人気漫画からアニメ化、実写映画化もしたカイジ。
現在は実写映画のシリーズ3作目が公開されていますが、実写映画1作目で利根川のイカサマをカイジが見破りました。
利根川の時計のイカサマは、結局どんなイカサマだったのでしょうか?
カイジが勝てた理由についても解説していきます。
カイジの利根川の時計のイカサマのトリックは?
カイジと利根川が『Eカード』で対戦した際、3回勝負でカイジは2回とも負けてしまいます。
カイジが負けてしまったのは、利根川のイカサマが原因でしたが、結局利根川のイカサマの詳細については触れられませんでしたね。
利根川のイカサマは、結論から言うと
カイジの脈拍の変化を見て出すカードを見抜いていた
と言うものでした。
カイジたち地下労働者には、脱走などができないようにマイクロチップが埋め込まれています。
そのため、マイクロチップの情報からカイジの脈拍を利根川が見ることができたのです。
時計に写っていたのは、時間ではなくカイジの脈拍の情報でした。
カイジが出せるのは、
- 市民のカード4枚
- 奴隷のカード1枚
です。
カイジが奴隷のカードを出し、利根川が皇帝のカードを出せば、カイジは勝つことができます。
奴隷はカイジにとって『勝負カード』ですから、奴隷を出す時には脈拍が早くなるなどの変化があると言う訳ですね。
利根川はそのカイジの脈拍の変化を読み取り、2回とも勝てたというわけです。
カイジはなぜ勝てたのか?
では、なぜ3回目の勝負でカイジが勝てたのか?と言うと、カイジが勝てたことには大きく2つの理由があります。
1.利根川のイカサマが通用しなくなった
1つ目の理由は、利根川のイカサマが通用しなくなったことです。
カイジは利根川と対戦をする前に、鏡に頭を打ち付けて出血しています。
もちろんこれはカイジの作戦。
出血(しかも大量)をすることで、カイジの脈拍が通常とは違う状態になったのです。
正常ではなくなった脈拍から、脈拍の変化を読み取るのは難しくなるため、利根川の脈拍を読むイカサマは使えなくなってしまいました。
そのため、3回目の勝負の時に初めて、利根川とカイジの完全な心理戦になったというわけです。
2.血のトリック
2つ目の理由は、カイジの使った血のトリックです。
カイジは頭から出血した血を、わざとテーブルの上のカードに付着させました。
テーブルの上に残っていたのは、2回目の対戦の際に残っていた
- 奴隷のカード1枚
- 市民のカード1枚
の計2枚。
しかし、カイジは利根川の前で市民のカードと奴隷のカードを入れ替えるフリをしました。
そのため、利根川は、血のついたカードを
- 市民のカード2枚
だと思っていたのです。
カイジの裏をかいた・・・ということ。
しかし、実際にはカイジは、奴隷のカードと市民のカードを入れ替えてはおらず、入れ替えたフリをしただけでした。
そのため、血のついたカードは
- 市民のカード1枚
- 奴隷のカード1枚
の2枚のままだったのです。
利根川は、カイジが4手目に出したカードに血がついていたため、入れ替えた市民のカードを出したと思ったのです。
しかし、奴隷のカードには血がついていますから、カイジが4手目に出したのは奴隷のカード。
市民に勝つことができる皇帝のカードを出した利根川は、奴隷のカードに負けた=カイジに負けたというわけです。
カイジは利根川が
- 自分がわざと血を付着させたこと
- カードを交換したこと
に気がつくと思い、逆に利根川の賢さを利用したんですね。
利根川がカイジの裏をかいてくると思ったため、カイジはさらにその裏をかいた・・・というわけです。
まとめ
以上!今回はカイジのEカードでのトリックやイカサマについて解説しました!