『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の最後に、ノーマジ(マグル)であるジェイコブは記憶を消されてしまいましたね。
しかし、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ティナと一緒にニュートの元に現れます。
と疑問に思いますよね。
ジェイコブの記憶が消えていないのはなぜなのでしょうか?
また、ファンタビ1で記憶を消した雨の原理や呪文についてもまとめてみました。
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ジェイコブの記憶が消えていないのはなぜ?
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で記憶が消えたはずのジェイコブでしたが、なぜ記憶が消えていなかったのでしょうか?
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結論から言うと、ファンタビ1での記憶を消す雨は、
悪い記憶のみ
を消す雨だったのです。
記憶を消す雨の原理については後ほど詳しく解説していきます。
ジェイコブにとって悪い記憶ではなかった
つまり、ファンタビ1でジェイコブは記憶を消す雨に当たりますが、ジェイコブにとってニュートやティナ、そしてクイニーと過ごした記憶は、悪い記憶ではありませんでした。
そのため、ジェイコブは徐々にファンタビ1での出来事の記憶が戻っていた・・・と考えられます。
ジェイコブの記憶が残っているのは、ファンタビ1でのラストシーンでも明らかです。
ジェイコブはニュートが残してくれたオカミーの卵(純銀製)を担保に、夢だったパン屋さんを開きますね。
パン屋さんは大盛況ですが、パン屋さんに並べられているパンは、ニュートが連れてきた魔法生物の形をしているパンばかり。
ジェイコブはお客さんから、
「どこからこのアイデアが湧いてくるの?」
と聞かれますが、
「わからないけど、湧き上がってくるんだ」
というような発言をしています。
ジェイコブのパン屋さん行きたい…魔法生物のパン可愛いすぎ!!😍
#ファンタビ pic.twitter.com/tin0DpBvZM— あいり🐍 (@airi_Severus) November 30, 2018
この時にはすでに、魔法生物の記憶がジェイコブの中に湧き上がってきていた可能性がありますね。
魔法生物は、ノーマジ(マグル)のジェイコブにとって驚くものであり、恐怖もあったと思います。
しかし、ニュートと一緒に過ごした時間であり、楽しかった記憶も残っていたはずです。
恐怖の気持ちは少しはあったでしょうから、最初は悪い記憶を消す作用によって、ジェイコブの記憶からニュートたちとの思い出が消えかかっていた。
しかし、徐々に良い記憶も思い出していき、魔法生物の記憶も脳内に湧き上がってきた・・・と考えられます。
最終的にはクイニーが思い出させた
そして、最終的にはクイニーがジェイコブの記憶を思い出させました。
クイニーは、ファンタビ1のラストでジェイコブのパン屋に足を運んでいます。
そこで、クイニーはジェイコブを見つめると、ジェイコブは美女に見つめられて満更でもない表情・・・
この時はおそらく、クイニーのことは忘れかかっていたのだと思います。
しかし、その後クイニーがジェイコブに接触し、ジェイコブの記憶が戻りかけ、クイニーがファンタビ1での出来事を話して記憶を戻したのでは?と考えられます。
また、クイニーはニュートが怒ると思って言わなかった可能性もありますが、クイニーがジェイコブの記憶を戻したのでは?と思ってしまいました。
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というのも、『ハリー・ポッター』シリーズで、ハーマイオニー・グレンジャーが両親の記憶を改ざんして、 危険が及ばないように娘がいない夫婦としてオーストラリアに移住させるという描写があります。
しかしその後、ヴォルデモートが滅び、両親に危険が及ぶ可能性がなくなった後、ハーマイオニーはオーストラリアにいる両親を探し出し、記憶を戻して一緒に暮らした・・・というハッピーエンドで終わっています。
このことから考えて、消えてしまった記憶を元に戻す魔法があるということがわかりますね。
クイニーはジェイコブのことを愛していましたから、また一緒になりたいとの思いから、実はこっそり魔法を使ってジェイコブの記憶を戻した・・・とも考えられます。
記憶を消す雨の原理は?
では、先ほど説明しなかった『記憶を消す雨』の原理について解説していきます。
『ハリー・ポッター』シリーズを見慣れている私がファンタビを見た際、
だと思っていました。
『ハリー・ポッター』シリーズではおなじみの、記憶を消す魔法ですね。
しかし、ファンタビ1で使われた記憶を消す呪文は、どうやら違うようです。
スウィーピング・イーヴルの毒で作られた薬
実は、ファンタビ1で使った記憶を消す薬は、スウィーピング・イーヴルの毒で作られた魔法の薬でした。
スウィーピング・イーヴルは、ファンタビ1の中で何度か登場する、青い羽を持つ鳥のような生物です。
スウィーピング・イーヴルは毒を持っており、かなり危険な毒なのですが、薄めて使うことによって、悪い記憶を消す薬になります。
魔法生物に詳しいニュートは、スウィーピング・イーヴルの毒性を利用し、毒を薄めた薬を雨にしてノーマジ(マグル)たちの記憶を消しました。
雨にした方法は、サンダーバードという、ヒッポグリフの巨大版のような魔法生物が遥か上空に飛んで行き、雲の上から薬を巻いて飛んだ・・・と考えられます。
悪い記憶を消す作用のある薬が混じった雨を浴びたノーマジたちは、オブスキュラスなどの恐怖の記憶が消え、日常の生活に戻った・・・というわけですね。
ただ、写真などに残されているものはどうやって消したのか?というところは不明です。
記者などが撮影した写真に関しては、魔法族が個別に赴いて消した可能性もありますね。
室内にいた人たちの記憶は消えたのか?
疑問が残るのは、室内にいた人たちの記憶ですよね。
ファンタビ1で、記憶が消える雨が降った時に、室内にいた人たちの記憶も消えています。
雨に当たっていない人の記憶が消えるのはなぜ?
という部分について、謎は明らかになっていません。
私の憶測では、当時のアメリカの水道事情については詳しいことは分かりかねますが、飲料水以外のシャワーや手洗いで使う水は、雨水をろ過した物を使用していたのでは?と考えられます。
まだ浄水場などは発達していなかったのではないでしょうか。
そのため、シャワーを浴びている最中などに、悪い記憶が消えていった・・・と考えられます。
水道事情についてはあくまでも憶測なので、詳しいことは分かりかねます・・・。
オブリビエイトなら完全に記憶を消せる
ちなみに、『ハリー・ポッター』シリーズで登場した『オブリビエイト』の呪文の場合は、完全に記憶を消すことができます。
代表的なシーンは、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、ギルデロイ・ロックハート先生がハリーとロンに忘却呪文(オブリビエイト)をかけようとするシーンですね。
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結果的に、ロンの杖が折れていたため、ロックハート先生は自爆し、自分に忘却呪文をかけてしまいました。
忘却呪文の効き目が強すぎたために、幼児程度の記憶まで消えてしまった・・・という結末を迎えています。
オブリビエイトの呪文は、使い方を間違えるとかなり大変なことになる、危険な呪文であると言えますね。
記憶を消す範囲については、魔法をかける魔法使いが指定できるみたいです。
なので、1時間程度の記憶を消す・・・だとか、ここ3ヶ月の記憶を消す・・・とかもできるということですね。
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まとめ
- ジェイコブの記憶が消えていないのは、ニュートたちと過ごした時間が「嫌な記憶」ではなかったため、徐々に記憶が戻った
- もしかしたらクイニーが完全に記憶を戻した可能性が高い
- ファンタビ1で記憶を消した仕組みは、スウィーピングイーヴルと言う魔法生物の毒を薄めたものを使用した
- オブリビエイトを使えば完全に忘却させることも可能
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