1972年12月15日に公開されて以降、現在まで幾度も金曜ロードショーで公開されている有名な映画、ルパン三世『カリオストロの城』銭形警部の名言や、様々なアクションシーン、そしてもやもやするラストシーン。いろんな感情に支配された視聴者もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなカリオストロの城の作品中にルパンと次元が行く場内の地下、そこの壁の文字の意味や、内容、日本兵との関連についてまとめたいと思います。
カリオストロの城の地下の壁の文字は何て書いてある?
まず初めに、ルパンと銭形警部がカリオストロの城の地下で発見した壁の文字には
『1904年,3.14 日本日本國軍偵 河上源之助 ここに果つ 仇』
と書いてあります。
この言葉の事についていろいろ考察していきたいと思います。
壁の文字の意味や内容は?
『1904年,3.14 日本日本國軍偵 河上源之助 ここに果つ 仇』の内容としては、旧日本軍の河上源之助という人物が1904年にカリオストロの城にスパイとして潜入したのはいいが、何らかの事情により敵に見つかり命からがらこの地下迷宮に入り、後悔や無念があり亡くなってしまう前に自分の墓標として掘ったのではないでしょうか。
意味としては、『1904年3月14日、日本日本國軍偵の河上源之助はここで死ぬ 仇をとってくれ 』という他の日本軍に向けての言葉だと思います。
この場所とその時の河上源之助の体力では遺書などかける余裕もない状況でも、無念が残っており、お願いと墓標として最後の力を振り絞って書いたのではないでしょうか。
その証拠にこの文字が書いてある近くで骸骨が発見されています、この骸骨が河上源之助なのではないではないかと思います。
カリオストロの城と日本兵の関係は?
カリオストロの城と日本兵は、敵対していたのではないかと思います。
カリオストロ城の地下でルパン銭形警部が発見した壁の文字には1904年と書いてありました。1904年といえば同年の2月8日に日露戦争が始まりますが開戦からさほど日にちが立っておりません。
その当時にもし対ロシア工作としてスパイの日本軍が欧州で活動していた場合、欧州の諜報員工作者の中でも有名な明石元二郎大佐という人物がいます。その人の部下として、河上源之助もスパイとして送られていた可能性は十分にあります。
今回の映画でもあったように、カリオストロ公国は『ゴート札』と呼ばれる偽札を造っている本拠地なのです。この時代の偽札の使い道とするならば、敵国経済の破壊が一番納得のいく理由になるかと思います。
あのルパンでも「中世以来、ヨーロッパにおける動乱の陰には、ゴート札あり」というくらいですから、当時の旧日本兵もゴート札の真偽を疑い、河上源之助を単身でカリオストロ公国スパイとして送り込み、調べさせていたのではないでしょうか。
そして河上源之助は何らかの手段で当時の公国を担っていた伯爵と接触し、ゴート札の秘密をつかみ打診したはいいが、日本の要請に伯爵は断り暗殺部隊に河上源之助を暗殺命令を出し襲わせ、なんとか襲われながらも城の地下にまで追い込まれた河上源之助は壁に日本軍へ向けて日本語のメッセージを書いてるのでまだこの時でも日露戦争は終戦しておらず、日本軍とロシア軍は敵対していたのではないかと思います。
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まとめ
- 壁の文字は『1904年,3.14 日本日本國軍偵 河上源之助 ここに果つ 仇』
- 壁の文字の意味と内容は、河上源之助の遺書と日本軍への願い。
- カリオストロと日本軍は敵対関係にあった。