『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で登場する、ビクトール・クラム。
課題の迷路の中で、なぜか途中でおかしくなってしまいます。
クラムがおかしくなった理由や、クラムのその後などについて解説していきます!
もくじ:好きなところに飛べます
ビクトール・クラムの基本情報
出身地 | ブルガリア |
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生年月日 | 1976年生まれ |
杖 | グレゴロビッチが作成したクマシデにドラゴンの心臓の琴線26cm |
所属1 | ダームストラング専門学校 |
所属2 | クィディッチ・ブルガリア国際チームのシーカー |
ビクトール・クラムは、1976年生まれの魔法使いで、ブルガリア出身。
ダームストラング専門学校で魔法を学び、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の時にはダームストラング代表として三校対抗試合に出場していました。
クィディッチW杯のブルガリア代表としても出場しており、国際チームのシーカーとしても活躍しています。
原作での外見は、黒髪で色黒。
痩せていて、大きな曲がった鉤鼻に黒い眉毛と描写されており、ハリーは「育ちすぎた猛禽類のよう、18歳とはとても思えない」と思ったと描写されていることから、大人っぽい見た目であることがわかります。
また、ハリーがクラムと並んだ時に、背が高いと描写されていることから、身長も大きめのようです。
さらに、ハリーの感覚では、地上ではギクシャクしていて、猫背。
O脚気味で、地上を歩いているときはあまりかっこよく見えないと描写されています。
三校対抗試合の代表選手になり、インタビューを受けた際も、代表選手全員で写真を撮る時にも後ろの方にこっそり隠れるなど、あまり目立ちたがりではない様子。
いつもむっつりした顔をしており、あまり笑顔を見せるタイプではないようです。
クラムが迷路でおかしくなった理由
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クラムが迷路でおかしくなったのは、アラスター・ムーディに化けたクラウチJr.に服従の呪いをかけられていたからです。
クラウチJr.は、ハリーが試合で優勝し、優勝カップを掴むことで、リドルの墓に誘き出そうとしていました。
そのため、その計画の邪魔になる、クラムやフラー、そしてセドリックを棄権させようとしていたのです。
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ムーディはクラムに服従の呪いをかけ、セドリックを襲わせることで、ハリーが優勝するように画策していました。
そのため、クラムは急におかしくなり、セドリックを襲ったのです。
三校対抗試合でのクラム
クラムはダームストラング専門学校の代表選手として、三校対抗試合に出場しています。
第一の課題の成績
第一のドラゴンと戦う試合では、中国火の玉種と戦い、ドラゴンに対して結膜炎の呪いをかけ、ドラゴンの目を潰しました。
しかし、ドラゴンが目を潰されたことで暴れ、卵を潰してしまうというアクシデントがありました。
第二の課題の成績
第二の水中課題では、変身術を使ってサメに変身しましたが、その変身は中途半端で、頭のみがサメに変身し、胴体は人間の体の姿のままでした。
ハーマイオニーを抱えて、セドリックの次の2番目に戻っています。
第三の課題の成績
第三の迷路の課題では、試合中にムーディに化けたクラウチJr.に服従の呪文をかけられ、クラムはセドリックに磔の呪文をかけるなどして襲っていました。
結局ハリーに失神術をかけられ、失神して棄権しています。
ハーマイオニーとクラムの関係
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クラムはホグワーツの滞在中、いつも図書館に入り浸っていました。
ハーマイオニーは、クラムのファンの女の子たちが図書館でキャッキャしているため、クラムが入り浸っていることを非常に迷惑に感じていましたが、実はクラムの目当てはハーマイオニー。
その後クラムはハーマイオニーをダンス・パーティのパートナーとして誘い、その際に、図書館にいたのはハーマイオニーに声をかけたかったからと語っています。
何度もチャンスはあったのでしょうが、恥ずかしくて声をかけることができなかったのだとか。
ダンスパーティでディナーを食べているときに、ハーマイオニーにダームストラング専門学校について詳しく話し、校長であるカルカロフに嗜められる場面も。
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また、第二の課題の後、ハリーを心配し声をかけていたハーマイオニーの気を引こうとしたり、ハリーを呼び出し、ハーマイオニーと何かあるのか、と詰め寄ったりする場面もありました。
さらに、リータ・スキーターが盗み聞きした会話によると、クラムは「こんな気持ちを他の女の子に感じたことはない」と発言したり、夏休みにブルガアリアに遊びに来て欲しいと伝えたりしていました。
相当ハーマイオニーが好きだったんでしょうね。
クラムとハーマイオニーはキスしてた!
また、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、ジニーがロンに対して、
「ハーマイオニーはクラムとキスした」
と発言したことから、キスをするほどの仲だったことが伺えます。
クラムとハーマイオニーのその後の関係
三校対抗試合の後も、クラムとハーマイオニーは手紙のやりとりを続けており、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の時には、フラーの招待を受け、結婚式の会場にも来ていました。
映画ではカットされてしまいましたが、ハーマイオニーとクラムのダンスシーンが撮影されていたようです。
クラムはこの時、ハーマイオニーの姿を
「素晴らしい」
と褒めましたが、ロンがハーマイオニーとクラムが接触することを阻止。
クラムは踊っていたジニーのことを見て「あの子も可愛い」と発言しますが、今度はハリーがそれに対して怒り、ジニーにはデカくて嫉妬深い彼氏がいるから手を出さない方がいいと嘘をついたため、
クラムは
「もう可愛い女の子がみんな誰かのものになっているなら、自分がクィディッチのプロ選手でもなんの意味もない」
と発言しています。
この時クラムは22歳〜23歳くらいだと思いますが、特定の誰かと交際はしていなかったようですね。
クラムとグリンデルバルドとの関係
『ハリー・ポッターと死の秘宝』にて、死の秘宝のマークのネックレスをつけていたゼノフィリウス・ラブグッドを見て、「あいつがフラーの客でなかったら、決闘を申し込む」と発言しています。
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本来この三角のマークは、死の秘宝を表す印ですが、ヨーロッパ諸国では、グリンデルバルドの印として知られていました。
クラムが通っていたダームストラング専門学校には、グリンデルバルドが残した死の秘宝のマークが壁に彫られています。
クラムの祖父は、グリンデルバルドに殺害されているため、グリンデルバルドはもちろんのこと、その信奉者たちも憎んでいました。
クラムのその後
クラムはその後、クィディッチのプロ選手として活動していましたが、2002年にエジプトに大敗したことで引退を発表。
しかし、ブルガリアチームとして優勝したいという夢を捨て切れず、38歳になった2014年に再びシーカーとしてW杯に出場します。
結果、クラムがスニッチをキャッチしてエジプトを破り、ブルガリアは優勝を果たしました。
私生活については詳しいことは明らかにされていませんが、ブルガリアの女性と結婚したそうです。
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まとめ
- クラムはブルガリア出身のプロのクィディッチ選手で、ダームストラングの生徒
- 三校対抗試合の代表選手として出場している
- クラムが迷路でおかしくなったのは、ムーディに化けたクラウチJr.に服従の呪文をかけられていたから
- クラムはハーマイオニーと恋愛関係でキスまでしていた
- クラムのその後は、クィディッチ選手を続けてブルガリアの女性と結婚している