これまで映像化されていなかった最終章『千年血戦編』のアニメ化が決定したBLEACH。
この最終章では、主人公である黒崎一護の母親、真咲の死の原因が明かされています。
BLEACHは死神の力を手に入れた少年、黒崎一護が、悪霊、虚(ホロウ)を初めとする世界の敵と戦う物語ですが、連載初期の時点では、彼の両親に秘密があることは判明していませんでした。
この記事では真咲のプロフィールと正体、そして彼女が命を失うことになった出来事について説明します。
もくじ:好きなところに飛べます
黒崎一護の母親はどんな人物?
6月9日生まれ。
垂れ目がちの瞳が優しげな女性です。
髪の毛の色は、一護の髪より少し濃くなったようなオレンジ色。
性格は脳天気ともいえるほど明るい性格で、夫だった一心は太陽のようだったと表現しています。同時に正義感の強い性格でもあり、誰かを助けるためだったなら、自分が不利益を蒙ることも何とも思いませんでした。
黒崎一護の母親の死因は?
真咲が死んだのは、一護が9歳の頃でした。
子供の姿を吊り餌にして人間を食べる虚、グランドフィッシャーから一護を守って命を落としたのです。
グランドフィッシャー#くと打ってクリスマスって出たらリア充 pic.twitter.com/YJiBPpSj3X
— けんじ (@kenjikawa0813) December 19, 2017
このことは一護の心に深い傷を与え、以降、一護は「自分はヒーローではないからすべての人を守ることはできないが、山ほどの人は守りたい」という信念を抱くようになったのでした。
ただしこの事件は一護にだけ責任があったわけではありません。本来なら真咲は、虚と戦っても撃退できるくらいの実力者だったのです。
それなのに殺害されてしまった経緯には、彼女の生い立ちや夫・一心に関わる、複雑な事情が絡んでいたのでした。
黒崎真咲は滅却師?
滅却師(クインシー)とは?
滅却師は虚を消滅させる力を持った特別な人間です。
作中では人間でありながら、ときに死神を凌駕する程の力を持つ者も登場しています。戦闘スタイルは弓状の飛び道具を使用する者が多く、光の矢を放って虚を消し飛ばすことができます。
滅却師は歴史的に死神と対立する存在でした。
死神の斬魄刀で斬られた虚は、その罪を洗い流されるため、人として生まれ変わることのできる可能性が残りますが、滅却師に討たれた虚は完全に消滅してしまうため、生者と死者で成り立っている世界のバランスを狂わせてしまうおそれがあります。
そういう理由があるため、滅却師は死神と抗争に発展することも多く、現在では絶滅の危機に瀕しています。人数が減ったからこそ、より優秀な滅却師を生み出すために、血統の純度を保つことにもこだわっているようです。
真咲は滅却師の名家である黒崎家の末裔で、純血の滅却師であるために特に優れた能力の持ち主でした。
とりわけ防御に活用される静血装(ブルート・ヴェーネ)の才能に恵まれており、万全な状態なら強力な虚に噛み付かれても、ほとんどダメージを受けません。
死の原因はユーハバッハ
一心と真咲の間に三人の子供が産まれ、幸せな日々を送っていた頃、滅却師の始祖であり王でもあるユーハバッハが活動を始めていました。
ユーハバッハほんとチートキャラ pic.twitter.com/VMor1NiywD
— しまだ (@pooh_leo) June 16, 2016
千年前、死神たちが支配するソウル・ソサエティに戦いを挑んだユーハバッハは、敗北して力を封印されていましたが、その後、少しずつ力を取り戻していました。そして滅却師の才能を持つ者の中から、不純な要素を持ったものを取り除く『聖別』という処理を開始します。
有能な滅却師だった真咲ですが、後で説明する経緯から虚が体内に混ざっていたため、不純な存在と判断され、『聖別』の対象となり、滅却師としての力を失ってしまいます。
彼女と一護がグランドフィッシャーに襲われたのがそのタイミングだったため、真咲は戦うことができず、命を落としてしまったのです。
つまり一護や一心にとって、直接、真咲を殺した仇がグランドフィッシャーで、間接的な仇がユーハバッハということになります。
黒崎真咲と一心の出会いや馴れ初めは?
私は 黒崎真咲
滅却師です pic.twitter.com/nqujN0LFzG
— ジジ (@tsumtsumlovelov) November 24, 2018
一護の父親である一心は、元々の名を志波一心と言い、人間ではなく、死神の組織である護廷十三隊で十番隊の隊長を務める死神でした。
本編より二十年ほど前、現世で物語の黒幕の一人である藍染惣右介が作り出した改造虚、ホワイトと戦った一心は、苦戦していたところを真咲に助けてもらいます。
しかしホワイトは真咲に与えた噛み傷を通して真咲の体内に侵入しており、身体が虚化を始めた真咲は瀕死の状態に陥ってしまいます。
彼女を助けるためには、死神が特殊な能力を持つ義骸(ぎがい)というダミーの人体に入り、ホワイトの力を抑え続ける必要がありました。
義骸に入っている限り、死神の力は使えなくなってしまいますが、一心は真咲を救うために死神の生活を捨てる決意をしたのでした。
この出来事をきっかけに一心と真咲は交流を持つようになり、やがて結婚して家族を持つことになったのです。
その後、真咲に影響を及ぼしたホワイトの力は彼女と一心の息子である一護に受け継がれたため、一護は死神・滅却師・虚の力を兼ね備えた希有な才能を手に入れることになるのでした。
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まとめ
- 黒崎真咲は主人公・一護の母
- 優秀な滅却師で、とくに防御力に秀でている
- 虚・グランドフィッシャーから一護を守って命を落とした
- グランドフィッシャーにかなわなかった理由は、滅却師の王・ユーハバッハに力を奪われていたため
- 一護の父、志波一心とのなれそめは、虚との戦いで、お互いの命を救ったことがきっかけ
真咲の過去や一心とのなれそめは最終章の核心部とも言える物語ですので、アニメ化された際は必ず描かれるはずです。
今後、放映される予定のアニメを楽しみにしましょう!