『ちいさなプリンセスソフィア』シリーズで登場する”プリンセスアイビー”
しかし、プリンセスアイビーって、ソフィアシリーズでしか見たことがないような?
何がモデルになってるの?原作は?
ヴィランズなの?
などなど、疑問に感じる方は多いですよね。
また、アイビーの特徴でもある”白黒”のモノトーンから連想するのは、『不思議の国のアリス』の白の女王ではないでしょうか?
アイビーと不思議の国のアリスの関係はあるのか?
ソフィアにしか出てこないの?などについても解説していきます!
もくじ:好きなところに飛べます
プリンセスアイビーとは?
テレビ東京「ちいさなプリンセス ソフィア」(6月10日あさ7時30分~)は #ラプンツェル が登場するエピソードの前編。アンバーがソフィアのペンダントを盗んだせいで、悪者プリンセス・アイビーがあらわれ王国が大ピンチ! pic.twitter.com/wizTKduc5L
— ディズニー・チャンネル公式 (@disneychanneljp) 2018年6月8日
まずは、プリンセスアイビーがどんなプリンセスなのか?
プリンセスアイビーについて解説していきます。
プリンセスアイビーは、『ちいさなプリンセスソフィア』シリーズに登場するプリンセスで、髪の毛がツートーンの白と黒。
ドレスもトンボ柄の白黒のドレスを着ています。
ペットに白黒のスカンクを連れていて、飼っている蝶々も白黒と、全てが白黒のプリンセス。
色が嫌いで、蝶々の魔法を使って全ての物を白黒に変えることもできます。
アイビーの基本情報としては、
- 白と黒の王国に住んでいた
- 姉が女王になった
- 国を乗っ取ろうとして追い出された
- 島に閉じ込められていた
という感じですね。
プリンセスアイビーは元々”白と黒の王国”に住んでいましたが、お姉さんが女王になり、アイビーが国を乗っ取ろうとしたことで追い出され、『ゾッとする島』(アイビーが言うゾッとする島は色がカラフルと言うこと)に閉じ込められてしまいます。
『ちいさなプリンセスソフィア』のストーリーでは、2話登場シーンがありますが、登場するシーンや物語については後ほど詳しく解説しますね。
プリンセスアイビーのモデルになったのは何のお話?
『ちいさなプリンセスソフィア』と言えば、様々なプリンセスが登場することでも有名ですよね。
今まで登場したプリンセスには、
- シンデレラ(はじまりの物語)
- ジャスミン(12話)
- ベル(17話)
- アリエル(22-23話)
- オーロラ姫(24話)
- 白雪姫(26話)
- ムーラン(37話)
- ラプンツェル(43-44話)
- ティアナ(47話)
- メリダ(61話)
などのディズニープリンセスが登場しています。
ジャスミンは『アラジン』のプリンセス。
オーロラ姫は『眠れる森の美女』のプリンセス。
などなど、それぞれ別の作品のプリンセスが登場しています。
ということで、”プリンセスアイビー”も何かの物語のプリンセスのなのでは?と思い方も多いですよね。
しかし、調べてみましたが、プリンセスアイビーが登場する物語は、『ちいさなプリンセスソフィア』以外には見つけることはできませんでした。
ということで、おそらく『ちいさなプリンセスソフィア』オリジナルのキャラクターなのだと思われますね。
白と黒の王国が出てくるお話についても調べてみましたが、海外の童話などでもそのような童話は見つけることができず、童話から参考にしたということも考えにくいと思います。
ただし、現実世界でモノトーンの街並みがあるところを発見しました!
フロインデンベルクという地域で、ドイツの地域のようですね。
モノトーンで統一された地域で、建物が全てモノトーンになっています。
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すごくないですか?
めちゃくちゃ綺麗!!
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雪が降った光景もなんとも神秘的ですね。
ちょっと怖い感じもしますが、まだ植物のグリーンや、紅葉も楽しめるみたいなので、完全に白黒というわけではなく綺麗ですね。
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白黒でも、廃屋感は無いですよね。
プリンセスアイビーと何の関係があるかはわかりませんが、プリンセスアイビーがここに居ても違和感はないでしょうね・・・。
プリンセスアイビーはヴィランズなの?
そんなプリンセスアイビーについてですが、『ヴィランズなの?』と疑問をお持ちの方も多いですよね。
ヴィランズとは、ディズニーの物語に登場する悪役キャラクターのことで、
- マレフィセント(眠れる森の美女)
- アーシュラ(リトル・マーメイド)
- トレメイン夫人(シンデレラ)
- ガストン(美女と野獣)
- 悪い魔女(白雪姫)
- クルエラ(101匹ワンチャン)
- ゴーテル(ラプンツェル)
などなど、色々な悪役キャラクターがいますよね。
ヴィランズ=悪い女性
というイメージだったんですが、男性も含まれるそうです。
プリンセスアイビーは果たしてヴィランズなのか?についてですが、プリンセスアイビーは公式の『ディズニーヴィランズ』の中には所属していません。
というか、『ちいさなプリンセスソフィア』に登場する悪役キャラクターは、基本的にヴィランズの仲間入りはしていないみたいですね。
理由についてはわかりませんが、おそらく映画化されていないということが大きいかなと思います。
また、若干ネタバレになってしまいますが、プリンセスアイビーは一応改心するんですね。
なので、根っからの悪者ではありません。
そういった背景もあるため、プリンセスアイビーはディズニーヴィランズとはちょっと違った立ち位置であることがわかります。
プリンセスアイビーと『不思議の国のアリス』は関係ある?
そんなプリンセスアイビーですが、『不思議の国のアリス』に登場する”白の女王”や”赤の女王”と何かしら関係があるのでは?とも言われているみたいですね。
プリンセスアイビーは、果たして『不思議の国のアリス』のストーリーと何か関係があるのでしょうか?
『不思議の国のアリス』には、2人の女王が登場しますね。
赤の女王(イラスべス)
白の女王(ミラーナ)
の2人です。
赤の女王であるイラスベスが姉で、白の女王であるミラーナが妹という設定。
赤の女王は暗黒時代を支配した女王で、要するに悪者ですね。
妹の白の女王は、現在のアンダーランドの統治者となっており、良い方の女王になります。
白と赤など、色、カラーで区別されているので、おそらくプリンセスアイビーのことも『不思議の国のアリス』と関係があるのでは?と思った方も多いと思いますが、プリンセスアイビーと赤の女王、白の女王は関係ありません。
あくまでも赤の女王と白の女王は2人姉妹ということですし、『不思議の国のアリス』の最新作である『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でも、赤の女王の頭が大きくなった原因について明らかにされ、2人の姉妹の幼少期も登場します。
そちらでもプリンセスアイビーは登場していないので、プリンセスアイビーと『不思議の国のアリス』の関係はないと考えても良いと思います。
プリンセスアイビーが出てくるのはソフィアだけ?
では、結局プリンセスアイビーが登場するのは『ちいさなプリンセスソフィア』のストーリーだけなのでしょうか?
こちらについては
YES
だと思います。
今の所、プリンセスアイビーが登場するのは『ちいさなプリンセスソフィア』のストーリーのみとなっています。
今後、プリンセスアイビーと、その姉のストーリーができれば、面白そうですけどね。
『ちいさなプリンセスソフィア』でプリンセスアイビーが出てくるお話は?
最後に、『ちいさなプリンセスソフィア』で、プリンセスアイビーが出てくるお話について解説していきます。
43-44話 プリンセスアイビーののろい
プリンセスアイビーが登場するお話は、43話、44話と続けて放送された『プリンセスアイビーののろい』で登場します。
ソフィアの義理の姉のアンバーは、ソフィアが持っている魔法のペンダント、”アバローのペンダント”に不思議な力が込められていることを知ります。
そして、アンバーがソフィアが寝ているすきにペンダントを盗み、プリンセスを呼び出そうとします。
ラプンツェルを呼び出そうとしたアンバーですが、現れたのは聞いたことのないプリンセスの”アイビー”でした。
アンバーがペンダントを盗むという悪事を働いたために、ペンダントに呪われ、悪いプリンセスが現れたのです。
ペンダントを盗まれたことに気が付いたソフィアは、アンバーに「ペンダントを返して、なんか様子がおかしい(アイビーについて)」と言いますが、アンバーがソフィアにペンダントを返そうとすると、アイビーがペンダントを横取りします。
アイビーはエンチャンシア(ソフィアたちの王国)を乗っ取るために、ペンダントに自分が閉じ込められていた島に追い返されないように、ペンダントを壊そうとします。
さらに、アイビーは自分の魔法の蝶々を使って、城中を白黒に・・・。
ソフィアたちがセドリックにアイビーにペンダントを取られたことを相談すると、セドリックはドラゴンの長老・エバーバーンの炎でしかペンダントは壊せないから大丈夫だとなだめますが、その話をアイビーの蝶々が盗み聞きしていました。
アイビーはドラゴンの長老・エバーバーンの元へ。
ソフィアとアンバー、セドリックも追いかけます。
しかし、ソフィアたちはアイビーのせいで崖の下に閉じ込められてしまいます。
そこに現れたのがラプンツェルでした。
ラプンツェルの長い髪を使って、ソフィアとアンバーは無事脱出。
ドラゴンの力を借りてアイビーを止めに城へ向かいます。
アイビーはすでに城に到着し、ローランド国王に呪いをかけ、今日起きた出来事を忘れさせます。
次々に呪いをかけ、国を乗っ取ろうとするアイビー。
最後にソフィアに呪いをかけようとしますが、アンバーが命がけでソフィアを庇い、アンバーはその日の出来事を忘れてしまいます。
すると、アイビーが白黒にした白が綺麗な色に戻っていき、アイビーは消えていきます。
アンバーが自分の危険も顧みず、ソフィアを守ろうとしたことでペンダントの呪いが解けたのでした。
ーおわりー
プリンセスアイビーが初めて登場したお話は、こんな感じのお話になっています。
96話 アイビーのこころのいろ
テレビ東京系で毎週日曜朝7時30分~放送の「ちいさなプリンセス ソフィア」。明日の放送は、全てを白黒の世界に変えてしまうプリンセス・アイビーが再び登場。今回はソフィアが困っているアイビーを助けることに。アイビーの大切な蝶をつかまえて、問題は解決したはずだったが・・・。 pic.twitter.com/YjDyPZlRqx
— ディズニー・チャンネル公式 (@disneychanneljp) 2018年2月3日
続いてアイビーが登場するのは、96話、ソフィアの新シリーズになってからのお話で、『アイビーのこころのいろ』というお話です。
ソフィアが城にいると、友達の動物、ミアやロビン、そしてクローバーが眠り病という病気にかかってしまいます。
さらにそんな時、ソフィアはペンダントに呼ばれて、ある島にやってきます。
(ソフィアのペンダントは助けて欲しいプリンセスがいるときに光る)
その島は全てが白黒。
すると、そこへプリンセスアイビーがやってきます。
なんと、その島はアイビーが閉じ込められている島だったのです。
アイビーに何か困っていることはないかと聞くソフィアでしたが、「何もない」と答えるアイビー。
しかし、アイビーのペットのスカンクの”ロマ”から、アイビーの蝶々がいなくなって困っているんじゃないかなと教えられます。
アイビーは渋々ソフィアを連れて蝶々を探しに行くことに。
ソフィアに付いてきたリスのワットノットが木の上から探すと、蝶々たちはお花畑にいることがわかりました。
さらに驚いたことに、白黒の蝶々たちは、そのお花に触れると色鮮やかな色に変わり、生き生きとしていました。
蝶々たちを網で集めるソフィアとアイビー。
しかし、全ての蝶々を集めてもソフィアは帰ることができません。
「何か別の理由があるんだ」
そこへ、妖精のネトルさんがやってきます。
ネトルさんは、眠り病を治す花、『おはようデイジー』を作っていました。
しかし、花は魔法の蝶々(アイビーの蝶々)がいないとすぐに枯れてしまうのです。
『おはようデイジー』を使えば、眠り病にかかったクローバーたちを助けることができる。
ソフィアはアイビーの城へ行き、蝶々たちを連れてこようとします。
アイビーは「私には関係ない」と、ソフィアたちを追い返しますが、アイビーのペットのロマの協力を得て、ソフィアとネトルさんは蝶々を連れ出すことに成功。
しかし、そこへプリンセスアイビーがやってきます。
「私の蝶々を勝手に連れ出さないで」
そんな時、アイビーのペットのロマも眠り病にかかってしまいます。
アイビーは初めて込み上げてくる感情に困惑していました。
「なぜ涙が出るの?」
アイビーは、ロマが眠り病にかかって初めて友達の大切さに気づいたのです。
そして、アイビーはロマを助けるため、蝶々を使って良いと言います。
『おはようデイジー』がまた花を咲かせ、眠り病になった動物たちを助けることができました。
さらに、アイビーはおはようデイジーを作ることを手伝うことにし、ネトルさんとお友達になることができました。
ーおわりー
ということで、先ほど解説した通り、プリンセスアイビーは優しい心を持つことができ、悪いプリンセスから良いプリンセスになることができたんですね。
今回のまとめ
- プリンセスアイビーのモデルや原作はおそらくない
- プリンセスアイビーはディズニーヴィランズではない
- プリンセスアイビーと『不思議の国のアリス』はおそらく関係ない
- プリンセスアイビーが出てくるお話は43-44話と96話
ちいさなプリンセスソフィアに登場するプリンセスアイビー。
プリンセスアイビーが今後も登場することに期待ですね!