思います。
鬼殺隊は1000年の歴史があり、恐らく選別方法についても何度も改良されているはず…。
その中で試行錯誤を繰り返した上で、鬼のいる場所で生き残ることが、合格条件になったのでしょう。
ここからは推論ですが、最終選別が鬼のいる場所で生き残るのが合格条件であることは、鬼殺隊員は鬼を倒すことより、鬼に追い詰められた状況でも死なないことが大事なのだと思われます。
恐らく能力である血気術を使う鬼や、下手をしたら12鬼月と遭遇する可能性もある鬼殺隊員。
そこでも生き残るための、生命力を試しているかもしれません。
また合格条件は、鬼に捕まらないことで、味方を危険にさらすことを防ぐのが目的であるかもしれません。
鬼に捕まって人質になれば、仲間の隊員をも巻き込む可能性があります。
さらに場合によっては、鬼殺隊の情報を拷問されて奪われるかもしれません。
それを防ぐのが、現在の最終選別の目的かもしれませんね。
以前さ鬼を倒すのを合格条件にしていたら、常に鬼に無謀に向かう新米隊員が増えて、隊員や隊自体に多くの被害が出てしまい、そこから今の最終選別が生まれた可能性もあるでしょう。
最終選別の手鬼が放置されている理由は?
最終選別では、作品内で手鬼と呼ばれている強力な鬼が登場します。
かなりの強敵らしく、本来なら共食いをするはずの捕らえられた鬼たちの中、50年以上生存して50人以上の隊員候補を食べています。
なぜ手鬼が放置されているのでしょうか?
これは恐らく、わざと放置されていると考えます。
なぜなら、手鬼は50人食べているとはいえ、平均して1年に1人程度しか食べていません。
候補を襲う敵としては、それほど脅威なのではないのでしょう。
そもそも、生存率が恐らく25%にも満たないと思われる最終選別。
手鬼は、最終選別における誤差程度の存在なのでしょう。
それかもしかすると手鬼は、意図的に試験の障害として残されているかもしれません。
まだ手鬼は血気術は使えませんし、恐らく手鬼の特徴は本人の言葉からも、硬い防御力です。
そのため、隊員候補に鬼の恐ろしさを教えて、勝てない敵からは逃げるとの教訓を教えるために配置されている鬼かもしれません。
実際、竈門炭治郎は初めから沼鬼など血気術を使う強力な鬼と闘わされています。
合格後に始まる鬼との生死をかけた戦いに比べたら、手鬼程度にやられているようではしょうがないのかもしれません。
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まとめ
今回は、鬼滅の刃の鬼殺隊の入隊試験の最後である最終選別について考えてみました。
パッと見、あり得ないくらい過酷な試験ですが、そもそも鬼殺隊は人間を遥かに超える力を持つ鬼と戦うために存在しています。
それを考えると、手鬼レベルの鬼は最低でも逃げれなければ鬼殺隊としてもすぐに死んでしまうのだと思います。
もしかすると、試験内容も1000年の中で次第に変わっていったかもしれません。
昔はもっと簡単な試験だったのが、それによりもしかすると敵に捕まり情報がばれて、鬼殺隊が壊滅寸前になった可能性すらありますね。