12月からスタートするアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』にて登場する十二鬼月「上弦の陸」堕姫と妓夫太郎。
音柱の宇髄天元と竈門炭治郎、禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助たちと壮絶な戦いを繰り広げる鬼です。
今回はその堕姫と妓夫太郎について詳しく解説していきたいと思います。
もくじ:好きなところに飛べます
【鬼滅の刃】堕姫と妓夫太郎(ぎゅうたろう)とは?
『鬼滅の刃』遊郭編ビジュアル来た!! pic.twitter.com/k8217cqyPR
— SYO (@SyoCinema) July 13, 2021
堕姫・妓夫太郎は十二鬼月「上弦の陸」に君臨する鬼です。
「吉原遊郭」に身を潜め、100年以上に渡って人を喰い続けてきました。
今までに殺してきた柱の数はなんと合計22人にも及びます。
鬼側の長である鬼舞辻無惨からは「これからもっと強くなる残忍な鬼」と期待を寄せられている鬼です。
作中ではじめて一つの物語として登場させる「上弦の鬼」だったので、吾峠 呼世晴さんは相当気合いが入ってたんじゃないかと思われます。
上弦の鬼の過去が赤裸々に語られるようになったのも、この堕姫・妓夫太郎あたりからですしね。
ちなみにこの2人は兄妹です。
堕姫と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の過去とは?
鬼滅の刃で出てくる鬼は、人間の頃に何かしら悲しい過去や残酷な思いをして人を恨み鬼になったものが多く、それもこの作品の魅力の一つでもありますよね。
堕姫と妓夫太郎も人間のときにかなり辛い日々を過ごしてきていました。
堕姫と妓夫太郎の過去
堕姫と妓夫太郎は「羅生門河岸(らしょうもんがし)」と呼ばれる遊郭の最下層の家庭に生まれたのですが、この環境がかなり悪く生まれる前から何度も殺されそうになったり、無事生まれても「子供なんて生きているだけで飯代がかかるので迷惑千万。」と忌み嫌われていました。
妓夫太郎はお世辞にも見た目がいいとは言えず、「虫けら・のろま・ぼんくら」と呼ばれ、醜いいじめにもあっています。
容姿が全ての価値基準である遊郭では、見た目が劣る妓夫太郎にとっては非常に過酷な環境だったのです。
そんな絶望の淵に立たされながらも、虫やネズミを食べ飢えを凌ぎます。
そんな中、妓夫太郎に一筋の光である妹、堕姫 (梅)生まれてきたのです。
妓夫太郎とは打って変わり、堕姫はとても美しい顔をしていました。
その頃、妓夫太郎は喧嘩に目覚め、この頃から取り立て業もはじめました。
そして妓夫太郎は周りの人に恐れられるようになり、バカにされることも少なくなり、やっとまともな生活を送れるようになりました。
堕姫と妓夫太郎に起きた悲劇・・・
しかし、妓夫太郎が仕事に行っているとき堕姫が客の目をかんざしで突き刺し失明させてしまい、その報告として縛り上げられたのち、生きたまま焼かれてしまったのです。
仇を取った妓夫太郎でしたが絶望にくれ堕姫を背負ったまま彷徨います。
そんなときに出会ったのが上弦の弍「童磨」でした。
死にかけていた妓夫太郎と堕姫に「可哀想に」と言い、童磨は自らの血を与え鬼にしました。
堕姫と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の最期や殺した柱は誰?
そんな辛い過去を持つ堕姫と妓夫太郎ですが、宇髄天元らとの戦いに敗れ、2人とも死んでしまいます。
その後2人は、真っ暗闇な世界で再会します。
この描写はおそらく、あの世へ行く前の段階だと思われます。
この時、妓夫太郎は鬼の姿をしていましたが、堕姫は人間の頃の姿(梅)に戻っていました。
人間の姿に戻っている堕姫を見た妓夫太郎は「お前はもう俺に付いてくるんじゃねぇ」と突き放します。
おそらくこの時妓夫太郎は「梅は人間として生まれ変わって欲しいと」思っていたのでしょう。
しかし、堕姫は「嫌だ!絶対に離れない!」と妓夫太郎の背中に飛び乗ります。
そして二人は燃え盛る炎の道を突き進んで行きました。
最期まで妹思いの妓夫太郎と大好きな兄と離れたくたないという思いの堕姫はとても美しかったですよね。
話しは変わりますが、堕姫と妓夫太郎は鬼の時に柱を合計22人も殺しています。
堕姫が7人、妓夫太郎が15人それぞれ殺しています。
殺された柱が誰でどのような人間だったのかは詳しく描写されていませんのでわかりません。
また次に詳しく書きますが、この2人の倒し方や能力が厄介ですので歴代柱たちもかなり手を焼いたのでしょうね…
堕姫と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の能力や血鬼術は?
まず前提として、堕姫と妓夫太郎の倒し方は2人の頸を同時に切り落とすことです。
十二鬼月の中でも唯一の2人1組となっていてかなり厄介です。
その厄介さから歴代柱たちが22人も殺されています。
堕姫と妓夫太郎の能力
次にそれぞれの能力について説明します。
まず妹の堕姫ですが、基本的に帯を使った攻撃や防御をしてきます。
この帯は布で作られたものではなく自分自身で作り出したものなので、多数に分裂させたり人間を閉じ込めたりすることもできます。
また、頸を帯のようにしならせることで切れにくくしています。
堕姫の技
堕姫の帯を使った技でいうと、【八重帯斬り(やえおびぎり】があります。
これは、刃物のように鋭い8本の帯を使い相手の逃げ道を無くしていきながら切り裂く技です。
炭治郎はこの技に苦戦を強いられました。
妓夫太郎の技
次に妓夫太郎ですが、自らの血を鎌や斬撃に変え攻撃してきます。
鎌には強力な猛毒があるため少しでも傷を負うと致命傷になります。
妓夫太郎の使う大きな技には次のようなものがあります。
【飛び血鎌(とびちがま)】
自らの血を、カミソリかのような薄い刃に変え、飛ばす毒の斬撃です。
放った後でも斬撃の動きを変えることができ、相手を翻弄します。
【跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)】
体の周りに血の斬撃を巡らせることで全方向に対して防御を可能とします。
相手が無数の飛び道具を投げてきたり、様々な攻撃を繰り出してもすべて弾き返すことができます。
【円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)】
自らの血を螺旋状にし斬撃を作り出し、さらに自らの両腕に纏わせることができます。
飛び血鎌のような遠距離攻撃とは違い、刀を打ち合うような近距離での戦いで活躍します。
このようにそれぞれが強力な技を持っている上に、2人同時に頸を切り落とさないと倒すことができないことから、歴代の柱が22人も殺されたというのも頷けますよね。
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まとめ
12月からスタートするアニメ 鬼滅の刃 遊郭編で宇髄天元らが戦う上弦の陸の堕姫と妓夫太郎について詳しく解説させていただきました。
炭治郎たちが初めてまともに上弦の鬼と戦うということもあり、ファンの方々は楽しみにしていることかと思います。
あの派手派手な天元も戦いますので、迫力や作画の方も今までよりさらにパワーアップしているんじゃないかと、期待しています!
炭治郎と禰豆子のように兄妹愛が深く、敵ながら少し可哀想にも思える堕姫と妓夫太郎。
様々な見方ができるストーリーとなってますのでとても楽しみですね。