鬼殺隊の頂点に立ち、当主であるお館様ですが、代々病弱で短命である事が記されています。
ではなぜ、病弱な子が生まれるのか、そして顔の傷についても考察していきたいと思います。
もくじ:好きなところに飛べます
【鬼滅の刃】お館様(産屋敷耀哉)とは?
産屋敷耀哉は鬼殺隊の最高管理者であり、鬼舞辻無惨と敵対する産屋敷の一族の97代目当主です。
鬼殺隊の隊士たちからは『お館様』と呼ばれ、異能とも言える程の強力な人心掌握術を駆使して、個性揃いの鬼殺隊をまとめ上げています。
また鬼殺隊の中でもひときわ我が強く、個性の強い性格の9人の”柱”達をも心から敬服させています。
また、自分が当主に就いてからは所属していた隊士、殉職した隊士の名前・出自を全員記憶していて、それに基づき彼らの人間関係を考慮した言葉をかけてあげるなど、文字通り無惨とは正反対の人物であります。
お館様は病気?
お館様である産屋敷耀哉の顔には、額を中心に広がっているただれたのような傷が存在しています。
このただれはただの火傷ではなく、一族の呪いによるもので、代々一族の人間を蝕んでいる病のようなものです。
ここからは、産屋敷一族の中で続いている呪いやその症状、そして呪いの原因についてご紹介していきます。
お館様の病状
彼の場合、額にただれがあるときにはすでに失明しており、病状が進むと床に伏せて吐血する状態までに陥り、最終的には死を招くとされています。
そのため彼の一族はとても短命で30歳まで生きられないとされています。
ですが産屋敷家は鬼を倒すため、一族を存続させる必要があります。
お館様の対策
その対策として存在しているのが、次期当主を13歳まで女として育てるというものです。
医療が現代レベルまで発展する前まで、人間の幼児期は男の子よりも女の子の方が強く丈夫であり、男の子は弱く育ちにくいとされていました。
お館様の血筋の寿命が短いのは鬼舞辻無惨の呪い?
では、産屋敷家の人間を苦しめている呪いの原因は何なのか。
それは最初の鬼である「鬼舞辻無惨」が原因となっています。
産屋敷耀哉は彼のことをとても敵視しており、さらに「我が一族唯一の汚点」と言っているように産屋敷家と鬼舞辻無惨の間には深い関係があります。
時は 平安時代、鬼舞辻無惨が鬼ではなく人間だった頃、彼は産屋敷の一族の人間として生まれました。
彼は生まれつき体がとても弱く、20歳までは生きられないと医者から言われていました。
そんな彼を治そうとした医者が、試行錯誤の末に彼を鬼にしてしまったのです。
そのため、鬼舞辻無惨という最初の鬼を生み出した産屋敷家は、その時からずっと呪われ続けているのです。
このことから、産屋敷一族は鬼舞辻無惨の恨み辛みによって呪いが生まれ、その呪いによって代々苦しみ、短命であるようです。
お館様の顔の傷は何?
先程もお伝えしましたが、お館様の顔の傷は鬼舞辻無惨の呪いによるものですが、傷について詳しく解説します。
お館様の顔を見て見て、驚いた方がたくさんいたかと思います。
顔には「火傷のようなただれ」が顔半分に広がっており、目には「黒目が無い」という状態です。
この症状の原因は呪いが原因の病気であることが分かっています。
お館様の目ですが、黒目が無い状態ですが、目は見えているのか、それとも失明しているのか…?
炭治郎が初めてお館様に出会った柱合会議の時は、子どもたちに手を引かれて登場していました。
また、「空は青いのかな?」と問うシーンがあるため、天気を視覚的に判断することができないこともわかります。
したがって、その時点では目はほとんど見えておらず、失明しかけている状態だったと思われます。
またこの病気は、物語が進むにつれて少しずつ広くなり重くなっていってますので、進行性の病気ということが分かっています。
お館様の最期や死亡理由は?
自らの悲願でもある太陽の克服を禰豆子が果たしたことを知った鬼舞辻無惨は、禰豆子に狙いを集中することになります。
また、産屋敷耀哉も禰豆子を守るための鬼との戦いが熾烈になると考えていました。
そのような状況の中、無惨は巧妙に隠されてきた産屋敷家を見つけ出し、お館様を殺しに来ました。
無惨の目的は、お館様を殺し、鬼殺隊の統制を乱して禰豆子を見つけやすくすることだと思われます。
妻に介護され、寝たきりの姿のお館様を見た無惨。
庭には子供が二人、護衛すらいないようでした。
すっかり興ざめしてしまった無惨に対して、お館様は最期に…と言って語りかけました。
無惨とお館様は血のつながりのある一族であること、産屋敷一族が無惨を執拗に追ってきたわけを。
お館様の能力でもある一種の洗脳のような、声によって発せられた様々な言葉に感情が動き、気味が悪くなった無惨は、とうとうお館様に手を掛けようとします。
しかし、すべてはお館様の狙い通りだったのです。
無惨と一通り話したお館様は産屋敷家に仕掛けた爆薬を発動させました。
お館様はその場にいた妻と五つ子の中の二人である、ひなき・にちかもろとも自爆し、無惨にダメージを与え、さらには撒菱のようなものを含ませており、1秒でも長く再生能力を遅らせようという、執念も感じられました。
産屋敷耀哉の人生は、家族と共に自爆をするという、衝撃の展開で幕を閉じました。
この執念がのちに無惨を倒すための大きな一歩だったと言えるでしょう。
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まとめ
今回は鬼殺隊の長である産屋敷耀哉についての解説でした。
初登場では顔のただれや、柱達の敬服する様など謎が多い人物でしたが、鬼舞辻無惨と血の繋がりがあったことや、最期の無惨を倒すべく起こした執念のシーンなど衝撃を受けることが多かった人物でした。
産屋敷一族あっての鬼殺隊、ということは間違いありませんし、この方々のおかげで無惨を倒すことができたかと思います。