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テセウスの船の音臼村のモデルは北海道で実在する?なぜ宮城に変更されたのかやロケ地は?

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2020年冬ドラマとしてスタートした『テセウスの船』

竹内涼真さんが主演をされていますが、演技派の俳優さんばかりが出演されていて早くも話題になっていますね。

そんな『テセウスの船』ですが、原作漫画があり、舞台となる『音臼村』の場所が北海道から宮城県に変更されています。

なぜ『音臼村』の場所が北海道から宮城に変更になったのでしょうか?

実在する村なのか?場所はどこなの?などについても解説していきます。

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音臼村は実在する?

『テセウスの船』の舞台となっている音臼村ですが、この村は実際には存在しない村で、架空の地域になります。

『音臼村』という名前自体も、とても珍しい名前ですよね。

音臼村のモデルになったのはどこ?

では、そんな音臼村のモデルになったのはどこの町や村なのでしょうか?

ヒントになるのは、『テセウスの船』の原作の作者である東元俊哉さんは北海道出身ということ。

ドラマでは舞台が宮城県になっていますが、音臼村自体は北海道のどこかをモデルにした可能性が高いと考えられます。

北海道に実在する村

では、北海道に実際に『音臼村』が存在するのか?北海道に実在する村名を調べてみました。

北海道にある村は以下の通りです。

  1. 音威子府村(おといねっぷむら)
  2. 神恵内村(かもえないむら)
  3. 猿払村(さるふつむら)
  4. 更別村(さらべつむら)
  5. 占冠村(しむかっぷむら)
  6. 新篠津村(しんしのつむら)
  7. 島牧村(しままきむら)
  8. 初山別村(しょさんべつむら)
  9. 鶴居村(つるいむら)
  10. 泊村(とまりむら)
  11. 中札内村(なかさつないむら)
  12. 西興部村(にしおこっぺむら)
  13. 真狩村(まっかりむら)
  14. 留寿都村(るすつむら)

さすが土地面積の広い北海道。かなりの村数がありますね。

現在日本には約183の村がありますが、その中で14個も村がある北海道はかなり村が多い地域であると言えますね。

しかし、現在存在している村には『音臼村』という村はない様子。

『音』という文字がつく地域として、『音威子府村(おといねっぷむら)』が存在しますが、『音』という漢字の共通点だけですね。

 

廃村になった村

ちなみに、北海道で廃村になった村もいくつかあります。

  1. 厚田村(あつたむら)
  2. 落部村(おとしべむら)
  3. 大滝村(おおたきむら)
  4. 北村(きたむら)
  5. 白滝村(しらたきむら)
  6. 洞爺村(とうやむら)
  7. 椴法華村(とどほっけむら)
  8. 忠類村(ちゅうるいむら)
  9. 浜益村(はまますむら)
  10. 東藻琴村(ひがしもことむら)

しかし、残念ながらこの中にも『音臼村』は存在しませんね。

 

ということで、『テセウスの船』に登場する『音臼村』は架空の地域であり、地名に関しても『架空の名前』であることがわかりました。

 

北海道には『音』や『臼』とつく地名が多数存在するため、その中で文字って『音臼村』とつけた可能性が高いです。

例えば、

  1. 音更町
  2. 乙輪町
  3. 音江町
  4. 臼尻町
  5. 浦臼

など、『音』や『臼』がつく地名が多数存在します。

 

故郷である北海道を舞台にした漫画(ドラマ)のため、北海道の地名によくある『音』や『臼』という漢字を使用したと考えられますね。

 

音臼村のモデルの町や村はある?

『テセウスの船』で登場する『音臼村』の基本情報と似ている地域が音臼村のモデルとなった地域かもしれないので、まずは『音臼村』の基本情報を紹介します。

 

音臼村の情報
  1. 1989年には1200人ほどが生活していた
  2. 2020年にはダム建設によって沈んでしまうことになる(原作では2017年)
  3. 1989年に音臼岳で雪崩が起き、雪崩に巻き込まれた住人が札幌市内の病院に搬送される(原作での描写)

以上の情報を踏まえて、北海道に実在する場所をモデルにしたのか?検証してみましょう。

 

北海道で実際にダム建設によって沈んでしまった集落はいくつかあります。

  1. 岩尾内ダム
  2. 滝里ダム
  3. 小平ダム
  4. 中幌ダム
  5. 忠別ダム
  6. 夕張シューパロダム
  7. 温根別ダム
  8. 金山ダム

などです。

その中でも『音臼村』の状況に近いと言われているのが以下の3つの地域です。

 

1.岩尾内ダム(士別市朝日町似峡)

1つ目は、北海道にある岩尾内ダムです。

元々あった集落は、朝日町第二という集落で、

  1. 岩尾内
  2. 上峡
  3. 茂志利

などの173世帯の集落があった場所です。

この地域の基本情報
  1. ダム完成 1971年
  2. ダム建設前の人口:約800人
  3. 小中学校や診療所、交番、旅館、映画館などもあり栄えていた
  4. ダム建設に対する反対運動が激しかった
  5. ダム建設による全戸移転を余儀なくされた

 

ただし、ダム完成時期が1971年のため、舞台となった『音臼村』以前にすでにダム建設がされていますね。

ただ、舞台となった『音臼村』同様に、小中学校があったり、診療所があったりなど、それなりに栄えた場所であったという部分では共通していると思います。

 

2.滝里ダム

もう1つのダムは、滝里ダムというダムです。

この地域の基本情報
  1. ダム完成 1991年(平成3年)
  2. 水没農村地域が150ヘクタール以上
  3. 小中学校などがあった
  4. 滝里駅という駅があったが、ダム建設により湖底に沈んだ

こちらのダムも、水没した場所に駅があったり、小中学校があったこと、さらには水没農村地域が150ヘクタール以上ということで、かなり大きな場所であったことが伺えますね。

自分が住んでいた場所がダムになり湖底に沈んでしまうことを考えると・・・なんだか切ないですよね。

 

こちらは『滝里駅』という駅があり、ダム建設によって駅が湖底に沈んでしまっています。

『音臼村』にも『音臼駅』という駅があったことから、少し状況が似ている気もしますね。

 

3.夕張シューパロダム

もう1つのダムは、夕張シューパロダムです。

夕張市といえば、あの夕張メロンでお馴染みですが・・・

この地域の基本情報
  1. ダム完成 2015年
  2. 人口2万5000人→1990年には1500人
  3. 町の北東に夕張岳という山がある
  4. 札幌から車で1時間半くらい

基本情報を見てみると、かなり『音臼村』の状況に近い感じもしますね。

人口に関しても1200人と1500人で近いところがあります。

さらに、音臼村のように近くに山があり、札幌市内からもそれほど遠くはない。

 

『夕張シューパロダム』の場所が1番モデルとしては近いのかもしれませんね。

 

定山渓ダム

定山渓ダムも、モデルとして近いのでは?と言われています。

こちらは北海道札幌市南区にあるダムで、旧名は『小樽内ダム』

このダムは、『テセウスの船』の舞台になっている1989年に完成しています。

 

年数が同じということから、何か関係があるのでは?とも言われていますが、こちらのダムの場合は集落を潰して建設された訳ではないため、関連性は低いと考えられますね。

 

 

上記の情報を踏まえ、もう一度『音臼村』の状況と照らし合わせてみると、やはり『夕張シューパロダム』の地域が1番モデルとしては近いのかな?と思います。

音臼村 夕張シューパロダム
人口 1200人 1500人(1990年)
ダム建設 2017年 2014年
札幌までの距離 救急車で搬送される距離 車で1時間半ほど
音臼岳 夕張岳

 

こうして比べてみても、似通っている部分が多い気がしますね。

 

音臼村が北海道から宮城に変更されたのはなぜ?

音臼村のモデルとなった場所はどこなのか?について検証してみましたが、原作では『北海道』が舞台だったのに、ドラマではなぜか『宮城県』が舞台になっています。

音臼村がなぜ北海道から宮城県に変更されてしまったのでしょうか?

 

現在詳しい理由については特に公表はされていません。

考えられるとすれば、同じようなタイムリープ作品である『僕だけがいない街』が関係しているかな?と思いました。

 

『僕だけがいない街』は、2012年に発売された漫画で、アニメ化や映画化もされた人気作品です。

悪いことが起こるとタイムリープしてしまう主人公を中心に物語が展開し、主人公が自分が小学生だった時代に戻り、母親の死の真相や、同級生の謎の死の真相に迫るというストーリーになっています。

 

『僕だけがいない街』の作者である三部けいさんも北海道出身ということで、『僕だけがいない街』の舞台も北海道に設定されています。

ストーリーが『タイムリープ』を題材にしていること、さらには舞台が『北海道』という部分で似通った点が多いことから、もしかしたら舞台だけ『宮城県』に変更したのかな?と思いました。

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宮城はそんなに雪が降らない

ちなみに、宮城県に住んだことがある筆者から言わせると、宮城はあんなに雪降りませんwww

あんな豪雪地帯ではないので、宮城県民はさぞ不思議に感じていることでしょう。

雪は降りますが、あんな豪雪地帯ではないです。

雪の降る量からすれば、山形県や秋田県、青森県などの方が雪は降りますね(日本海側ということもあるので)

 

ちなみに、宮城県には『村』は『大衡村』という村が1つあります。

大衡村は自衛隊駐屯地があり、小中学校などもあり、中心地である仙台市内まで車で40分くらい。

1972年に建設された『牛野ダム』というダムもあります。

近くは山に囲まれているため、『音臼村』の条件とちょっと似ている部分はありますが、大衡村は多分関係ないでしょう。

 

勝手な憶測としては、あんな感じの村の雰囲気は

  1. 蔵王
  2. 七ヶ宿

あたりの地域っぽい感じだなと思います。雪が結構降る地域なので。

位置的には県南で山形県よりの場所です。

 

あと、個人的に気になったのは『訛り』です。

元々北海道が舞台のストーリーだけに、セリフの訛りが全然宮城県の訛りではないんですよね。

宮城の場合は『んだ』『っぺ』『だべ』という濁点がつく訛りが多いです。(特に山の方の地域)

北海道の方がどんな訛りなのかはわからないですが、少なくとも宮城県やその界隈の東北訛りとはちょっと違うなと感じました。

宮城でのロケ場所はどこ?

最後に、『テセウスの船』のロケ場所について紹介していきます。

音臼小学校:松田小学校(栃木県足利市)

『テセウスの船』で重要な役割を担う音臼小学校のロケは、栃木県足利市の『松田小学校』でロケが行われました。

すでに廃校になった小学校のようですね。

 

三島医院:佐野市国保常盤診療所(栃木県佐野市)

亡くなった三島千夏ちゃんのお父さんが営む三島医院。

こちらも栃木県佐野市にある『佐野市国保常盤診療所』というところで撮影が行われたそうです。

 

音臼駐在所:佐野市下秋山公民館(栃木県佐野市)

心の父親一家が住んでいた音臼駐在所。

こちらも栃木県佐野市にある『佐野市下秋山公民館』というところでロケが行われたそうです。

 

宮城県警察:筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市)

宮城県警察として登場したのは、茨城県笠間市にある『筑波海軍航空隊記念館』だそうです。

『宮城県仙台南警察署』は実在する場所なので、宮城で撮影したのかと思いきや・・・

場所は茨城県でした(笑)

 

木村メッキ工場:株式会社Y・S製作所(栃木県佐野市)

ドラマの中で芦名星さんが働く『木村メッキ工場』は、栃木県佐野市にある『株式会社Y・S製作所』という場所がロケ地になっています。

今後も度々登場しそうですね。

 

雪崩が起きた荒川橋(新潟県魚沼市)

1話で雪崩が起きた荒川橋は、新潟県魚沼市にある『蛇子沢の前嵓橋』という場所です。

確かにこの雪の感じがそっくりですね。

 

田村心と父親が入った温泉:秋山郷雄川閣(長野県下水内郡)

1話のラストで田村心と父親が一緒に入った温泉は、長野県下水内郡にある『秋山郷雄川閣』という場所です。

自然に囲まれたとても素敵な場所ですね!

まとめ

以上!今回は『テセウスの船』の音臼村のモデルになった場所についての検証や、なぜ舞台が宮城になったの?

ロケ地はどこなのかについて紹介しました。

今後の展開も気になりますね!

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