現在の世界の状況と似ていることから、”予言映画”などと言われている『コンテイジョン』
『コンテイジョン』の中で、香港政府から誘拐されてしまったオランテスですが、その後どうなってしまったのでしょうか?
この記事では、オランテスや香港政府のその後について考察しています。
もくじ:好きなところに飛べます
『コンテイジョン』で誘拐されたオランテスはその後どうなった?
『コンテイジョン』の映画の中で、WHOの疫学者レオノーラ・オランテスが感染の発端になったと思われる香港へと向かいます。
オランテスは香港政府とともに、最初に感染と死亡が確認されたアメリカ・ミシガン州在住の女性、ベス・エムホフの香港での動向を確認します。
結果、オランテスと香港政府は、ベスが感染の発端であると結論づけることに。
しかし、香港政府はなぜかオランテスを誘拐。
村に監禁します。
Contagion
Contagio
Contágio
Заразяване
Заражение
Зараза
传染病
全境擴散
世紀戰疫
Zaraza
Nakkus
Tartunta
Fertőzés
コンテイジョン
Infekcija
Užkratas
Nákaza
Kuzna nevarnost
Salgın
สัมผัสล้างโลก
コンテイジョン pic.twitter.com/eg18OLsYH7— Ver Pelicula Completa Sub Español Latino (@VerHD_Espanol) April 12, 2020
香港政府がオランテスを誘拐・拉致した理由はなぜ?
香港政府がオランテスを誘拐した理由は、
ワクチンが開発された場合に、
いち早くワクチンをもらうための人質にしたかったから
です。
香港政府のスン・フェンの母親が住む村を守りたかったのです。
WHOの人間を誘拐・拉致し、ワクチンと引き換えにオランテスを返そうと考えたというわけ。
オランテスの解放
その後、アメリカでワクチンが開発され、香港政府のスン・フェンは、WHOに取引を持ちかけます。
オランテスを解放する代わりに、スン・フェンの母親が暮らしている村の住人100人分のワクチンを用意しろと要求したのです。
WHOのオランテスの上司は、ワクチンが入った箱を持ってスン・フェンらと取引します。
そして、オランテスは無事解放。
しかし、その後オランテスは空港で、スン・フェンらに渡したワクチンが『偽物』であると聞きます。
偽ワクチンはどうなったのか?
偽ワクチンだったと聞いたオランテスは、飛行機には乗らず、再びスン・フェンらがいる村に引き返します。
オランテスは自分が誘拐・拉致されたのにも関わらず、村の子供達と触れ合う中で情が湧いたのではと考えられます。
ここからは私の予想&考察になりますが、オランテスはその後村へ行き、スン・フェンにワクチンが偽物であると告げたのだと思います。
そして、
- まだ感染する可能性がある
- 自分を再び人質にしてワクチンをもらうべき
と言ったのかな?と思います。
2つ目に関しては完全に予想ですし、オランテスがどう考えたのかはわかりません。
ただ、オランテスが自分を人質にしろと言わずとも、スン・フェンたちは再びオランテスを人質にしてWHOにワクチンを渡すように要求したと思いますけどね・・・。
でも、ワクチンが本物であるという立証が難しいですね。
ワクチンが本物とわかるのは、実際に感染者に接触して感染しないかどうか確認するしかありません。
しかし、ワクチンが本物かどうかわからない段階で、自ら危険を冒して感染者と接触するとは思えません。
オランテスにワクチンを接種させ、感染者と接触させて感染が確認されなかったら解放する・・・とかも考えられますが、どうやって感染者を連れてくるんだっていう問題もありますし、あまり現実的でないですね。
そして、自分たちにわざわざ真実を伝えに来てくれたオランテスに危険を冒させるとも考えにくいです。
オランテス拉致・誘拐で伝えたかったことを考察
オランテスの拉致・誘拐で伝えたかったことはなんなのか?考察ですが、この誘拐・拉致などは、実際の現実世界にもあり得ることなのだと思いました。
このような新種の未知のウイルスが発生したら、誰でもいち早くワクチンが欲しいですよね。
政府の人間やワクチン開発に関わる重要な人物を拉致・誘拐すれば、取引としてワクチンがもらえる可能性がありますが、もらえるワクチンが本物とは限りません。
こういうことが起こる可能性はあるけれど、そんなことをしても無駄だということを伝えたかったのではないかと思います。
オランテスを演じていた女優は誰?
最後に、レオノーラ・オランテスを演じていた女優さんをご紹介します。
マリオン・コティヤール
オランテスを演じた女優さんは、マリオン・コティヤールさんです。
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生年月日 | 1975年9月30日 |
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出身地 | フランス・パリ |
学歴 | オルレアンの演劇学校(首席で卒業) |
マリオン・コティヤールさんは、フランスの女優さんです。
父親はジャン=クロード・コティヤールという俳優。
母親も元女優で、現在は演劇の講師として活動されているようです。
幼い頃から俳優業をしている両親の影響で女優を志すようになったようです。
私生活では『世界でいちばん不運で幸せな私』で共演したギョーム・カネと交際し、2011年1月に妊娠していることが判明。
2011年5月19日に男児を出産しています。お子さんのお名前はマルセルというお名前だそうです。
詳しいことはわかりませんでしたが、ご結婚はされていないみたいですね。
パートナーとしてお子さんがいるというだけみたいです。フランスではあまり珍しいことではないみたいですが・・・
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まとめ
以上、『コンテイジョン』のオランテスのその後などについて解説しました。
『コンテイジョン』の作品のネタバレについてはこちらで詳しく解説しています。