人気漫画から実写映画化もした『カイジ』
今回は、そんな『カイジ』で登場する『ブレイブメンロード』について解説していきます。
もくじ:好きなところに飛べます
カイジのブレイブメンロード(鉄骨渡り)のビルはどこ?
まずは、実写版カイジの『ブレイブメンロード』で登場する2つの高いビルですが、あれは実際にある場所なのでしょうか?
調べてみたところ、あのビル『帝愛ビル』は、実際のビルではないみたいですね。
CGで作られたものだそうです。
まあ、そもそもあんな高いビルで、窓が開く設計っていうのがそもそもおかしいので、実在のビルではないことは確かでしょう(笑)
カイジのブレイブメンロードの撮影はどうやってる?
ちなみに、ブレイブメンロードの撮影ですが、あれは完全に室内で撮影しているようです。
室内のセットで撮影したものを後からCGとくっつけているということですね。
室内で撮影しているにも関わらず、あの緊迫感は素晴らしいですね。
俳優さんたちの演技力が素晴らしいです。
カイジのブレイブメンロード(鉄骨)から落下した人はどうしているのか?
そんなブレイブメンロードですが、何人もの人が下に落下して死んでいます。
落下した人の残骸は一体どうしているのでしょうか?
原作では特に言及はありませんが、これは単純に考えて、帝愛グループの人間が後始末をしていると思います。
あらかじめ下には人が来ないようにしており、ブレイブメンロードで全員が渡りきるor落下した後に片付けているのではないでしょうか。
また、死亡した場合に備えて事故などに見せかける工作を行っている可能性が高いと思います。
(保険金とかかけてそうだな・・・)
なぜ帝愛グループは警察に捕まらない?
いくら落下した人を片付けたからと言って、あんなに高い場所から人が落下していたら音もすごいでしょうし、捕まってもおかしくないと思いますが、なぜ帝愛グループの人間は警察に捕まることはないのでしょうか?
こちらも特に原作では詳しいことは言及されていませんが、帝愛グループそのものがものすごい権力を持っていると考えられます。
事実、ブレイブメンロードの見物人として、各界の富豪のような人たちが集められていましたよね。
カイジたちが死にそうになりながらブレイブメンロードを渡る姿を笑う人たち・・・
ものすごい悪趣味ですが、おそらくあの人たちは日本の金持ちたち。
政治家や警察なども丸め込めるくらいの権力がある人たち、もしくは警察上層部や政治家も関わっているかもしれません。
そのため、自分たちが殺人まがいのことをしても捕まらないように裏で色々としているのは明らかですね。
カイジのブレイブメンロード(鉄骨)で感電しないのはなぜ?
最後に、カイジの『ブレイブメンロード』では、鉄骨に電流が流され、触ると感電して落下する仕組みになっていますね。
しかし、カイジたちは足でその上を歩いています。なぜ足は感電しないのか?疑問に思いますよね。
おそらく・・・というか科学的に考えると、靴底がゴム製なので感電しない・・・という理論だと思います。
電気はゴムを通さないため、靴のソールがゴムであれば、靴底は感電しないというわけですね。
電気を通さない物質は『絶縁体』と呼ばれています。
絶縁体は、いったいなぜ電気を通さないのでしょうか?難しい話になってしまうので、簡潔に紹介します。
すべての物質は原子でできており、その原子の中には原子核と電子が存在しています。この電子が移動することで電流が流れるのですが、原子核と電子の引き合う力が強いため電子が移動することができず、電流が流れることもできません。そういった性質をもつ物質を絶縁体と呼ぶのです。
ちなみに原子核は+の性質をもった陽子と、+や-といった電気を帯びていない中性子で構成されています。電子が-の性質を持っているため、+の性質をもつ陽子をもった原子核と引き合うのです。+と-が引き合う力のことをクーロン力とも言います。
出典:https://www.capsulesdebieres974.com/news/20190405-2.php
途中で雨が降っていますが、水に濡れてもゴムで遮断されれば感電することはないという理屈だと思います。
が、いくら絶縁体でも完全に電気を遮断できるわけではないので、あの設定には若干矛盾がありますが・・・^^;
ちなみに、ゴム以外の絶縁体には
- ビニル
- ガラス
- プラスチック
- 木
- 紙
- 油
などの種類があります。
YouTubeなどでも電気をゴムで遮断できるのか?実験している動画がいくつかありますね。
まとめ
以上!今回はカイジのブレイブメンロードについて解説しました!
若干矛盾がある設定もありますが、そこはフィクションなので目を瞑りましょう!(笑)