ハリーポッターシリーズでは欠かせないキャラクターの1人、チョウ・チャン。
ハリーの初恋の相手として知られていますよね。
ハリーポッターシリーズの映画の中ではシリーズ4作目の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』から登場します。
今回は、そんなチョウチャンについて掘り下げていきます!
もくじ:好きなところに飛べます
チョウ・チャンが可愛くない?
ハリーポッターシリーズに登場するチョウ・チャンですが、一部のファンからは「可愛くない」との声が挙がっているようです。
チョウ・チャンは可愛くないのでしょうか?まずは、チョウ・チャンの画像を見てみましょう。
チョウ・チャンはこちら↓
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ツイッターでの声もこちら↓
ハリーポッターの何が気に入らないって、チョウ・チャン役の女の子が可愛くないところやね。
— 圧力鍋のチラシの裏 (@druckkochtopf) 2017年11月3日
マジで映画版のチョウチャン可愛くない
— 深海 @レンドフルール中 (@iroha_snow) 2017年11月3日
チョウチャンが可愛くないの納得いかねえ。
— 伊藤 (@ito_gmks) 2017年11月3日
この作品の不満なところはチョウチャンが思ったより可愛くないところ。笑
— もか (@cafemocha910502) 2017年10月27日
ツイッターでもチョウ・チャンが可愛くないことに納得がいっていない人が多いようですね。
ハリーポッターの原作では超絶美女設定
では、なぜここまでチョウ・チャンが「可愛くない」と叩かれてしまうのか?と言うと、チョウ・チャン役の女優さんの外見のせいではなく、原作でのチョウ・チャンの見た目の設定にあります。
ハリーポッターの原作小説の中では、チョウ・チャンは物凄い美少女という設定なんですね。
原作では映画より一足早く、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の中でチョウ・チャンが登場します。
レイブンクローのクディッチのシーカーとしてハリーの目の前に現れたチョウ・チャンですが、ハリーは試合中何度もチョウ・チャンに翻弄されてしまうという描写があります。
チョウ・チャンは、ハリーが一目惚れするくらい美人な女の子という設定なんですね。
前提としてこの描写があるので、ハリーポッターファンとしては「チョウ・チャンがこの子なの!?」と思ってしまうわけです。
もちろん私もハリーポッターファンですから、映画を見たときはちょっとガッカリしました^^;
チョウ・チャン役じゃなければ、十分可愛らしい女の子なんですけどね・・・。
チョウ・チャンは世界的には可愛い&美人なのか?
日本人的にはチョウ・チャンはイマイチ可愛くないという声が多いですが、世界的に見てチョウ・チャンは可愛い&美人なのでしょうか?
チョウ・チャンを演じたケイティ・リューングさんのインスタグラムのコメント欄から判断してみました!
日本でも、美人な女優さんが投稿すると、コメント欄は「綺麗!」「美人すぎる!」などのコメントで溢れかえりますよね。
チョウ・チャンを演じたケイティ・リューングさんのインスタグラムの投稿のコメント欄には、ほとんどが「I still cho」「I remember cho」など、チョウ・チャンを思い出すというコメントが多いですね。
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「beautiful」「gorgeous」などの可愛い・美人を示す言葉はあまり見受けられませんでした。
どちらかと言うと、「wonderful」「good」など、良いね!みたいな意味の言葉が多かったですね。
現在のチョウ・チャンことケイティ・リューングさん。前髪なしの方がお似合いですね!
美人な女優さんやモデルさんのコメント欄には、「美しい」「可愛い」「あなたみたいになりたい」というようなコメントが多いので、チョウ・チャンさんを演じたケイティ・リューングさんは世界的にみてもそんなに可愛い&美人という感じではないみたいですね。
欧米人が思うアジアンビューティーとは?
日本で美人とされている女性と言えば、石原さとみさんや新垣結衣さんなど、可愛らしい方が人気ですよね。
日本ではどちらかというと”幼さ=可愛い”というイメージですが、欧米で美人とされるのはセクシーで大人っぽい女性というパターンの方が多いです。
また、日本で美人と言われるような条件は、欧米ではそんなに重視されないことも多く、ぱっちり二重や小顔、鼻が高いなどはあまり重要視されないみたいですね。
欧米でアジアンビューティーと言われる見た目としては、
- 黒髪ストレートロングヘア
- 切れ長でクールな瞳
が欧米で美人と言われる女性の条件だそうです。
黒髪ストレートヘアや、切れ長の目というのは、欧米人にはない特徴ですよね。
特に真っ直ぐで綺麗なツヤツヤの黒髪は、欧米人が憧れる髪型なんだそう。
欧米の方は縮毛で髪の毛も細く、ナイロンのような髪の毛をしている方が多いので、特に黒髪でツヤツヤのストレートヘアは素敵に見えるのかもしれませんね。
欧米で言われるようなアジアンビューティーに当てはめてみると、チョウ・チャンも黒髪のロングストレートヘアですよね。ただ、切れ長の目という感じではないですが・・・
もう少し鼻がシュッとして鼻先が丸くなければ、日本人的にも美人だな~と感じたかもしれません。
欧米で人気のアジアン・ビューティーと言えば、『チャーリーズ・エンジェル』や『エレメンタリー ホームズ&ワトソンinNY』などでお馴染みの、ルーシー・リューさんのような感じでしょうか?
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アジアンビューティー代表と言えば、個人的にはファンビンビンさんですかね~。
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お美しい・・・!
チョウ・チャンに対する作者の意向
ハリポタファンからは不評なチョウ・チャンの配役ですが、ハリーポッターの原作者であるJ.K.ローリングさんはチョウ・チャンの配役についてどう思っているのでしょうか?
調べてみたところ、ハリー・ポッターの作者であるJ.K.ローリングさんはかなりキャスト選びにはこだわっていたようですね。
有名な話だと、ハリー・ポッターのキャストは全員イギリスの俳優・女優を起用していますよね。
さらに、ハリー・ポッターのキャストを選ぶ際には、生徒役はベテランの子役ではなく、地域の学校を回るなどして出張オーディションを開催して選んだのだそう。
学校を回るオーディションの中で、あのハーマイオニー役のエマ・ワトソンさんも先生に勧められてオーディションに参加。
見事ハーマイオニー役に選ばれたそうですよ!
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Smart, opinionated and a loyal friend through it all. Happy birthday, Hermione Granger!
もちろん先生役のキャストも全員イギリスの俳優陣。
そこまで徹底したキャスト選びをしていたJ.K.ローリングなので、チョウ・チャンのキャスト選定についても納得したうえなのではないでしょうか?
チョウ・チャンが嫌いという声が多い理由
ハリーポッターでハリーの初恋の相手というキャラ設定のチョウ・チャンですが、ハリーポッターファンの間では「チョウ・チャンが嫌い」という声も度々囁かれています。
では、なぜチョウ・チャンのキャラクターは嫌いと言われるのでしょうか?
チョウ・チャンが尻軽だから!?
チョウ・チャンが嫌いと言われる理由には、チョウ・チャンが尻軽だからという理由があるようですね。
チョウ・チャンは元々はセドリック・ディゴリーの恋人でしたが、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のラストで、セドリックはヴォルデモートに殺されて死んでしまいます。
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ハリーは三校対抗試合の舞踏会で、チョウをパートナーにと誘いますが、セドリックに先を越されていてチョウに断られてしまいます。
しかし、ハリーはその後もチョウ・チャンのことを思い続けていて、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の次作、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の中で、ハリーはチョウとキスをして、まあ一般的に交際という関係になりますよね。
ハリーはセドリックが死んでしまった後にチョウと付き合う自分にもどかしさを感じているシーンもあるんですね。
原作ではチョウ・チャン自身もセドリックへの思いを拭い切れていないような描写があります。
ハリーと闇の魔術に対する防衛術の練習をする時も、「セドリックがこの呪文を知っていたら・・・」と悲しむ場面もあります。
しかし、視聴者的にはセドリックが死んで次の年にはもうハリーとくっつくのかよ!と思ってしまう人も・・・。
映画だけ見ているファンからすれば、ハリーに乗り換えた(?)チョウ・チャンが尻軽に思えてしまうのかもしれませんね。
チョウ・チャンは原作ではちょっと嫌な女
ハリーポッターの映画では描写されていませんが、原作の小説ではチョウ・チャンはハーマイオニーに嫉妬するような場面も見られます。
ハリーがいつもハーマイオニーと一緒にいることを快く思わず、ハーマイオニーやハリーに対して嫌な態度を取ることも。
さらに、その後は当て付けのようにジニーの元恋人のマイケル・コーナーと付き合いますが、結局はハリーのことを忘れられず、チョウ・チャンは何かとハリーの気を引こうとする場面もあります。
まあ、一般的な女の子らしいと言えばそれまでなのですが、原作を読んでいるファンからすれば「性格が悪い嫌な女」というイメージになってしまったかもしれませんね。
チョウ・チャンが嫌いなのは裏切りがあったから?
映画の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、ハリーたちがダンブルドア軍団と称して闇の魔術に対する防衛術の練習をしていた場所を、真実薬を飲ませられてしまったチョウ・チャンがアンブリッジに話してしまいます。
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まあ、あの場面は真実薬を飲ませられていたのでチョウ・チャンが裏切ったと言うと違うんですが、原作ではもっと複雑な話になっています。
原作の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、チョウ・チャンの友人で、レイブンクローのマリエッタ・エッジコムがアンブリッジにダンブルドア軍団の存在について暴露し、ハリーたちは捕まってしまいます。
(なぜマリエッタが裏切ったのかわかったのかと言うと、裏切り者には顔にあられもないニキビができるようにハーマイオニーが仕組んでいたのです・・・)
さらに、裏切ったマリエッタをチョウ・チャンが庇ったことから、ハリーやハーマイオニーとチョウの仲はもっと険悪になります。
おそらく映画で真実薬について理解していなかった人も、チョウ・チャンが裏切った女だと思い嫌いになってしまうのでしょうし、原作でも結果的にハリーたちの側につかなかったことで嫌いと思ってしまう人がいるのかもしれませんね。
個人的にはチョウ・チャンのキャラクターは嫌いではないですが、もうちょっと美人だったらなと思うことはあります。
チョウ・チャンの配役はコネなのか?
そんなチョウ・チャンですが、チョウ・チャン役を演じたケイティ・リューングさんが親のコネでチョウ・チャン役になったのでは?と言われてします。
ケイティ・リューングさんのコネエピソードとしては、チョウ・チャンのオーディションの際に長時間並ぶことが嫌だったことや、更にはチョウ・チャン役を演じることが嫌だったなどのエピソードがあります。
”コネ”と言う決定的な証拠はありませんが、父親に勧められてオーディションを受けたことは本当のようですね。
さらに、ケイティ・リューングさんの父親はイギリスで飲食店や卸売会社を経営する方なのだそう。イギリスでは有力者なのかもしれませんね。
ケイティ・リューングさんのご両親は離婚されていて、父親と弟と3人暮らしだったのだそうですよ。
また、ケイティ・リューングさんに関するエピソードでは、2007年に日本で行われた撮影会とサイン会に、自分自身の誕生日に渡航するのが嫌だと言う理由でチョウ・チャン役のケイティ・リューングさんのみが欠席するなど、ちょっと自己中心的な一面があるようですね。
ただ、あそこまでキャスティングにこだわっていたJ.K.ローリングさんがコネを許容するとは思えないので、ケイティ・リューングさんはあくまで実力で選ばれたと考えても良いのではないでしょうか?
チョウ・チャンは何人なの?
最後に、ハリー・ポッターに登場するチョウ・チャンは結局何人なのか問題について。
チョウ・チャンの国籍については、作中では明らかにされていません。
原作でも映画でも、何人かと言うことは明言されていないんですね。
こちらはチョウ・チャンに限らず、ハリー・ポッターに登場する他の生徒たちもハッキリ何人とは明言されていません。
ちなみに、チョウ・チャン役のオーディション開催の際の応募条件は、
イギリス人で、なおかつ東南アジア系の見た目の女の子
という条件がありました。
さらに、チョウ・チャン役に選ばれたケイティ・リューングさんは、香港系イギリス人とのこと。
原作・映画共に何人かということは明言されていませんが、おそらくチョウ・チャンという名前からして、中国系ということは間違いなさそうですね。
まあ、中国なので東南アジアではないのですが笑
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まとめ
- チョウチャンが可愛くないと言われるのは、原作では超絶美少女設定だったから
- チョウチャンが嫌いと言われるのは、尻軽と思われている、もしくはハリーたちを裏切ったから
- チョウチャンはおそらく中国人設定
『ハリーポッター』シリーズについては詳しく解説&考察しているので、その他の解説&考察記事もぜひ読んでみてくださいね!