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【ゴンフリークスがうざい・嫌いと言われる理由】性格がサイコパス?

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元気で素直で怖いもの知らず、ときどき無茶はするけれど、動物にも好かれるほどピュアな心の持ち主…それが『ハンター×ハンター』連載当初のゴン=フリークスの印象でした。

プロハンターである父親に会いたい一心でハンターを目指すという動議づけも、少年漫画の主人公としては王道といえるでしょう。

ところが、物語が進むにつれて、「ゴンってなんだかウザくない?」「サイコパスっぽいよね」といった声がチラホラ聞こえてきました。

なぜ読者はゴンに共感できなくなってしまったのでしょうか?

ここではその理由について考察していきたいと思います。

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ゴン=フリークスのプロフィール

ゴンはくじら島出身で、ハンターを目指すきっかけになったのは、プロハンターであるカイトとの出会いでした。

父親であるジン=フリークスが世界でもトップクラスのハンターであると聞かされ、ジンに合うためにハンター試験を受けることを決めました。

 

ゴンは好奇心旺盛で直情型。

考えるよりも前に行動を起こしてしまうタイプです。

ヒソカは独自のオーラ別性格分析で、ゴンは強化系で性格は『単純で一途』と指摘しました。

水見式でも強化系という結果が出ています。

 

必殺技は『ジャジャン拳』。

握った拳に念パワーを集中させ、ジャンケンに見立てて3種類の攻撃を放ちます。

ゴン=フリークスがうざい・嫌いと言われる理由

ゴンの魅力は、裏表のない素直さ、前向きな明るさ、正直で自分を貫く意志の強さ…などがあげられるでしょう。

その得がたい魅力で、ゴンは出会った人々を次々に魅了していきます。

ハンター試験で出会ったキルア、クラピカ、レオリオはもちろん、殺人狂と恐れられているヒソカさえもゴンに魅せられてしまったひとりです。

しかし、物語が進むにつれて「自己中でワガママ」「行動に一貫性がない」「周りに迷惑をかける」…このような印象を抱かせるような行動や言動が随所に見られるようになり、アンチが増えていったと思われます。

 

連載の序盤で、すでにゴンの身勝手さを象徴するようなシーンがありました。

ハンター試験の最終試験、対ハンゾー戦です。

明らかに実力差があったにもかかわらず自己中なワガママを押し通し、結果的には勝ちを手に入れました。

ゴンの意志の強さを垣間見たシーンでもありましたが、腑に落ちない勝負の付き方に戸惑った読者も少なくなったのではないでしょうか。

 

ヨークシン・シティ編では、幻影旅団に追い詰められ、キルアが無茶な方法でゴンを逃がそうとしたときにこんな台詞を口にしています。

「オレはいいの! でもキルアはだめだ!」

ゴンの自己中を決定づけるシーンでしたね。

 

ヨークシンでは、仲間の眼を取り戻すために復讐心を抱くクラピカに対して「できれば復讐はしてほしくない」と、いかにも真っ当な思いを口にしていました。

しかしキメラアント編では、カイトの復讐のためピトーを完膚なきまでに叩き潰したという矛盾。

カイトの死を知らされ冷静さを失っていたという事情はあるものの、この一貫性のなさに、違和感を覚えてしまった読者もいるようです。

 

アンチを増やしてしまった極めつけは、ピトーに遭遇したときにキルアに対して放った逆ギレの台詞でしょう。

ピトーへの怒りから冷静さを失っているゴンに助言するキルアに、ゴンはこう言い放ちました。

「キルアはいいよね」「関係ないからっ」。

それまで命がけで戦ってきたキルアを応援してきたファンは、ゴンに嫌悪感さえ抱いたのではないでしょうか。

 

ほかにも、パームとデートについてやりとりをするときのザワつくシーンもウザかったですね。

しかもその後に「デートしたことがあるのか」と聞くキルアに、あっさりと「あるよ」と答え、かなりきわどい女性経験を告白していました。

ゴンをピュアな少年だと思い込んでいた読者にとっては、かなりショックは発言でした。

ゴン=フリークスの性格はサイコパス?

一部の読者の間では、「ゴンはサイコパスなのではないか」という憶測が飛び交っています。

サイコパスとは、『反社会性パーソナリティ障害』のひとつで、最も大きな特徴は『良心の欠如』と言われています。

人の痛みに鈍感で、自己中心的な行動で人を苦しめても罪悪感がありません。

恐怖を感じることもなく、道徳観念が希薄で善悪の区別ができない、責任感がないという面も持ち合わせています。

しかしサイコパスは人の心をつかむ能力に長けていることが多く、いわゆる『人たらし』で、一見魅力的な人物に見えるのが厄介なところです。

ゴンに該当する要素が少なからずあると思いませんか?

 

例えば、ハンター試験の4次試験では、ヒソカが、ゴンのターゲットであることがわかった瞬間、ゴンはワクワク感で興奮していましたね。

「成長する見込みのある相手にはトドメを刺さない」というヒソカに見逃してもらったおかげでハンター試験を無事に乗り切りましたが、死ぬことを恐れるどころか、殺人狂のヒソカに一片の恐怖も感じないゴンには、危うさを感じました。

 

グリードアイランド編では、ゲームのラスボスともいえるレイザーを前にしても、ゴンは臆するどころか、ゾクゾクしながら「すっげぇ」と、嬉しさしかこみ上げてこなかったようです。

グリードアイランドの終盤で展開されたゲンスルーとのカード争奪戦でも、「一泡吹かせたい」という理由から、自分の腕が破壊されることを承知の上で勝負に挑みました。

恐怖心など微塵も感じないゴンに、読者も一種の恐怖を感じたのではないでしょうか?

 

ヨークシン・シティで知り合ったゼパイルは、ゴンに贋作やヨコヌキについて解説していましたが、そのからくりに対して素直に感動するゴンに、こんな評価を下しています。

「こいつは善悪に頓着がない」「危ういんだ…言うなれば」と。

 

ゴンのサイコパス説を最も決定づけたのが、キメラアント編でピトーと戦うために『ゴンさん』へとパワーアップした時ではないでしょうか?

恩人であるカイトを壊されたことで、ゴンの中では何かが壊れたのか、ピトーに対峙しているときのゴンの瞳からは光が失われ、おぞましささえ漂わせていましたね。

カイトの死を知らされた後は、王メルエムのために人間であるコムギを守り続けたピトーの気持ちなどお構いなしで、最強の殺人マシンに成長した『ゴンさん』は、ピトーを跡形もなく潰し続けたのです。

ただ、ピトーにトドメを刺した後に見せた涙が救いではありました。

 

サイコパス的な行動や言動が目につくゴンですが、ゴンは本当にサイコパスといえるのでしょうか?

サイコパスであるかどうかの線引きは難しいとされています。

サイコパス的な脳でありながらも、社会と折り合いをつけて問題なく生活しているケースもあり、このような場合『マイルド・サイコパス』と呼ぶこともあるそうです。

もしかしたらゴンは、マイルド・サイコパスの範疇に入るのかもしれませんね。

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まとめ

  1. ゴンは父親ジンに会いたい一心でハンターを目指した
  2. ゴンに共感できなくなっている読者がいる
  3. ゴンは『マイルド・サイコパス』の可能性がある

これまでのゴンの行動や言動を検証してみると、ゴンにはサイコパスとしての素地が備わっているのかもしれませんね。

幼さ故の無知や無茶もあるのでしょうが、周囲の仲間たちと比べると、人間としてはどこか欠陥があるようにも見えます。

『一生懸命すぎて我を忘れてしまうから、それがサイコパス的な姿に映る』というロジックも成り立たないわけではありませんが、ゴンは心の中に深い闇を抱えていそうな危うさがありますね。

キメラアント編を境にゴンはオーラが出なくなったこともあり、本編に登場するのはかなり先になるでしょう。

それまでにどんな成長を遂げているのか、それともさらに闇落ちしているのか…どちらにしても楽しみな展開が期待できそうです。

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