『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にて、グレイブスに化けていたグリンデルバルドが姿を現しましたね。
グリンデルバルドはニュートがスウーピング・イーブルを使って捕らえ、魔法議会に連行されます。
連行される際に、グリンデルバルドはニュートに話しかけますが、一体何と言ったのでしょうか?
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グリンデルバルドがニュートに最後に言ったセリフは?
結論から言うと、グリンデルバルドが最後に言ったセリフは、
「覚悟はできているか」
です。
連行される際に、ニュートの顔を見てハッキリとこう言いました。
「覚悟はできているか」の意味とは?
では、グリンデルバルドが言ったこの「覚悟はできているか」の意味とは、いったいどういう意味なのでしょうか?
残念ながら、ハッキリした意味は公表されていません。
そのため、あくまで私の憶測の範疇で解説したいと思います。
そもそも英語では別の言葉
この「覚悟はできているか?」のセリフですが、そもそも英語では
Will we die, just a little?
と言っています。
直訳すると、
というような意味にしかなりません。
『Will we(主語) 〜』という言葉の使い回しとしては、未来を予測したり、今後の予定を話す時に使われる言葉です。
『Will』という単語そのものに、『意志』『結末』という意味があります。
『Will we 〜 ?』と、最後にクエスチョンマークがついているため、
というような意味で使われることが多いです。
そのため、
Will we die?
の場合は、直訳すると
というような意味で捕らえられます。
そこにプラスして、
just a little.
というフレーズがくっつきます。
『just』という単語をつけることで、『ほんの〜』『ちょっと』という意味になります。
『a little』は『少し』という意味ですから、合わせると『ほんの少し』になりますね。
なので、
Will we die, just a little?
を直訳すると、
というような意味になるんですね。
全く意味不明ですね。
これが、
Will you die?
だったら、
っていう意味になるので、『覚悟はできてるか?』という訳にも納得がいくのですが。
ちなみに、こんな解釈をされている方もいました。
前も呟いたけど、グリンデルバルドの”Will we die, just a little?”はこのフランス語の詩から来てると思うよ。「我々は死ぬのか?ほんの少し?」=「これで別れになると思うのか?」=「また会うことになるぞ」=「覚悟はできているか?」ほら、ロマンチストだから……
— 円子🍑 (@maruko_CA) April 28, 2017
フランスの詩というところがポイントですね。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、フランス:パリが舞台となっています。
そのことから考えても、もしかしたら作者は2作目に繋げる架け橋として、あえてこの言葉を使ったのかもしれません。
脚本版でもセリフが違う!
日本語訳の不自然さについて語ってしまいましたが、実は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のオリジナル脚本では、またセリフが違うんです。
脚本版だと
これが最後、かね?
と言っています。
『覚悟』という単語は使っていないんですね。
(まあ、訳し方の問題かもしれませんが)
脚本版の場合だと、先ほど紹介したツイートの内容がしっくりきますよね。
これで終わりだと思うなよ?
というような意味になってくると思われます。
これからもお前の人生に関わっていくぞ。
というような感じですかね。
グリンデルバルドはなぜニュートに言ったのか?
では、グリンデルバルドはなぜニュートに最後に捨て台詞を残して言ったのでしょうか?
ニュートが物語の主人公だから・・・というのは前提としてありますが、おそらくニュートがオブスキュラスの存在を知っていて、オブスキュラスをどうにかしようと思っているからこそ・・・と思われます。
ただ、あの作品では主軸の話とニュートとの関連性が薄くて、イマイチパッとしないんですよね。
特に2作目からは『???』となる展開が多いです。
ニュートとグリンデルバルドとの関連性・・・
ここらへんについては、3作目以降でもっと明らかになっていくかもしれませんね。
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まとめ
- グリンデルバルドは最後にニュートに「覚悟はできているか?」と言っている
- 英語の場合は『Will we die,just a little」
- グリンデルバルドがニュートになぜこの台詞を言ったのかは謎だが、おそらくニュートがオブスキュラスをどうにかしようとして、グリンデルバルドの邪魔をする存在だと思ったからではないかと考察
『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、3作目の製作も決まっていますから、今後どのようなストーリーになっていくのか楽しみですね!
その他のファンタビシリーズの考察もぜひ参考にしてみてくださいね!