2019春ドラマ

彼女が好きなものはホモであって僕ではないのラストの結末ネタバレ!感想とドラマとの違いもまとめ

彼女が好きなものはホモであって僕ではないのあらすじとネタバレ!

この記事では、『腐女子うっかりゲイに告る』の原作小説:『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のネタバレや感想、実写ドラマとの違いなどについてまとめてみました!

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『腐女子うっかりゲイに告る』原作小説は?

2019春ドラマとしてスタートする『腐女子うっかりゲイに告る』は、『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』という小説が原作となっています。(現在品切れ間近ですが、Kindleでも配信されています)

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浅原ナオトさんという方が原作の小説で、LGBTをテーマにしたストーリーとなっています。

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のあらすじと結末ネタバレ

では、そんな『腐女子うっかりゲイに告る』の原作小説である『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のあらすじと、ラストの結末のネタバレについて紹介していきます。

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のあらすじ

三浦紗枝がBL本を購入しているところに遭遇

ゲイであり親子ほど年の離れた恋人のいる高校生、安藤純。

彼はある日、クラスメイトの三浦紗枝がBLの本を買うところに遭遇してしまう。

紗枝はBLが好きな腐女子であるということを公にしていないため、純にも口止めをする。そのことがきっかけでふたりの距離は縮まり、紗枝は純に思いを寄せるようになる。

 

恋人のマコトさんの存在

一方純には、マコトさんという恋人がいる。

マコトさんは妻子持ち。実は純と同じ年頃の息子がいて、そんな息子に対して性欲を抱いてしまい、それを発散させるためにインターネットで出会いを求めた。

そこで出会ったのが純だ。ふたりは逢瀬を重ね、愛を深めていく。

 

純は、ゲイではあるが、結婚願望も、将来子供がほしいという望みをもっている。

結婚をして子供をもって、しあわせに暮らしたい。それが純の望みであり、けれどその願いに反して、純の体は男性に対してのみ反応してしまう。

 

ミスター・ファーレンハイトの存在

また、純には心のうちやすべてを洗いざらいに話せる相手がひとりいた。

その相手は、ネット上での友達である“ミスター・ファーレンハイト”だ。

彼は純と同じゲイであり、そしてHIVのキャリアを持っている。これはかつて亡くなった恋人からもらってしまったキャリアである。

純にとってミスター・ファーレンハイトは気持ちを分かりあえる同士であり、そしてさまざまな経験をしてきて、純が探している言葉や思想をくれる神様のような存在でもあった。

 

紗枝と交際を始める純

紗枝は純に想いを伝え、ふたりは交際を始める。

もちろん純がゲイであることは紗枝には秘密だし、マコトさんとの関係も秘密だ。自分だって他の男子と同じように、女子に対して性欲を持てるはずだ。

そして何より、純は紗枝のことはとても好きになっていた。しかし、そのふたりの関係も、純の身体的問題によりなかなか進展はしていかない。

 

 

この純と紗枝の関係を主軸とし、先述した登場人物の他に純の親友である亮平やその友人の小野、マコトさんとの待ち合わせ場所である喫茶店のオーナーであるレズビアンのケイトさん、純の母親などが登場し、純が自分のアイデンティティと向き合い、周りを巻き込みながら成長していくストーリーである。

 

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のラストの結末ネタバレ

純は『男性』として好きになることはできなかった

最終的に純は紗枝のことを、“ペニスのたたないすき”ではあるが、“ペニスのたつすき”になることは出来ず、ふたりは恋人と言う関係は解消することになる。

けれどお互いに、特別で大切であることは変わらず、ふたりなりの信頼関係を続けていくことになる。

 

小野にゲイであることをカミングアウトされてしまう

また、小野によって自身がゲイであることを学校でカミングアウトさせられてしまい、純は飛び降り自殺を図る。

結局命を絶つことは出来ず、周りは理解を示してくれたが、転校することを純は決意する。

 

マコトさんとの関係も終息する

この転校に伴い、マコトさんとの関係も終わりを迎える。

 

ミスター・ファーレンハイトは自殺する

ミスター・ファーレンハイトは自殺してしまう。

純は彼の最後の願い(自分が死んだあとは、亡くなった恋人の墓に彼との思い出のレコードを供えてほしいというもの)を叶えるため、紗枝と共にミスター・ファーレンハイトの家に行く。

そこで発覚したことは、ミスター・ファーレンハイトはまだ純より幼い中学生だったということだった。

まだまだ若く、いくらでも道があったはずのミスター・ファーレンハイトの選択に、純は涙を流す。

 

純の心情

ゲイであることを自覚し同性の恋人もいたが、実は自分が自分自身のことを一番嫌いで受け入れることが出来ていなかった純。

本当は女性を愛することのできる男として生まれてきたかった。

紗枝との交際によって変われるかもしれないと望みをかけたけれど、それも叶わず、自分の人生に疲れた純は飛び降り自殺を図ったのだ。

けれどそのままの自分のことを受け入れてくれる紗枝や亮平、母親の存在によって、自分のことを認められるようになる。

 

一度は自分の命を盾に、周囲にも自分の存在を認めさせた純。

しかし今度は命を盾にするのではなく、きちんとありのままの自分自身で歩いていきたい。

そう思った純は、新しい学校でのスタートを選んだ。

 

ラストシーン

ラストシーンは新しい学校での純の自己紹介で終わる。

純はふたつの自己紹介を用意していた。無難なものと、無難じゃないもの。そのどちらを選んだのか。

”「初めまして! 東京から来ました、安藤純と言います!」
 決めた。あっちにしよう。
「僕は――」”

出典:『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』より

という、___部分は明記せずにこのセリフは終わっている。

純が選んだのはどちらだったのか、それは読者次第ということだ。

 

しかし、この終わり方は、純が自分自身に胸を張ってスタートとしていこうという純の新たな意気込みが感じられる終わり方となっている。

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の感想

普段はあまりウェブ小説は読まないのですが、この作品は一ページ目を読んだ時から世界に引き込まれてしまい、一気に読んでしまった作品です。

BLやゲイには免疫はありませんでしたが、現実に身近にある出来事だと感じ、登場人物たちに感情移入をして苦しくなったり腹が立ったり悲しくなったり嬉しくなったりと、喜怒哀楽すべてをこのひとつのストーリーで感じました。

 

LGBTという言葉をよく耳にするようになった昨今ですが、ここまで具体的に、そして心情の部分まで深く切り込んでくる作品に出会ったのは初めてのことでした。

ゲイだからって、何も変わらない。ゲイだけど、結婚もしたいし子供も欲しい。ただただ身体のセンサーが反応しないだけ。

そういった純の切実なおもいがひしひしと伝わってきて、とても苦しかったです。

また、純を取り巻くキャラクターたちがみんな本当にあたたかく、そして個性的で、愛すべきキャラクターたちでした。

 

ゲイに対して偏見を持ち、気持ち悪いと感じ、学校のみんなに広めた小野は、一番現実にいそうなキャラクターだと感じました。

きっと小野のもっている気持ちは、異性愛者ならば少なからず持ち合わせているものだと思うからです。

純も紗枝も、小野も亮平も高校生。

まだ若いからこその未熟さや、まっすぐさ、不器用な偏りが見事に描かれていて、“いやなやつ”は一人も出てこなかったように感じます。

 

また、ミスター・ファーレンハイトの存在感も一際でした。

ストーリーの構成にQUEENの楽曲や背景が組み込まれており、ひとつの映画を見ているような気持ちでした。

純や周りのキャラクターたちの成長していく様を、まるで同じ教室で気持ちで見守っているような作品です。

 

終業式のシーンがあるのですが、生徒たちの騒ぎ声や走る音、巻き起こる風をも感じ、まるでわたしも体育館にいるようでした。

このシーンは、紗枝が全校生徒の前で自分が”ホモ”が大好きだとカミングアウトし、”ホモ”という偏見で固められた純の本当の姿や彼の心情を語り、自分がそんな彼を好きだということを話すシーンなのですが、もちろん教師陣によってそれは途中で阻止されそうに。

 

しかしここで活躍するのが、亮平や小野。

全校生徒を巻き込んでの大騒動。

ここでのシーンは、生徒たちが一丸となり、最終的には教師陣も優しく見守り、同性愛者も異性愛者も関係なく大切なことを伝えようとする紗枝や純を応援するシーンで、わたしとしては一番のおすすめのシーンです。

何度も涙を流し、読了後は複数の友人にすすめてしまったほど。

 

人と違うことは悪いことではない。

けれど誰もが、それぞれに思いを抱えて生きている。大切なことを教えてくれる素晴らしい作品でした。

 

(上記は本サイト読者さんの個人的な感想になります)

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まとめ

今回は、『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のネタバレや感想についてご紹介しました!

LGBTの葛藤を描いた作品となっていて、色々考えさせられるところがありますね。

恋愛対象が同性でも異性でも、それ以外だとしても、差別や偏見がない世の中になる日が少しでも早く訪れるといいですね。

Thank you

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