ハリーポッター

ハリーポッターのクリーチャーの裏切りはなぜ?その後は死亡した?

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から登場するクリーチャー。

実はシリウスの死には、クリーチャーが大きく関わっています。

今回はクリーチャーの裏切りの理由や、その後について解説していきます!

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クリーチャーの基本情報

クリーチャーはブラック家に仕える屋敷しもべ妖精です。

クリーチャーの母親もまた、ブラック家に仕えた屋敷しもべ妖精で、作中で「クリーチャーの先祖たち」という発言があることから、おそらくクリーチャーの家族が代々ブラック家の屋敷しもべとして働いているのだと思われます。

ブラック家のエラドーラ・ブラックが、お茶の盆を運べなくなったら屋敷しもべ妖精の首を切り落とすという伝統を作り出し、クリーチャーの母親も斬首され、壁に首が飾られています。

クリーチャーは母親のように、最後は斬首され、グリモールド・プレイスに首が飾られることが本望だと言っていました。

映画の中でも屋敷しもべ妖精の斬首された首が飾られているシーンがありますね。

 

クリーチャーはシリウスの母であるヴァルブルガ・ブラックを特に慕っており、グリモールド・プレイスのヴァルブルガの肖像画にいつも話しかけています。

ヴァルブルガは1985年に死亡しており、ヴァルブルガの死後、クリーチャーは十数年もグリモールド・プレイスの掃除をしておらず、シリウスが脱獄後、騎士団の本部として使用するようになった際、屋敷は荒れ放題になっていました。

純血主義

クリーチャーはブラック家の家族と同様純血主義で、グリモールド・プレイスに滞在するハーマイオニーを「穢れた血」と呼んだり、ウィーズリー一家のことを「血を裏切る者」と呼んでいました。

また、クリーチャーはグリモールド・プレイスの厨房脇の納戸にあるボイラーの下で寝ていて、クリーチャーの部屋らしきその場所には、ボロ布や古毛布、腐ったパン屑やカビの生えたチーズのかけら、ブラック家の形見の品であるコインや小物、ブラック家の写真などが集められていました。

シリウスとクリーチャーの関係

 

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作中でクリーチャーが登場するのは、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から。

シリウスが自宅であるグリモールド・プレイスを騎士団の本部として提供していました。

シリウスは無実が証明されておらず、指名手配されていたため、グリモールド・プレイスで、クリーチャーと2人で缶詰になっていました。

先ほども少し触れた通り、シリウスの家族であるブラック家は代々純血で、純血主義の一族。

クリーチャーもまた、そんな純血主義の思想を持っており、シリウスは大嫌いな家族を思い起こさせるクリーチャーの存在を邪険に扱っていました。

クリーチャーもまた、シリウスのことを主人とは認めておらず、シリウスに悪態をつくこともしばしば。

しかし、クリーチャーはグリモールド・プレイスという家に縛られており、さらに、敵に知られては困るような不死鳥の騎士団の情報をたくさん聞いていたため、シリウスはクリーチャーを解雇することはできませんでした。

シリウスが「出ていけ」と発言

ある日、シリウスがクリーチャーに腹を立て、「出ていけ」と言ってしまいます。

通常屋敷しもべ妖精は、主人から洋服をもらうことが解雇の印ですが、その日からクリーチャーは姿を見せなくなってしまいます。

シリウスが放った「出ていけ」という言葉を、クリーチャーが言葉通り受け取ったのではないか、とハリーたちは心配していました。

クリーチャーの裏切り

結局クリーチャーは、屋根裏部屋に潜んでいたことがわかります。

シリウスは、ブラック家の形見の品を探していたに違いない、と言っていましたが、クリーチャーはなんだか嬉しそうにしている様子でした。

その後、ハリーが学校に戻った後、シリウスが拷問されている幻覚を見ます。

ハリーはシリウスの安全を確かめるために、アンブリッジの部屋に侵入し、暖炉から連絡を取ります。

が、グリモールド・プレイスにいたのはクリーチャーだけでした。

クリーチャーの嘘

クリーチャーにシリウスの居場所を聞くと、クリーチャーは

「ご主人様は神秘部から戻ってこない!」

と言って、笑うばかりでした。

 

ハリーはクリーチャーの言葉を間に受け、シリウスを助けに魔法省の神秘部へ向かったのです。

しかしのちに、クリーチャーの発言は嘘だったことがわかります。

ナルシッサとベラトリックスに仕えていた

 

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クリーチャーはシリウスに「出ていけ」と言われた日に、自分の昔の主人である、ナルシッサ・マルフォイの元に向かったのです。

ナルシッサの旧姓はブラック。

シリウスのいとこなので、クリーチャーの元々の主人です。

クリーチャーは主人の命令に逆らうことはできないため、他言を禁じられていたグリモールド・プレイスの存在や、騎士団の機密情報については教えることができませんでしたが、シリウスとハリーがお互いを大切に思っていることをヴォルデモート側に伝えてしまいました。

ヴォルデモートはシリウスが拷問されている姿をハリーに見せることで、ハリーがシリウスを助けに神秘部にやってくると考え、それを実行に移しました。

また、ハリーがシリウスに連絡を取ってもシリウスが屋敷にいないと装うため、シリウスの母親の寝室で世話をしていたバックビークに怪我をさせ、ハリーと連絡を取れないようにしていたのです。

その結果、シリウスはハリーたちを助けに神秘部にやってきて、ベラトリックス・レストレンジによって殺されてしまいます。

 

実は、クリーチャーが屋根裏から見つかった日、ハリーはクリーチャーの手に包帯がぐるぐる巻にされてあるのを見ています。

おそらくあれは、シリウスという主人に逆らってナルシッサの元に行ったことで自分に課した”おしおき”だったのではないかと思います。

また、クリーチャーの主人はハリーではないため、ハリーに対して「シリウスが神秘部にいる」と、平然と嘘をついたのです。

ハリーがクリーチャーを相続する

シリウスの死後、他に相続者がいなかったことから、シリウスはハリーにグリモールド・プレイスと、屋敷しもべ妖精であるクリーチャーを遺しました。

ダンブルドアはクリーチャーを近くに置いておくのが安全と判断し、ホグワーツの厨房で働かせることにします。

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の時には、マルフォイがコソコソ何をしているのか訝っていたハリーがクリーチャーにマルフォイを尾行させた場面もありました。

この時ハリーがクリーチャーに命令すると、クリーチャーがハリーを侮辱したため、一緒にいたドビーがクリーチャーを殴り、クリーチャーの歯が半分以上も吹っ飛んでしまいました。

また、クリスマスには箱に入った大量の蛆虫をプレゼントとして贈ってよこすなど、ハリーが主人とは認めていない様子。

しかし、その後ハリーとクリーチャーの関係は大きく変化することになります。

レギュラス(R・A・B)とクリーチャーの関係

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の最後に、ハリーはダンブルドアと共に、分霊箱が隠された洞窟へ行き、ヴォルデモートの分霊箱のロケットを発見します。

しかし、それはすでに偽物と取り替えられていて、本物のロケットはR・A・Bという人物が持ち去った後でした。

R・A・Bというのは、シリウスの弟のレギュラス・アークタルス・ブラック。

レギュラス・ブラックは元デスイーター

レギュラスは元々デスイーターとして活動しており、その際にヴォルデモートに屋敷しもべ妖精のクリーチャーを差し出しています。

クリーチャーは例の洞窟に連れて行かれ、ヴォルデモートが分霊箱を隠すために毒薬を飲まされ、置き去りにされてしまいます。

しかし、クリーチャーはヴォルデモートの元へ行く前に、レギュラスから「命令を聞いたら戻ってこい」と言われていたため、姿くらましをして生きて戻ってくることができました。

レギュラスは、ヴォルデモートがクリーチャーを置き去りにしたことや分霊箱を作っていることを知ると、デスイーターを抜ける決意をします。

が、デスイーターを抜ければどうせ殺されてしまう。

そのため、レギュラスはヴォルデモートを滅ぼすために本物の分霊箱を盗み、偽物と取り替えました。

そして、クリーチャーに本物のロケットを破壊するように命じ、レギュラス本人は洞窟で亡者に引きずり込まれ、死んでしまいます。

本物のロケットを持っていたクリーチャー

 

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本物のロケットを持って帰ってきたクリーチャーでしたが、どうしても破壊することはできませんでした。

その後時が経ち、ハリーたちがグリモールド・プレイスを掃除しているときに捨てたロケットをクリーチャーが寝ぐらに隠していました。

しかしシリウスの死後、盗みに入ったマンダンガスが本物のロケットも持ち去ってしまったのです。

分霊箱のロケットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ハリーとクリーチャーの関係の変化

『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、クリーチャーからロケットの在り処を聞いたハリーは、クリーチャーにマンダンガスを捕まえてくるように命令します。

その際、ハリーはクリーチャーに対して、

「レギュラスもこれを君に持っていて欲しいだろう。感謝の証として。」

と言って、レギュラスが残して行った偽物のロケットを渡します。

 

クリーチャーはブラック家の家宝を贈られて感激し、その後ハリーとロンに深々とお辞儀し、「穢れた血」呼ばわりしていたハーマイオニーにも小さな痙攣のような動きを見せました。

 

しばらくグリモールド・プレイスで過ごしていたハリーたちでしたが、クリーチャーはハリーを「ハリー様」と呼び、家中をピカピカに磨いていました。

しかし、ハリーたちが魔法省でアンブリッジからロケットを盗むと、デスイーターのヤックスリーに捕まり、姿くらましする途中でグリモールド・プレイスが見つかってしまいます。

クリーチャーはハリーたちが出かける前に、ステーキ・キドニー・パイを用意して待っていると言っていましたが、ハリーたちはもう、グリモールド・プレイスに戻ることはできなくなってしまいました。

シリウスを裏切ったことで、クリーチャーに対して憎しみを抱いていたハリーでしたが、この時ハリーは、クリーチャーに会えなくなったことを非常に寂しく感じていました。

その後はホグワーツの戦いに参戦

その後、ホグワーツの戦いが始まると、クリーチャーはレギュラスのロケットを胸に躍らせながら、

「戦え!」「我がご主人様、しもべ妖精の擁護者のために!」

「勇敢なるレギュラス様の名の下に戦え!」

と言って、他の屋敷しもべ妖精たちを扇動していました。

屋敷しもべ妖精たちは、誰に命令されるでもなく、自らの意思で戦いに参加し、厨房の大ナイフや肉切り包丁を使い、デスイーターと戦っていました。

 

その後、クリーチャーについては描かれていませんが、ハリーは戦いの後、グリフィンドール塔のベッドに

「クリーチャーがサンドイッチを持ってきてくれないかな」

と考えていたという描写があるため、おそらくクリーチャーは戦いを生き抜いたのだと思います。

 

ハッキリわかっていることは、クリーチャーが666歳で亡くなったと作者のローリングさんが語っています。

戦いの後、ハリーと一緒に暮らしたのか、ホグワーツの厨房で働くことになったのかはわかりません。

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まとめ

  1. クリーチャーはブラック家に仕える屋敷しもべ妖精
  2. 純血主義のクリーチャーは、シリウスとは犬猿の仲
  3. クリーチャーはシリウスを裏切り、結果としてシリウスが死亡
  4. ハリーは屋敷と一緒にクリーチャーも相続する
  5. ハリーがレギュラスのロケットをあげたことで、クリーチャーと良好な関係を築く
  6. その後はホグワーツの戦いに参戦し、おそらく生き延び、666歳で亡くなった
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